1週間の出張から帰ってきて、我が子の成長や行動の変化を興味深くみているここ数日。新たに気がついたこととして、ご飯を食べている時の「いやいや」の様子が以前とちょっと違っているようです。
口の前にスプーンが来るとたまに顔をくしゃくしゃにして「いやいや」する。
我が子は離乳食が始まってからというもの嫌がる食べ物もほとんどなく、順調に進んでいるなと感じていたところ。お腹がいっぱいになったりすると食べるのを拒否することもありましたが、基本的には毎回ほぼ機嫌よく完食してくれていました。
それが私が出張から1週間ぶりに戻って以降、食事中に明らかに「いやいや」というリアクションをするようになっているんですよね。
しかも「いやいや」の表現についても今までと違っている様子。これまでは単純に顔を背けたり、「いやー」に近い発生をしながら手をバンバンしたりという感じでした。それが今は顔をくしゃくしゃにしながら右側に顔を背けるというリアクションになっています。
「いやー」という発声をするというわけでもなく、「顔をくしゃくしゃにして拒否する」というのが今までにはない拒否の仕方です。くしゃくしゃの仕方も口を「いーっ」っと歯が出るようにしながら眉間にシワを寄せる感じ。パッと見だと笑っているようにも見える表情なのですが、完全に拒否しているようです。
更にその拒否するタイミングが、スプーンを口に近づけられた瞬間なんですね。スプーンの中身を見ているのか、近づけられた途端に顔をくしゃくしゃにする様子が面白いというか可愛いというか。
嫁さんもこの拒否する行動に対して何が原因かを色々と試していたようで。一度拒否するリアクションを取られると何度スプーンを口に近づけても同じように顔をくしゃくしゃにするので、何をすることで解決できるのかを探らなければならないですよね。
その結果としては、まず「他のメニューを食べさせる」というのが簡単な対応。つまり我が子とすれば「今食べたいのはこれじゃない」という反応の可能性があるということ。食べる順番だとかその時の気分だとかで、次の一口は違うものが良いという感じなのかもしれません。
また「食材を手で食べさせる」ということも効果的な場合があるようです。例えばうどんを短く切ったメニューであれば、スプーンからその1本を親が摘んで我が子の口に直接食べさせてあげると。これをすると嫌がらない場合があるということで。
私が出張でいない時に一度、少し熱めのまま食べさせてしまったようなんですね。その時に「熱い」ということを経験して、熱そうなものを口に入れられそうになった場合に拒否反応を示しているということは考えられそうです。親が手で1つだけ摘むことで「熱くない」ということを確認しているとかね。
あとは「食べるものを直接触らせる」ということで機嫌が戻ることもあるようです。少しずつ掴み食べもできるように練習しているのですが、それとは別に食べるものを指で触って柔らかさなど触感を確かめさせるということもたまにしています。ぐちゃっと掴んでしまわないように指でそっと触るように教えながらということで。
この「触らせる」ということで機嫌が良くなるというのは、単純に興味として「触りたい」という欲求があるのでしょうし、前述の「熱いかどうか」を確かめて安心しているという可能性もあるかもしれませんね。
今のところ「いやいや」をした時の対処法としてはこのようないくつかの方法で何とかなっっていますけれど、「いやいや」をすることが結構頻繁なので今後この傾向が更に強くならないとよいなとも感じます。
食べ方は比較的きれいで、スタイは使わず、ガーゼの使用量も減っている。
食事に関連して、我が子は離乳食が始まって以来スタイを使っていません。スタイをつけること自体を嫌がって外そうとするということもありますが、あまりこぼさないで食べられているからということもあります。
一時期はガーゼをスタイ代わりに襟元に挟んでいた時もありましたが、食べ方も段々とうまくなり続けているので今はそれもせずに普通に食べさせています。
この流れで普段のガーゼの使用量も減っています。毎日の洗濯について、我が子の分はネットに入れた上で大人の洗濯物と一緒に洗っているのですけれど、明らかに1回の洗濯量が減っていて、その原因はガーゼなんですよね。
これまでガーゼはミルクを飲ませる時に使ったり、よだれを拭くために使ったりすることが多かったわけですけれど、現在ではミルクをこぼすこともなく、よだれを垂らすこともほとんど無いので出番が少なくなっているということで。
食事の際にはガーゼよりも手口拭き用のウェットティッシュを使うことが多いのですが、それでも以前よりも確実に使う機会が減っています。日々の洗濯量が減っているだけで我が子の成長を感じることができるものなんですね。
まとめ
食事時の「いやいや」の仕草はある意味可愛いものの、はっきりとした拒否反応の原因も毎回確認しながら解決方法を探っていく必要はあるなとも感じます。
子どもも子どもなりにはっきりとした主張があるわけで、それをちゃんと理解して対応してあげることも大切ですよね。その主張ができるようになることもまた成長のひとつでもありますし。ではまた。