子育て日記

【子育て日記】新生児訪問と子育てについて学んだこと。【生後0ヶ月】

今日は市の保健所から保健師さんが新生児訪問に来ました。

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新生児訪問とは?

産まれた赤ちゃんの家庭に保健師さんや助産師さんが訪問してくれる制度・サービスが新生児訪問です。

自治体によって呼び方は異なるようで私が住んでいる自治体では「乳児家庭全戸訪問」という名称になっており、現在は保健師1人と助産師2人で対応しているとのこと。約30万人の市でも3人で対応しているんですね。

自治体情報によると生後4ヶ月までに訪問するとのことでしたので、うちの場合は生後1ヶ月健診前の訪問でかなり早めだったのかもしれません。

訪問までの流れとしては、まず子どもが産まれて出生届を市役所に出したときに「新生児訪問の日程調整で後日お電話差し上げます」という説明を受けます。そこで日中に連絡可能な電話番号を知らせておいて、訪問予定の保健師さんから直接電話がかかってきて日時を決めました。

訪問対象としては産婦さんと概ね生後4ヶ月までの赤ちゃんということで母子のみで大丈夫なのですが、うちの場合は夫婦ともほぼ育休生活ですから夫婦で訪問対応しました。

育児不安についても相談もできるので、もし夫の育児参加について相談したい場合には母子のみの方が良い場合もあるかもしれませんし、逆に夫婦で話を聞きたい場合で夫が普通に働いている場合には有給休暇を取るなどして時間合わせるのもおすすめです。

ちなみに里帰り出産で住民票がある自治体とは別の自治体で一時的に生活している場合には、里帰り先の自治体に新生児訪問を頼むことができるようですね。

新生児訪問当日の流れと内容

うちの場合は訪問時間は13:30からで全体で約1時間半くらいでした。ざっくりとした流れは以下のようなもの。

・新生児の体重測定と簡単な健康状態についての確認

・母親の退院後の健康状態などについてヒアリング

・健康維持と育児についてのアドバイス

・子育て支援情報について

自治体や訪問時の新生児・乳児の様子(寝ているとか起きているとかぐずっているとか)によっても内容や順番は変わるかもしれませんね。今回は我が子がミルクを飲んだ直後で寝ていたので、最初に体重測定などを終わらせてしまってから細かい話に入る流れでした。

新生児の体重測定と簡単な健康状態についての確認

まずは赤ちゃんの健康状態についての簡単な確認。

保健師さんがベビースケールを持参してくれますので、赤ちゃんを裸にして(オムツまで取って)グラム単位で計測します。その際、肌に湿疹が無いかとか臍の緒が取れたあとの状態なども一緒に確認します。

自宅にベビースケールがある方であれば日常的に計測していたりするのかもしれませんが少数派ではないでしょうか。大人用の体重計で自分で計測したあとに子どもを抱っこして差分をみてみたりはできますがグラム単位ではなかったり誤差が結構あったりもします。

うちでもたまに大人用の体重計でざっくり計測してみましたが、新生児訪問でベビースケールで計測した数値とは300gくらい差がありました。具体的には差分計測で約4000g、ベビースケールで約3700g。

誕生時の体重が約2600gだったので順調に体重が増えていて安心したものの、1日の増加幅が思ったより大きいのでミルク量を調整した方が良いかなという感じ。まだ母乳が出にくいのでミルク量だけで1日の必要量を考えていたのですが、意外と授乳できていたのかもというのが見立てです。

あと肌の状態などについては問題なし。退院して少ししたあたりで首元にあせもができていたのですが今はほぼ出ていません。

退院後1週間健診からそれほど経っていないのとすぐに1ヶ月健診もあるので、今日の健康状態の確認は安心材料としてという感じかなと。ただ訪問時期が4ヶ月以内ということですから、タイミングによっては直近に健診が無い場合もあるので助かりますよね。

母親の退院後の健康状態などについてヒアリング

新生児の健康状態の確認が終わったら、次は母親の退院後の状態についての直接ヒアリング。

我が子は最近「起きているときには抱っこしていないと結構ぐずる」状態でして、今日も体重測定以降は私がずっと抱っこしていました。ミルクを飲んだあとということもあってウトウトしながらほぼ寝ていた感じです。

ヒアリングについては体の調子だとか、気持ち的な部分(育児不安など)について何かあれば伝えて相談する形。問診票のような用紙に記入するものも一部あり。

出産して退院後から1ヶ月健診までの間は母子はほとんど自宅にいることになりますから、普段の相談相手も家族だとか実家の親だとか限られた相手になりますよね。友人知人も含めて相談先があちこちにあるのであればまだ良いのですが、相談先が限られてしまうと話しにくいこともあるかもしれません。

