この冬は雪が少ないなぁと思っていたのですが、昨日の夜から朝にかけて15cmくらい降って一気に銀世界になりました。降ったら降ったで朝夕に雪かきしなければならないので中々大変なのが雪国の生活。ただ夜から雪が雨に変わったので、気温としてはマイナスにならない程度に暖かいんですね。
この雨で積もった雪が解けきってくれればよいのですが、中途半端にシャーベット状になった後にまた雪になったり凍ったりすると路面状況がかなり危なくなるので注意が必要。こういう時には子どもの安全も考えると出掛けにくいので自宅で過ごすことにしています。
地下鉄もない地方住まいだと公共の交通機関も利便性が良くないので出掛けるのも自家用車が前提になりますし、子どもが歩き始めるまでは外で雪遊びするのも難しいのでしょうがないところですね。
さて、今日から我が子が生後11ヶ月目に入りました。早いものであと1ヶ月でもう1歳になるんですよね。毎月恒例のここ1ヶ月間の成長記録を残しておきます。
歯は上下合計7本! 1ヶ月で4本増えました。
生後10ヶ月スタート時には下の前歯が2本と、その左脇に1本の合計3本だけ歯が生えていました。
それから1ヶ月。生後11ヶ月スタートとなる今日時点では上の前歯2本+その左脇に1本、下の前歯2本+その両脇に1本ずつの合計7本が生えています。
ちなみに一番最初に下の前歯が生えてきたのが生後7ヶ月スタートの2019年9月8日でしたので、4ヶ月前のことになります。
歯が生えはじめてから3ヶ月経った生後10ヶ月スタート時点でも3本だけだったので、ペースがかなりゆっくりだなぁと感じていたのが正直な所。
しかしこの1ヶ月間で一気に増えてきましたね。
後から生えてきた歯はまだ頭が出てきた程度ですが、やっと上下の歯で噛むということができ始めたことで、つかみ食べなどでも上手にパンを噛みちぎったりできるようになってきました。我が子自身もそれを感じているようで、一口分を噛みちぎっては嬉しそうに「ニヤっ」とする様子が見られます。
また歯が増える毎に顔つきが変わったり表情が豊かになったりしているようにも感じますね。下の歯が生えてきた時にも感じた変化が更に大きくなってきているということで。
その一方で歯が生えてきたことによって口の開き方・閉じ方が変化しているのか「よだれを垂らしてしまう」ということが再発しています。一時期は全然よだれを垂らすことが無くなったんですけれど。
また少し経てば歯の感じにも慣れるものかなと思っていましたが、現状では次から次へと新しい歯が生えてきているからなのかまだ慣れていないままのようです。
2本足でバランスを取るのは最長16秒。1ヶ月で倍以上に。これもう立ってると言ってよいですか?
