今日は午前中に私の親が会いに来てくれたのですが、そこからの話の流れでお墓参りに行くことになりまして、更にその帰りにお墓近くにある動物園に親子3人で寄ってきました。
あと2日で生後8ヶ月に入る我が子ですが、動物園に行くのは産まれて初めての経験です。
2019年秋営業の後に改装閉園する「盛岡市動物公園」
今日行ってきたのは岩手県盛岡市の「盛岡市動物公園」。
盛岡市の市制100周年記念施設として1989年(平成元年)に開園した動物園です。開園当時は私は小学校に入る前でしたが、よく連れて行ってもらった記憶があります。
約100種類800頭羽の動物たちがいるとのことで決して大きい動物園とは言えませんが、地元では30年以上にわたって市民の思い出に刻まれてきた馴染み深い動物園ですね。
ただ30年以上にもなると流石に施設の老朽化も目立つところで、この2019年(令和元年)の秋営業が終わる12月から改修工事のために長期休園に入る予定です。再開するのは2021年4月ということで結構先になるんですよ。
私たち夫婦も小さい頃から遊びに行っていた動物園ですから我が子を連れて親子で行きたいねとは話していたものの、生後数ヶ月だと免疫の関係で動物園は避けたほうが良いと聞いたりしていたのでこれまで行かずじまいでした。
そんな中、今日お墓参りに行った帰りに「そう言えば今年で休園になっちゃうね」という話になりまして、せっかくだからついでに寄ってみようとなったわけです。休園前を逃すと営業再開する頃には我が子が2歳になってしまうので、思い立ったが吉日ということで。
入園料が大人で500円(2019年10月現在)、購入日から1年間有効の年間パスポートでも1000円と格安(たった2回で元が取れる。。)。どうせなら年間パスポート買っちゃおうという話もしていたのですが休園タイミングに入るので今回は普通に回数券を購入。安いのは嬉しいのですが動物たちに無理なく世話ができる経営を考えると改装後はもっと高くても良いのではと思いますね。
そして実は今日はお墓参りのみで短時間で済むという想定だったのでちゃんとしたお出かけ装備をしていなくて、我が子も袖なしの服だったんですよ。上から風よけにおくるみを肩掛けすれば良いくらいの感じだったので動物園を回るにはちょっと寒いかなとは思ったのですけれど、抱っこ紐&おくるみで身体を密着させれば暖かいだろうと判断。
園内でベビーカーを100円で借りることもできるのですけれど、私が育児用リュックを背負って、嫁さんが我が子を抱っこ紐で抱っこして、たまに交換しながら初めての親子3人での初動物園となりました。
ちなみに盛岡市動物公園のTwitterは結構面白くて、最近でもアナグマの可愛い姿がバズっていたりしましたね。フォローおすすめしておきます。
アナグマの前を飼育係が通ると・・・・・・。視線が痛い・・・・・。
ちゃんとご飯をあげているのに・・・・。圧がすごい・・・・・・。
この様子は午後3時頃をめどに頻発するようです(ご飯は4時半過ぎ)。 pic.twitter.com/ZLIxXhU9TH— 盛岡市動物公園 ZOOMO (@moriokazoo) September 4, 2019
産まれて初めて動物園を見て回った我が子の反応
ということで産まれて初めての親子3人での動物園。私たち夫婦にとっても親として子どもを連れて動物園に行くのは初ですから、親子揃っての初体験というのが感慨深い。
我が子は最初の猿山を見て「おーっ」となにか話していましたが、動物と少し距離があったり、間に柵や金網があって赤ちゃんにとって見えにくい位置関係にあったりするとあまり反応しないというか気付けないということが早々に判明。
生後7ヶ月の視力だとか認知能力ってどのくらいなものなんでしょうね。まぁ比較的大きい動物だったり動き回っている動物でないとちゃんと認識できないのかもなと思いまして、夫婦で「今日は我が子が認識できる動物がどれかを探すことにしよう」というスタンスに切り替え。
ツキノワグマとかイノシシとか、間に金網が無いエリアについては指差しして教えてあげるとじっと見ている様子でしたが、回り始めてしばらくすると「ぐっすり寝てしまう」という自体に(笑
秋の風も少し寒いけれど心地良いですし、抱っこされて歩く振動で揺られて眠くなったのだと思います。
我が子は昼間に寝た時には大体30分くらいで起きるので、ゆっくり回っていればどこかで目を覚ますだろうと中盤は夫婦で楽しみました。
動物公園の中には羊やヤギなどを直接触れるエリアがありまして、ちょうどそのあたりで我が子が目覚め。寝起きは良いのでそこからは目の前で見ることができる動物に興味津々で声を出して話しかけたりしている様子(親が見たいのはこういう反応だったのですよ)。
触らせることはまだ早いかなという感じだったので近距離で見る所まででしたが、絵本や写真や動画ではなく実物の生きている動物を見る経験が出来て良かったですね。思えば産まれて初めて見る動物ばかりなわけですから。
その後は動物公園の中でも大型の動物達が多い「アフリカ園」、ある意味でメインというか子どもたちにとってはピークとなるエリアですね。
まず親として一番見せたかったのが象です。丁度外にいる時間帯で、最初は遠くにいたのですがこちらに近づいてきてくれて、目の前で鼻を振ったりしてくれました。こういうのは親の方が嬉しいというか興奮してしまうもので。
さらにキリン。人間の歩道がキリンの目線とほぼ同じ高さになっています(どちらかというとキリンを見下ろす形)。こちらも親子のキリンが遠くにいたのですけれど、何と子キリンがゆっくりと目の前まできてくれました。
もう手が届きそうな距離感で首を伸ばして足元の草を食べている様子を目の前で見ることができて、我が子も目を見開いて釘付けになっていました。
ちなみに昔から2人で動物園や水族館に行くと大きめの動物が近づいてきてくれることが多い気がしていて「2人とも野生児なのだな」と冗談で言っていたりしたのですけれど、我が子も似ているのかなと話したり。
実際は人懐っこい動物とタイミング良く会う機会が記憶として残りやすいということだと思いますが、こういうのって偶然でも近づいてきてくれると嬉しいもので。
さて、象とキリンを見た後はまた我が子も疲れ気味モードに入った感じでしたので、あとは駆け足気味に残りを見て終了。帰宅してからも夜までテンション高めでしたから楽しんでくれたのかなと思います。
まとめ
親子3人での初動物園はとても良い思い出になりました。少し涼しめでしたが天気も良かったのでタイミングもベストだったのかなと。
秋の営業が終われば長めの休園に入ることが残念ですが、改装してまた新たに生まれ変わるのも楽しみです。それまでは他の動物園や水族館などを見て回りたいなと考えています。
少しずつ遠出もできるようになってくるとお出かけの選択肢も増えてきて良いものですね。雪が降る前にあちこち計画立ててみようかなと思います。ではまた。