そう考えると保健師さんのような「普段のつながりがない第三者」だからこそ相談しやすいこともあるように思います。どんな些細なことでも丁寧に聞いてもらえるので、新生児訪問の際には事前に相談してみたいことをリストアップしておくのをおすすめします。

健康維持と育児についてのアドバイス

ヒアリング内容を踏まえて保健師さんからのアドバイスをいただきました。一般的なことも含めてでしたが、個人的に意外だったのは以下の2点。

1)離乳食の準備段階で果汁をあげるようなことは今の時代ではNG

2)1ヶ月健診前の今の段階で、うつ伏せの練習を始めてもOK

一応前提として、育児についての方法論って病院などによってもまだ方針に差があったりするようなので、これが全てで正しいということではないかもしれません。ただ自治体としてはアドバイス内容を決めているようなのでご参考まで。

1)離乳食の準備段階で果汁をあげるようなことは今の時代ではNG

育児関係の「常識」と言われることって私達の親世代と私達世代では結構変わってきているとのこと。里帰り出産した場合などでの難しさは、今はNGとされていることを親世代が勧めてくることかもしれませんね。

今日知ったのは、よく「離乳食前に練習として果汁を絞ってあげる」とか「おかゆのうわずみをあげる」とかいうのが今はNGとされているということ。私達の親世代からは「果汁」については結構普通に聞いてきたので意外でした。

理由としては色々あるようですが、今は母乳や粉ミルクで十分に栄養が摂れる時代であることや、場合によって早期の果汁摂取がアレルギーや虫歯の原因になる場合があるということのようです。

調べてみるとかつては母子手帳に記載されていた「薄めた果汁やスープを飲ませていますか」という記述が2008年4月以降は削除されているとのこと。私が産まれたのが1983年ですから私達の親世代では「果汁」は常識だったということで。

それから25年経ってやっと母子手帳からは削除されて、さらにそれからもう10年以上。でも私達の親世代の記憶は「1980年代の育児の常識と経験」に裏付けられていますから、この辺の考え方の相違については気をつけた方が良いかも。なぜ常識が変わってきたのかについても説明できるようにしておきたいですね。

2)1ヶ月健診前の今の段階で、うつ伏せの練習を始めてもOK

もうひとつ意外だったのが「うつ伏せ練習を始めても大丈夫」ということ。生後1ヶ月にもなっていませんから当然まだ首も座っていなくて、うつ伏せについては特に意識していませんでした。寝返りし始めたら窒息しないように気をつけなきゃな程度で。

でももう簡単な練習は始めてOKということでした。もちろん窒息しないようにつきっきりで少しずつですが。手を支えにして首を持ち上げるような動きがしやすいように、布団やソファーなどの柔らかい場所ではなくて、カーペットの上などの比較的硬い場所で練習するのがポイント。

新生児訪問後に我が子が起きたタイミングで実際に短時間やってみましたが、確かにもう首を軽く持ち上げるような動作はするんですね。ミルク後にゲップさせるために肩にうつぶせっぽく抱いた時に首を持ち上げようとするなとは感じていましたが。

ちなみに床が心配であれば縦抱きするような形で親が仰向けに寝ることで、角度も調整しながら練習できるとのこと。こっちの方がなんとなく安心かもしれません。

子育て支援情報について

子育てアドバイスの後は、主に自治体の子育て支援情報についての情報提供。

例えば産婦が育休をとっている場合にはいつから職場復帰予定かとか、それに合わせた保育サービスの利用についてとか。

あとは1ヶ月健診までは産婦人科での対応となるもののこれは主に母体の健康状態の確認で、子どもの健診は小児科になるということの確認など。

出生届を出したタイミングで児童手当などの申請と併せて私は聞いていた説明もありましたがこの時は嫁さんは我が子と留守番でした。一応内容は共有していましたが、嫁さん自身が直接説明を聞ける機会がここで改めて設定されているのは良かったです。

まとめ

ということで新生児訪問は無事終了。もし後ほど相談したいことがあれば自治体の窓口も利用できるということで、必要に応じて行政サービスも活用していこうかなというところ。

今週末は生後1ヶ月健診なので細かい健康状態はそこで確認となります。それにしても子どもがいるとイベント事が次から次へと出てくるので新鮮ですね。

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