生後9ヶ月に入ってすぐにつかまり立ちから2秒ほど2本足でバランスを取れるようになった我が子。ただこの段階では「立った」というよりは「倒れるまでバランスを取っている」という感じでした。
それから2ヶ月経ちまして、直近では約16秒程バランスを取って立ち続けることができています。正直な所、どこからが「立っている」の境目なのかがよくわからないんですよね。
ただ最初は「つかまり立ち状態から手を離してどれだけバランスを取り続けられるか」という印象だったのが、最近では「座った状態から立ち上がってバランスを取り続けられる」という感じになってきたので、これは「立っている」と言っても良いのではと思います。
立っている状態の姿勢もちょっと中腰っぽくなってバランスを取っていたり、最後に倒れ込むのではなくゆっくりと座ることもできるようになっています。これは「立つということをコントロールできはじめている」ということなのかなと。
1日何度も立つことは繰り返していますし、特に布団の上では倒れ込んだとしても痛くないということを理解しているので「それって軽くジャンプしてない?」というくらいに勢いをつけて立ち上がることも。
そうなると「初めて立った瞬間」というのがいつだったのかが曖昧でしたので動画などで記録できてはいないわけですが、順調に成長しているということだけで安心ですね。
次の段階はついに「歩く」ということになるわけです。今もつかまり立ちしながら手を引くように歩く練習をしてみたりもするのですけれど、我が子はすぐにハイハイ姿勢に戻ってしまうことがほとんど。親としては焦らず見守っていきたいと思います。
お喋りはかなりのレベルアップ。「おぉ!?」「あった!」は意味も理解しているのかも。
この1ヶ月間は年末年始に親戚などの集まりを通して様々な刺激を受けたようで、その度にお喋りがレベルアップしています。
意味のある単語を話すことはまだなのですけれど、我が子なりのルールで何やら喋り続けていることは確か。更に歯が生え揃ってきていることで「た行」などこれまであまり発音できていなかった行がお喋りに混ざってきています。
大人の言葉を理解しているかどうかという点では「ちょうだい」「あげる」などはほぼ完全にマスターしているようですし(ジェスチャーとの組み合わせというのもあるかもしれません)、「バイバイ」や「あっち」というようなものもちゃんと反応している様子。
また我が子が発するオリジナル言葉っぽいものでは「おぉ!?」と「あった!」というのが最近よく聞かれます。大人が呼びかけたり一緒に遊んでいるときだけではなく、一人遊びしている時にも独り言のように発している様子。
これは「おもちゃを隠してから見つけた時」だとか、「欲しい物が目の前に出された時」など一定の条件で発しているようで、驚きの「おぉ!?」と見つけたという意味の「あった!」という「正しい意味」で使われているようにも聞こえるんですよね。
言葉の習得が「一定の条件下において、ある決まった発声をする」という紐付けの記憶だとすれば、その最も簡単な学習の瞬間を目の当たりにしているのかもしれません。
これがどんどん複雑になっていくと考えると非常に興味深く楽しみもあります。
身体の成長も順調。体感的には急に背が伸びたように感じます。
直近の定期健診は生後9ヶ月の終わり頃で、検診結果は特に問題もなく順調でした。産まれた時の体重が2,594gと低出生体重児の基準(2,500g未満)ギリギリの小ささだった我が子ですが、成長曲線の中にちゃんと収まるように大きくなってくれているのが嬉しいです。
前回の健診からは1ヶ月程度しか経っていませんので、それから大きく変わっているということはありません。それでもミルクをあげる時などに横抱きをしてみると「何か大きくなったよね」と夫婦で話すくらいには背が伸び続けているのを感じます。
自宅で身長を測ったりはしていないのですが、リビングに本棚があって我が子がよくつかまり立ちしているので、その棚板を目安に背が高くなったことを確認したりもしていますね。細かく棚板の高さを変えているので「この棚板まで頭が届いてる!」とか。
ちゃんと立てるようにもなってきていますから、そろそろ昔ながらの「柱に傷をつけて記録していく」というのも始めたいところ。我が家には傷つけても大丈夫な柱が結構あるのでどの柱にしようか夫婦で決めようと思います。
