子育て日記

【子育て日記】口で器用にシャボン玉のような大きな泡を作るブーム【生後9ヶ月】

赤ちゃんって何かしらの行動が「面白い」と感じると、ひたすらそれをやり続けたりしますよね。我が子も度々そういうブームが見られるのですが、最近のブームは「口で泡を作る」です。記録しておきます。

涎の膜で器用に大きな泡・シャボン玉を作る我が子。

「泡」と言っても蟹が口から出すような細かい泡ではなくて、口でシャボン玉やガム風船を1つ作るようなイメージですね。調べてみると【唾風船】というようですが、何となく語感がきれいではないのでここでは「泡」と表現しておきます。

元になるのは涎なわけですが、口に上手いこと膜を張った上で息を出すことで結構大きい泡を作るんですよね。大体は半球くらいで割れるものの、たまに3/4くらいの球体になることもあって親も見ていて面白いです。大人でも難しいのによくできるなと。

我が子が最初にこれをやり始めたのは、歯が生えてひと段落した頃だったように思います。

生後数ヶ月すると涎が多く出るようになる最初のタイミングがあります。それが少しすると一旦落ち着くんですよ。口の外に出さない動きを覚えるということだと思うのですが。

しばらくは涎がそれほど気にならない時期が続くのですが、離乳食開始後の歯が生える前後にまた涎ダラダラになるんですよね。離乳食によって唾液量が増えてくるということもあるかもしれませんし、歯が生えたことで口の中の感覚が変わったり、口を閉じるための微妙な唇や舌の動きなどもアップデートする必要があるということなのでしょう。

その後、歯が生えてからしばらくすると口の閉じ方にも慣れてくるのか再び涎ダラダラにはならなくってきます。我が子の場合はまだ下の前歯が2本だけが生えている状態で落ち着いているところでしたので、もしかしたら他の歯が生えてきたらまた涎ダラダラになることもあるかもしれませんね。

そして今回のブームである我が子が最初に口で泡を作って遊ぶようになったのはこの歯が生え始めの頃だったように思われます。口の中の涎と、歯が生えてきた後の口の動きを色々と試している中で偶然できたのが楽しかったのかなと想像するところです。

泡を作りながら声を出して響きを楽しんでいるっぽい。

口で泡を作るブームが来てからは、遊んでいる時でもハイハイしている時でも気が付けば泡を作って遊んでいる我が子。明らかにわざと繰り返しているので偶然ではなくて方法をちゃんと習得したということになります。

よくよく観察していると、泡を作りながら声を出していることも結構多いことに気付きます。泡の膜を口に張った状態で息を出す代わりに声を出すということですね。息でも声でも膨らませるという結果は同じなので。

遊び初めの頃が息が先だったか声が先だったかは分かりませんが、声を出している時にはちょっとした声質の変化も楽しんでいるようにも見えます。口に膜が張りますから少しこもったような声になるわけで、「あー」と言いながら繰り返している感じ。ちょっとしたことでも新鮮で楽しいんでしょうね。

こういう一人遊びができるようになってきたのも一つの成長の証です。しかもおもちゃで遊ぶとか親と何かをやり取りしながら遊ぶというものではなく、あくまで我が子自身の身体の動きで遊んでいるということ。

最近だと布団の上に限ってはゴロゴロと横に転がったり、ハイハイしながら布団に飛び込むような感じで足を蹴り出したりという一人遊びもするようになりましたが、これも布団という道具があってのことですから身体だけを使った一人遊びって意外と多くないようにも感じます。

新生児期以降だと自分の手を認識したあたりで、目の前で手を動かしながらじっとそれを見たり、クルクルと手のひらを回している様子はありました。あとは足が自由に動かせるようになって、仰向けで寝ながら自分の足の親指を咥えるとかですね。この足を咥えるのは最近はしなくなりましたが(ハイハイが自由にできるようになって以降やらなくなったかも)。

あとは座った状態で両手をブンブンと振ったりするくらいでしょうか。そう考えると声を出しながら口で泡を作るということが自分の身体だけを使った遊びの中ではレアケースですよね。口だけで遊ぶということってあまりないので。

何となく誰でも小さい頃に同じようなことをしたような記憶があるかもしれませんが、発達段階としては初期の1歳未満の段階で既にやっていたのかもしれないなと考えると面白いものです。何となく人間にしかできなさそうですし。

まとめ

ということで我が子の最近のブーム「口で泡を作る」についてでした。

ちなみに親として我が子を見ている限りだと「すごい!」「器用!」と思うわけですけれど、シャボン玉と言えば聞こえは良いですが結局のところ唾液ですし、正直あまり行儀の良いことではないですよね。。

外でこればかりやられるのは少々困りますが、自宅で遊んでいる時に限っては器用に作ることを褒めてあげるようにしています。自分自身の身体をコントロールするという意味ではちゃんとした成長の証でもあるということで。

生後9ヶ月にもなると外で色々な人たちと接する機会も増えてきますし、そろそろやって良いことと悪いことを教えつついかに好奇心を伸ばしてあげられるかを考えていきたい時期でもあります。

段々と「自由に伸び伸び」と「しつけ」についても親として悩む月齢に入っていくのだろうと思いますけれど、基本的には褒めて伸ばす姿勢でコミュニケーションを取っていこうと思います。ではまた。

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