今回は子どもが産まれてから初めての泊まり出張で丸2日ほど留守にしたのですが、それほど長い時間ではないにせよ「忘れられないかな」みたいな不安はあるものだなと感じました。
親としては子どもと丸1日以上離れるだけで色々と心配なもので。
赤ちゃんがどれだけ記憶を保持していて、親を親として認識しているのかというのはわからないものじゃないですか。頻繁に会いに来てくれる身内にさえ人見知り反応をする場合があるくらいですからね。
産まれてからこれまではほぼ育休生活を続けながら丸1日以上離れることはなかったので、その連続性みたいなものが途切れてしまわないかということが気にかかったりするんですよね。
これがもし普通に平日の昼間は会社に出勤しているような働き方であったならばまた別なのでしょうけれど。毎日忙しくて帰宅が遅い目だと起きている時間帯になかなか会えないという場合もありそうですからね。週末しかちゃんと子どもと遊べないということもありうるだろうなと。
それが自分の場合は基本的に自宅にいることを選んだことで最大限親子3人で一緒にいる時間を取り続けることができているだけに、1日2日でも留守にするのが心配になってしまうような感覚になっているわけです。
子どもがまだ生後8ヶ月で手が掛かる月齢だからこそかもしれませんけれど、もう少し大きくなるまではあまり長期に家を留守にすることはしたくないものだなと感じます(といってもここ2ヶ月ほどは出張で泊まりがけになることが何回かある予定なのですが)。
出張中はiPhoneのFacetimeで何度か顔を見て安心する父親。
今回の出張中はホテルにいるタイミングでiPhoneのFacetimeで顔を見ながら何回か話せたものの、昼間は仕事で外に出ていますから子どもが起きている時間帯に連絡し合うのって難しかったりするんですよね。これは普通に出勤するような働き方をしていても同じだと思います。
それでも連絡した時にiPhone越しで手を振ったりすると喜んでいるような顔を見られたり、画面を触ろうとしている様子がわかったりして嬉しい瞬間もありました。
ただ同時に子どもにとってはどのような感覚なのだろうなぁとも考えてしまいます。スマホとかFacetimeで話す相手が自分とどのような距離感にあるのはわからないものだと思いますし、目の前で動いて話はできるものの何で抱っこしてくれないんだろうとか感じるのだろうかとか。
ちなみに我が子は少し前に「バイバイ」を覚えて遊びに来てくれた身内が帰る際に手を振ったりできるようになったのですが、それが最近は「バイバイ」する時に少し泣きそうな顔をするんですよ。
親に対する後追い行動もするようになっているので「物理的に離れる」「バイバイすると相手がどこかに行って帰ってこない」ということは理解し始めているということなのかなと思うんですよ。
そう考えると、電話越しに顔を見て話した後の「バイバイ」も同じような感覚を生むはずで。それって結構切ない感じもありますよね。
帰宅後の反応は親として結構嬉しいものでした。
いずれ出張中は数回のFacetimeで「顔を見たいし何とか忘れられたくない」という親としての心配を少しでも解消することができました。その上で問題になるのは帰ってから我が子がどういう反応をするのかなということ。
単純に喜んでくれると嬉しいなというのが親の期待ですよね。
昨夜は新幹線の終電で帰ってきたので、帰宅時間にはもうすっかり我が子は熟睡していましたので、寝顔を見て私も疲れて寝てしまった感じ。
ただ夜中に我が子が起きたようで、そのタイミングで私を見つけて嬉しそうに髪を引っ張っていた様子。その瞬間は私もかなり疲れて眠り込んでいたのでおぼろげな記憶なのですが、確かに髪を引っ張られていた感覚と暗い部屋の中でニコニコとしている我が子の顔を覚えています。
朝になって改めてお互いちゃんと目が覚めたタイミングで我が子がハイハイで近づいてきて抱っこをせがんできた時には嬉しかったですね。「忘れられていなかった」という変な安心感も含めて。
単純に「親として認識してくれているのだろう」という反応が見られるだけで疲れが吹っ飛ぶというか嬉しいものだなと感じます。
まとめ
たった2日ほど留守にするだけで大げさなことではないのですが、育児中心の生活を続けていると男親でもかなり心配になるものです。
というかやっぱり子どもが産まれてから1年間くらいは男親も育休を取って、仕事のことを考えずに育児に没頭できる環境を整えるのが理想的だなと感じますね。
自宅での仕事ができるとしても物理的に完全な同時並行は難しいものだったりするので(仕事に集中している時にはなかなか他のことに目が行きにくい)、できるなら育児に集中する期間は仕事について考えなくても良い状況にしてしまうのがベストです。
これから年度末にかけては私も忙しい時期が続きますが、家を留守にする時間は可能な限り短くするような働き方をしたいと思います。ではまた。