記事タイトルそのままの話なのですけれど、iPhoneのサンプリング系アプリを入れたので色々と遊んでいたら我が子の声が嫁さんの声になったという話。
声のトーンを変えることができるアプリで遊ぶ。
アプリについては声を録音した上で高さを変えることができるものであれば何でもOK。今回は「Koala」というアプリで遊んでいました。
サンプリング系のアプリを使うとまず自分の声を録音してボタンに登録することができまして、更にキーボードを弾くように音程を変えてその声を出すこともできるんですよね。
これはアプリではなくても音楽機材や電子キーボードで同様の機能があるものを使えばできるものですが、スマホを持っているなら無料〜数百円のアプリでできるので安価＆手軽です。
少し難しいのは生後8ヶ月の我が子は「何か話してみて」と言ったところでまだ思うように声を出してくれるわけではない点。
気分が乗っていると「おう」とか「だっだ」みたいな言葉未満の言葉を話すのですけれど、録音させようとするとタイミング良く声を出してくれないもので。
今回は最初に私がスマホの画面を見せながら声を出して録音して、その声をボタンを押して再生する様子を見せることで我が子の発声を促してみました。
これまでも声を繰り返すタイプのアプリやおもちゃを使ったことはあって結構面白がっていたので、この方法でテンション上がったのかうまく声を出してくれたところをすかさず録音した流れ。
どうしても難しそうであれば最初にスマホで動画とかを撮っておいて、うまく話してくれた部分だけを再生させながらアプリを入れた別なスマホで録音するということでも良いかもしれませんね。
これ系のアプリは録音した声を使った音階を弾いたり重ねたりしていくことで音楽を作っていくことができるので、親子の声だけで簡単な曲にして遊ぶこともできるのが楽しいところ。
我が子の声を少し下げたら嫁さんの声でした。
それで我が子の声を使った音階を色々と弾いて試していたところ、少しだけ音程を下げて再生せると嫁さんの声そのまんまになることがわかりました。
いくつかのパターンで録音して試してみたのですが、やっぱり嫁さんそっくりの声になります。
更に下げてみると、私の声そのままにはならないものの、私がふざけて低めの声を出した時の声には何となく似ていることもあるようで。
親子ですから当たり前と言えば当たり前なのでしょうけれど、声帯などの構造が遺伝的に受け継がれていて、体の大きさだけが小さければ発する音だけが高くなるということなのだろうなと思います。ソプラノリコーダーとアルトリコーダーのような関係性ですね。
これもう少し我が子が大きくなってちゃんとした言葉を話せるようになったら、親子でもっと楽しめそうな気がします。
なぜ同じような声になるのかということについても教えながら学べますし、反対に高さを変えるだけで親と子の声を識別できるということも興味深いわけで。
育児にスマホをどこまで活用するのかということについては色々な考えがあると思いますけれど、使うアプリと教え方を間違えなければ子どもの興味や学びを上手く伸ばしていくことができるのではないかなと感じます。
ゲーム系のただ受け手として遊ぶだけのものではなくて、自分で工夫して使ったり作ったりできるクリエイティブ系のものであれば良さそうですよね。
サンプリング系のアプリについても本来は音楽を作るためのものですが、録音した声や音のトーンを変えることができるという機能を抜き出せば、他にも色々な実験に活用することができるかもしれません。
例えば鳥の声を録音してゆっくり聞いてみるとか、親戚の声を集めて音程を変えることで似た声に集約していけるのかどうかとか。
家庭での学び方・学ばせ方って自由度が高いですから、親子で一緒に遊びながら色んなことができれば良いなぁと思います。
まとめ
我が家では子どもにスマホをいじらせることは極力少なくしています。と言っても我が子にただスマホを渡したとしても、まだ生後8ヶ月ですからスマホを裏返して画面がつくのを見て楽しんでいたり、かじろうとすることがほとんど。
アプリを立ち上げて見せたり、カメラロールをスクロールさせて見せるとそれは面白いようで画面を叩いたりしながら動くのを楽しんでいる様子はありますけれど、意図して操作しているという段階ではありません。
あまりその状態で触らせ続けるのもどうかなと思いますので、車移動中にグズりだしたらYouTubeを見せたりする程度には使うものの普段の遊びについては逆に目につかないところに置いたりしています。
ただ今回試してみたサンプリング系のアプリなどであれば、上手く使えば言葉の習得にも活用できるかもしれないなとも思います。おうむ返しをするおもちゃと同じような使い方もできますからね。他にもどのようなアプリであれば育児に活用できそうか調べてみたいところです。
それにしても少し音程下げるだけで我が子の声が嫁さんの声になるのは驚きでした。ではまた。