湿疹は病院から処方された薬で小康状態。おしゃぶりで指がちょっと荒れ気味。
新生児期から湿疹が出やすくて、病院から処方された保湿薬(ヘパリン類似物質)やコロイド軟膏やワセリンを状況に応じて風呂上がりなどに塗っています。
最近はそれほど肌荒れすることもないのですが、たまにぶり返したようにピンポイントで湿疹が出た場合に軟膏を塗って対処しているような状況。
私が小さい頃から肌が弱かったので、遺伝的にはアトピー肌になりやすい可能性がありますから肌のケアについては気をつけて対応しつづけているところです。
ということで身体の湿疹は小康状態なのですが、最近気になるのは「おしゃぶりによる手の肌荒れ」。我が子は数ヶ月前から寝る時には必ず指しゃぶりをするようになりまして、親指や親指の根元が荒れがちになってしまっています。
口に入る部分なので薬を塗るのもちょっと良くないでしょうから、定期的に手口拭きで拭いてあげるくらいしかできないんですよね。おしゃぶり自体は今の段階では無理にやめさせないようにしているので、指の肌荒れについては様子見という状況です。
家族全員インフルエンザも風邪も引いておらず。
生後9ヶ月の健診の時に夫婦でインフルエンザの予防注射も受けてきまして、今の所はどちらもインフルにかかってはいません。地元の自治体でインフルエンザ注意報が出ていたりもしますし予防注射をしてもかかってしまうことはありますから、今シーズンはできるだけ人混みに行かないようにしているのも予防につながっているのかなと。
月齢的にはかなり出掛けやすくなってくる時期でもあるので判断が難しいところですけれど、子どもはインフルエンザの予防注射をまだ受けられませんからね。子どもの健康を第一に考えるということで。
ちなみに通常の風邪についても我が子は産まれてからまだ1度もひいていません。まぁ風邪と一言で言っても色々とあるでしょうから気付かない時に軽くひいているということもあるのかもしれませんが、少なくとも「完全に具合を悪くするレベルの風邪」はありませんね。
これもまだ人混みに頻繁に連れて行っていないということもあるのかなとも思います。小さく産まれた上に黄疸治療が必要だったりもしたので心配だった時期もありましたが、今のところは元気すぎるくらいに動き回りながら健康な生活を送っているという印象です。
保育園とかに入れば風邪をもらって帰ってくるということもしょっちゅうになりそうですけれど。
おもちゃを隠して見つけるのがブーム。
この1ヶ月間は認知的な成長についてもかなり進んだのかなと思いますが、特に象徴的なのが「おもちゃを隠して見つける遊び」をするようになったことですね。詳しくは以下の記事に記録しています。
一人遊びのバリエーションが増えてきているということも大切なことですし、記憶や予測に関わる発達が前提とならなければできない遊びができるようになっているのを見ると親としては感慨深いものです。
印象としてはこれまでの「赤ちゃん的な動きや遊び方」という範疇から抜け出して、新生児・乳児というイメージではない「幼児っぽい遊び方」ができるようになったと言えば良いでしょうか。
新生児期から乳児期までは確実に「赤ちゃん」で、どちらかというと動物的というか本能的な反応が優位であるように感じます。それが「確実に人間にしかできない遊びをしはじめているぞ!」というのがハッキリとわかるんですよね。これ目の当たりにするとかなりの驚きというか感動です。
離乳食は引き続き3回食+フォローアップミルク。最近はみかんが大ヒット。納豆は苦手。
食事については引き続き離乳食が1日3回食と、フォローアップミルクを毎食後+夜に一旦寝た後の21時に軽く起こして飲ませています(飲み終わるとそのまま寝ます)。
この時期になるとほぼ大人と一緒の時間帯に食べるようにしています。離乳食の時には我が子だけ食べさせて、食後に寝たら大人が食べるという順番にはしていますが。
生活リズムとしてはもう固定されていますから1ヶ月前と基本的には変わっていませんが、離乳食メニューについてはちょっとずつ新しい食材を追加してアレルギー反応などを確認し続けています。
最近だと海老を初めて食べさせました。甲殻類はアレルギーが多い代表的な食材の1つですから注意して身体の変化などを見ていますが、湿疹なども出ていないので大丈夫そうだなと。現状ではアレルギー反応が出た食材はありませんけれど、引き続き新食材については注意して確認していこうと思います。
