子どもが寝返り・寝返り返りやずり這いをしたり自分で床に座れるようになってくると、自然と一人で動き回りながらおもちゃで遊んだりすることも増えてきますよね。
そんな中でも「抱っこ」してあやしたり遊んだりするタイミングをしっかりと作っていきたいなと感じています。
月齢が進むにつれてコミュニケーションの方法も増えて泣くことが少なくなってくる。
新生児期からの基本的に寝かせている位置からは動かないという状態ではなくなるのと同時に泣くことも段々と減ってくるものです。
赤ちゃんにとっては自分で動けるようになってくると少しずつ欲求を自己消化できるようになってくるということもあるでしょうし、ジェスチャーや何かしらの声で欲求を伝えることができるようになってくるということもあるでしょう。
とにかく「泣く」ということでしか伝えられなかった時期が過ぎることで、親子のコミュニケーションの方法もバリエーションが豊かになってきます。
「泣く」の種類によっては「授乳・ミルク」だったり「おむつ交換」ということも多いわけですけれど、動き回れるようになる前は「泣く」への対処は基本的には「抱っこする」になりますよね。
抱っこした後にあやして眠ったらベッドに寝かせるという流れ。
月齢が進むにつれて一人で動き回ったり遊んだりし始めると、とにかくなんでも抱っこするという対処法ではなくなってきます。
一緒におもちゃで遊んだり、絵本を読んだり、ずり這いしている横で一緒に移動したり。
怪我をしないように支える手を脇で準備するということもありますけれど、まずは子どもの自主性を尊重して見守る姿勢にしています。
いずれコミュニケーションのバリエーションが増えるにつれて、子どもも「何があっても取り敢えず泣く」という手段を選ばなくても良くなるわけです。
「泣く」ことが減っても「抱っこ」することは大切にするべき。
その中でたまに思うのですが、「泣くことが減る」という事実について親としては子どもの一人遊びを含めて成長として捉えやすいので、「抱っこする」ということが時間としてかなり減るんですよね。
我が子の場合は抱っこしてほしい時には仰向けでわかりやすくグズるのですけれど、頻度は段々と減ってきているようにも感じます。
ただ子どもが成長してきているといってもまだ生後6ヶ月なわけで、当然ながらまだまだ赤ちゃんであることを忘れてはならないよなと。
これ新生児期からずっと毎日ほぼ24時間一緒にいて見ているとたった半年でもその成長速度には驚くばかりであると同時に、実際の月齢よりも高めに子どもを捉えてしまうことがあるようにも思うんです。
これは子どもの成長をちゃんと評価して褒めてあげるという意味では必要だし良いことではあるものの、実際の成長度合い以上に評価してしまうと「もうここまでできるから大丈夫だよね」「我慢できるよね」みたいな方向に行ってしまう可能性もありそうだなと。
つまりあくまで「まだまだ赤ちゃん」という大前提を忘れてしまうと、実際は寂しがっているタイミングを見逃しがちになるかもしれないなぁと感じるということですね。
そこで最近は子どもの表情だったり動きを見ながら、寝る時以外でも抱っこしてあやすタイミングを入れ込んでいくことを心がけているところです。
まとめ
新生児期はもちろん、乳児期〜幼児期にかけても「自分が親に認められている」という感覚を養うことは大切です。
そして赤ちゃんにとって最もわかりやすい行動の一つが「抱っこ」なんですよね。
親と密着することで外敵から守ってくれるという安心感につながるわけで、大切に守ってくれるということは自分の存在を認めてくれているということですから。
そういう意味で、我が子が新生児期の時から「泣いたらすぐに抱っこしてあげる」というのは心がけてきました。
よく「抱っこしすぎると甘えん坊になる」みたいな言い方をする人もいますが、もう少し年齢が上がって我慢することも覚える必要な時期ならまだしも、少なくとも新生児期〜乳児期にはこれは当てはまらないと考えています。
まずは自分の存在そのものがしっかりと認められていて、親に守られているという感覚を養うことが最優先じゃないのかなと。シンプルに泣いたら抱っこで良いんですよ。
我が子はまだ言葉は話せませんが表情やジェスチャーで何を伝えたいのかは大体わかりますから、親としてしっかりと読み解いて対応していくことが成長につなげていけると良いですね。ではまた。