働き方

個人事業主・フリーランス、そして父親としての「36歳」というスタート地点について。

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今日は私自身の誕生日でして、齢36歳になりました。いつか振り返る時の記録として、今の考えについて軽くまとめておきます。

30代に入って独立して6年目に。フリーランスとして地方で働き続けるということ。

独立起業したのがぎりぎり30歳の5月1日でしたので丸々5年が過ぎまして、令和の始まりと共に6年目に入ったことになりますね(※個人事業主としての事業年度は1〜12月なので年始から既に6期目には入っています)。地方で働いていくということはこれまでもこれからも変わりません。

事業については毎年テーマ性を持ってポジショニングを微調整しながら続けてきておりまして、経営としても順調な数値を維持できています。個人事業主・フリーランスという働き方ですからグロスが大きいわけではないのですが、派手ではなくとも自分が理想とする生活は実現できているイメージですね。

新しいことにも毎年何かしら挑戦しつつ、自分自身のスキルセットや領域についても模索を続けているところです。フリー働き方の利点は「縛られない自由」なんですよね。私は今のところ「企画業」と括ることができる領域が中心となっていますけれど、やりたくないことは無理にやらなくて良いですし、全く新しいことに1から取り組むことも好きにできます。

もちろんそれで価値を生み出して収益に繋げられるかどうかは別の話なので、「好き勝手やるだけでちゃんと稼いで生きていけるというわけではない」というのは当然として。

前述の通り現事業はある程度安定しているものの、引き続き新しいことにも取り組んでいこうとは考えています。できる限りスキル依存で先行投資が大きすぎないもので、自宅事務所での作業中心でもある程度可能なもの。その中で私生活とバランスが取れるもので、小さくてもマネタイズできるもの。そのあたりの基準で模索していきたいですね。

ちなみにここしばらく法人化についても検討してきましたが、様々シミュレーションした結果としてもう少し先送りにすることにしました。当初は「30歳で独立したから、35歳で社長というのも良いな」という感覚もあったんですよね。更にちょうど令和元年の初日が独立字の開業日と重なることもあったりして。こういうのはタイミングも大事ですから、どうせ法人化するならベストだろうなと。

ただ実際に検討していると(現状では)まだ個人事業主・フリーランスという働き方のままでメリットが大きい場合が多いなぁと。特に自由度という点で。社会的信用だとか、事業拡大していく場合には法人格を持っている方が良いのですけれどね。

これから色々と試したいことも多いので、法人化するのは会社として立ち上げる場合の事業内容が明確に絞られてから再検討しようという結論です。それが年内か数年後かは未定ですが。いずれ急ぎすぎずに「今だな」というタイミングにします。

35歳で第一子が誕生し父親に。田舎でのんびり子育て生活。

事業や働き方について考える上で最近影響を受けたことについては、今年2月に第一子が誕生したことが最大のトピックスとなります。35歳にして父親になりました。今日で36歳になってもまだ我が子は生後3ヶ月ですから父親としては新米のまま。

個人事業主・フリーランスというのは会社員などと違って「給付金が出る育休制度がない」のが一つの特徴です。収入保障もゼロで全くありませんので、「育休を取りたい」となれば「ご自由にどうぞ。でも働かないんだから当然休んでいる間は収入ゼロですよ。どこからも手当ても何も1銭も出ませんよ」ということ。独立してから家族を持って生活しようと考えている方がいれば、一応この点については注意しておいた方が良いかもしれません。

我が家は嫁さんが会社員ですので、そちらは給付金が出ます。私の方は個人事業主ですので予め生活費の蓄えを準備した上で自主的に「ほぼ育休生活」をしています。「ほぼ」とつけたのは、基本的には育休生活をしつつ、どうしても受ける必要がある・携わりたい案件についてはたまに対応しているからです。

できれば「夫としても1年くらいはがっつり育休生活したいな」と考えていたものの、生後2ヶ月を過ぎた頃からは世の中の年度が変わるタイミングということもあり相談も多く、選びながらですが少しだけ仕事を入れている状況ですね。

それでも独立前の馬車馬のような働き方からすれば比較できないほど家族との時間や自分の生活を確保できているので、改めて今の働き方を選んでよかったなと実感しています。独立しないままであればおそらく育休さえ取れなかったのではないかなと。

まぁ今でも「え、男なのに育休生活中なの」みたいな反応されたりはしますけれどね。これは価値観の違いですが男性側・夫側への理解が進んでいない状況は今もまだまだあるということなのでしょう。私の場合は今は育児最優先にしていますので、断るときには何を言われても断ります。プライベートを捨ててまで働くことを強制されるものではありませんから。

ということで多少は仕事を入れ始めているものの、基本的にはのんびり育休生活を謳歌しようと思います。実際のところは「のんびり」というほど育児って(ちゃんと向き合えば)楽なものでも暇なものでもありませんけれど。楽しいのは確かですね。

我が子の誕生が一つのきっかけで、働き方や事業の今後についてゆっくりと見定める時間がもらえたとも捉えていますので、育児と働き方のバランスも含めて経験を積みながら模索していければなと。

まとめ

歳を重ねる程に年齢や誕生日の区切りってそれほど大きな意味を持ちにくくなってくる気がしますよね。5年ごとか10年ごとのキリが良いタイミングは別として。そういう意味ではおそらく私自身が40歳になった時に「ここまでの5年間、10年間は何をしてきたのか」を振り返って意味付けするのだろうなと。

その振り返りのスタート地点の一つとしてここからの1年間を更に充実させていければなと考える次第です。このブログについても引き続き好きなことを書いていきますが、何かしら毎日更新継続していく意気込みです。今後ともよろしくお願いいたします。ではまた。

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