ちなみに新食材を食べさせるのは朝食か昼食。万が一の時に病院で診てもらえる時間帯に試すのが大切なことです。
また最近我が子に大ヒットしたのが「みかん」です。缶詰みかんではなく普通のみかんを皮と薄皮をむいて食べさせたのですけれど、とあるタイミングで食べたみかんが甘くてとても美味しかったのか声を上げて喜びまして。それ以来、食事にみかんが出てきたのをみるとハイテンションで手を叩いて喜ぶようになりました。
一方で幼児用の納豆ふりかけを見つけたので試しに食べさせてみたのですが、これはどうやら苦手なようです。以前にも納豆汁を離乳食で食べさせてみたことがありましたが、この時にもあまり美味しそうな顔はしていなかったんですよね。
納豆ふりかけをかけたお粥を一口食べる毎に「おえーっ(本当にハッキリとこのまま発音)」と言うので、それからは無理して食べさせることはしていません。
偏食にならないように気をつけなければなりませんが、現状では納豆以外はちゃんと食べてくれているのでありがたい所です。
車移動は1時間程度であれば大丈夫。産まれてから2回目の「ベビーシートで眠る」を達成。
地方住まいだと移動は基本的に自家用車。2列目の席の後ろ向きのベビーシートに我が子を乗せて隣に嫁さんが座り、私が運転するというのがお出かけの時のスタイルです。
新生児期から月齢がまだ若い頃は「車が止まったら泣く。動き出したら泣き止む」というのが常でして、「とにかくできるだけ止まらず走り続ける」というのが車移動のポイントでした。
揺れが心地良いのかエンジン音が心地良いのかわかりませんが、この頃は抱っこしていても親が立って動き続けていないと泣くような状態でしたので、同じような条件が感覚的にあったのだろうなと思います。
その後、寝返りやずり這いができるようになってきた頃から「ベビーシートに座る事自体が嫌」という感じになってきました。乗せるだけで泣き出して、車が走り出しても泣くような状態。
これはどうしようもないのかなと思っていたのですが、どうやら「座っている角度が嫌」だということがわかりまして。自分で動いたり好きな角度で座れるようになると、中途半端に後ろにより掛かるような角度で座るのが気持ち悪いっぽいんですよ。自然と身体を起こしたくなって、でもシートベルトで固定されているのでそれもできず、結果泣くと。
そこで可能な限りベビーシートの背もたれを立てて、背中や腰あたりについてはタオルを入れたりしてフィット感を微調整することで座りやすくしてみました。これによってそれまでのグズり方が嘘のように車移動が平気になりまして、今では1時間程度であれば大人しく乗り続けることができるようになっています。
また年始の初詣の時に少し遠目の車移動となったのですが、この時に「ベビーシートで寝る」ということを達成しました。大げさなと思うかもしれませんが、我が子がベビーシートでグッスリ寝たのは産まれてから2度目なんですよ。親としては「ベビーシートで寝てる!」というのがめちゃくちゃ驚きだったわけで。
やはり我が子にとって座りやすい角度調整が大切だったのだなと思います。車移動で子どもがグズる場合には、背もたれの角度を調整したりタオルなどでちょっとしたフィット感を調整するなどして嫌がらないベストポジションを探してみるのがおすすめです。
まとめ
ということで生後11ヶ月目のスタートに際して、この1ヶ月間の成長についていくつか記録してみました。生後10ヶ月というのもいつもの如くあっという間だったわけですけれど、こうやって振り返ってみるとかなりの成長が見られた1ヶ月間だったなと感じます。「幼児」という段階に入りはじめた感が強いですね。
ちなみに「乳児」と「幼児」の時期についてですが、児童福祉法と母子健康法の定義では「幼児=満1歳に満たないこども」、「幼児=満1歳から小学校就学の始期に達するまでの期間」と定められています。
我が子もあと1ヶ月で1歳になりますので法的にも「幼児」ということになりますので、発達の状況を見ても順調に成長していると考えて良さそうなのかなと思いますね。
さて、生後11ヶ月のここからの1ヶ月間については、歩き始めたり言葉を話し始めるのかが注目。コミュニケーションの幅が大きく広がる可能性がありますので毎日の育児生活が非常に楽しみです。ではまた。