今日は午前中から仕事の打ち合わせで100km以上離れた沿岸エリアに行ってきまして、帰宅したのは18時頃。片道2時間くらいかかるところなので夕方にかかる前に現地を出てもこのくらいの時間になるんですよね。
赤ちゃんが行動で意思を伝えるようになるということ。
朝に家を出るときにはちょうど我が子が寝ているタイミングだったので「いってきます」のバイバイはできず。そのせいなのか帰宅したら半泣きでハイハイしてきて抱っこをせがんで来て、これがまた嬉しい&可愛いものです。
ハイハイがまだできなかった頃には仰向けで寝ている状態で手を伸ばして「抱っこして」というジェスチャーをしていた我が子でしたけれど、今はちゃんとハイハイしながら親に近づいてきて親の膝から体に順番に手をかけて掴まり立ちしてくるようになりました。
行動の自由度が高まることで意思を伝える方法も直接的というかわかりやすくなってきているんですね。「抱っこ」という言葉を話すのはまだですけれど、しっかりとジェスチャーができるようになってきていますし、親が発する言葉についても聞いて理解はできているものが少しはあるのかなと感じます。褒めれば喜びますし、呼んで「抱っこ」と言えば掴まり立ちしてきますので。
例えば大人が英語を理解する時にも「文字で読んだりはできるけれど、聞き取ったり話したりするのは難しい」みたいなことはありますよね。でも赤ちゃんが言語を獲得する段階を見ていくと「聞いて理解する」が先に来ていて、その後に「話す」ことができるようになりつつ、最後に「文字を読み書きする」段階に進みます。
そう考えると言語を習得する順番って大人でも「聞く」→「話す」→「読み書きする」の順番の方が自然なのかもしれないななんて考えたりします。実際は「読み書きする」が少し先にベースとしてあって「聞く」「話す」をほぼ同時並行で覚えていく感じですよね。この学び方を変えることで習得しやすくなることもあるのかもしれないなと。
言葉の習得を促してあげるための方法とは。
さて、我が子が少しずつ言葉の一つ一つを聞いて理解することができるようになってきているとすると、その理解を促進して「話す」につなげるにはどのような働きかけをすれば良いのでしょうか。
我が子を抱っこしていると自分が行きたい方向だったり触りたいものだったりを「指差し」するので、抱っこしたままその方向に進んだり触らせたりしています。この延長で指差しして触ったものの「名前」を教えてあげるのが効果的かなと考えてみています。
クマのぬいぐるみを指差したらそちらに進んで触らせつつ「クマ」「クマさん」と言うとか、ガラス窓を触りたがったら近づいて「ガラス」と言うとかですね。絵本を読んでいる時にも1ページに1種類の動物と名前が載っているような本であれば「いぬ」とか「パンダ」とか教えながらページをめくるわけで、同じように身の回りのものの名前を覚えていくイメージです。
ちなみに我が子は自分で座れるようになった時期から、絵本を読む時には自分でページをめくるようになりました。親としては絵本を開いた状態で、次のページを少しだけ浮かせておくことで我が子がめくりやすくしてあげるような感じ。あとは我が子が自分でページをめくっていくのに合わせて読んであげるようにしています。
ページをめくるスピードが結構早くて読むと言うよりはその動作自体が面白いのだろうなとも思うのですが、自分が好きな動物(パンダやウシなど白黒の動物が好きっぽい)が出てくると笑ったりするのでちゃんと識別はしているようなんですよね。
動物の名前自体を理解しているかどうかはまだわかりませんが、指差し行動と合わせて根気強く繰り返し教えるというか言葉をセットにして発してあげるようにしていこうと思います。
まとめ
子どもによって言葉を覚えて話せるようになる時期には差がありますし、必ずしも早ければ良いと言うわけでもないとは思います。仮に早い遅いがあっても1年程度の差でしょうから年齢が上がれば大した差でもなくなりますし。
ただ子どもが「知りたい」という気持ちがありつつもその「知りたいと言う気持ち自体」を言葉で表現できないというのが今の時期ですよね。手を伸ばしているのが「触りたい」なのか、「これが何という名前なのか知りたい」なのかは親としてはわからないわけです。
だからこそ親としては提供できる情報はできるだけ提供し続けることで、子どもが受け取りたいものを受け取れる環境・状況にはしてあげたいなと思うんですよね。いずれどこかの段階で「これはこういう名前なんだ」ということを理解し始めるタイミングは来るはずですから、その時にちゃんとセットで覚えることができやすいコミュニケーションの取り方を常日頃から心がけることが大切なのかなと。
我が子は今は体を動かすことが何より楽しいようですから言葉は二の次の時期っぽいなと感じるところですけれど、いつかどこかで何かに気付く瞬間がくるはずなのでそれを楽しみにしています。ではまた。