自宅の玄関先にまた「ひまわりの種の殻」が落ちているのが見られます。高さのある植木の真下にいくつもまとまって落ちているので、食べているのは鳥ではなくリスかもしれませんね。この冬の季節ですからどこか近所の方があげているものを拾ってきて我が家の玄関先の木の上で食べているということなのでしょうか。
殻を片付けても片付けてもしょっちゅう落ちているので、いつかカメラ仕掛けて正体を突き止めてみたいところです。以前に庭先を横切るリスを見かけたことが何度かありましたので、ひまわりの種を食べているのがもしリスであれば同じ個体という可能性もありそうですよね。
さて、まだリスのようには走り回れない生後11ヶ月の我が子は自宅で遊んで過ごすことが多いこの冬。最近「コップを重ねる」ということをちゃんとできるようになったので、成長記録として残しておきます。
定番おもちゃ「コップタワー」の遊び方の変化。
赤ちゃん用のおもちゃで「コップかさね」とか「コップタワー」というものがあります。サイズの違ういくつかのコップがセットになっていて、大きいコップの中に小さいコップを順番に収納していくとコンパクトに重なるものですね。また大きいカップを逆さにして、次に小さいコップを順番に重ねていくことでタワーのように積み上げることもできます。
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遊び方としては「重ねて収納」の方が比較的簡単で、「タワーに積み上げる」というのは月齢が若い赤ちゃんにはなかなか難しいです。
我が子の場合、単純に一つ一つのコップを手に取ったり投げたり、コップの中に別のおもちゃを入れて遊んでいるのがこれまでの遊び方でした。
コップを手に取ると乳幼児は口につけて吸おうとしたりもするのですが、これ系のコップおもちゃは窒息事故を防ぐためにコップの底に空気穴がいくつか開いているものがほとんどです。自宅のコップや哺乳瓶の蓋なども同じ用に興味を持つことがありますが、鼻や口を塞ぐ形で吸い付いてしまうと非常に危険なので渡さないようにしましょう。
「コップを吸う」ということ自体はなぜか子どもが好きな行動で、小学生低学年くらいでもイタズラで吸い付いた結果「口の周りが丸形に青紫になる」ということがあります。乳幼児は余計に危ないですからコップ・カップ系のものについては注意が必要ですよね。
また、親がコップを重ねてタワーにしてあげると、それをわざと倒して遊ぶということも。重なったものを倒すということも面白いようで、最初は思いっきり手で薙ぎ払うように倒していましたが、途中から「そーっと手を近づけて倒れるか倒れないかのギリギリを攻める」という遊び方も覚えました。
これは結果の予測と手の細かいコントロールができるようになって、「ドキドキ感を楽しむ」ということができるようになったという成長なのかなと思います。
それでも「カップとカップを重ねる」というのは中々できないままでして、両手にコップを持って「やって」と親に差し出すのが精一杯なのが少し前までの話。
ものの大小を理解しなければならないので意外と難しい「カップを重ねる」という動作。
それが段々と両手に持ったカップをぶつけ合うようにカチャカチャとやることが増えてきます。おそらく最初は重ねようとしているのではなくて、単純にコップ同士をぶつけ合う時の音などが面白いということのように見受けられます。
たまに親がコップを重ねたり、逆に積み上げてコップタワーにしたりするのを見せることをしていたのですが、生後10ヶ月頃になってそれを見て自分でもやってみようとする様子が見られるように。
そして生後11ヶ月に入る前後になって、ついに「コップを重ねる」ということが上手くできるようになったんですね。コップタワーに積み重ねることはまだできないのですけれど、大小のコップを重ねてまとめるということは90%以上の成功率でできるようになっています。
試行錯誤している様子を見ると「コップを重ねる」ということの難しさがよくわかります。
第1に「コップの大小関係がわからないと重ならない」ですよね。「コップかさね」のおもちゃっていくつものコップがマトリョーシカのように絶妙なサイズ感で重なっていく大小関係になっています。すると子どもにとってパット見では明らかなコップの大きさの違いがわかりにくいわけです。色分けはされていますから、重ねることを何度も繰り返して理解することでどっちがどっちに入るのかの成功率が上がっていきます。
第2に「利き手との関係」が挙げられます。どちらの手に持ったコップを内側に重ねるのが得意なのかというのがある程度あるようで、逆に持ってしまった場合には左右のコップを持ち替えている様子も見られます。
第3に「コップの持ち方を考えなければならない」ということも。コップの縁に手をかけて持とうとすると親指などがコップの内側に入りますから、そのままだと指が邪魔をしてコップが重なりません。そうなると一旦コップの側面を持つ方法に持ち替えた上で改めて重ねる必要が出てくるんですね。
これらの難関を突破することで初めて「コップとコップが重なる」ということに成功すると。一見単純で簡単なことにも見えますが、両手に持ったコップとコップを重ねるという動作がどれだけ高度なものなのかを我が子を見ていると気付かされます。
そもそも「コップを重ねたい」という動機付けがなければスタートしないということもあるわけで、重ねた所で特に物理的なメリットが無い(お腹が満たされるとか)ことを考えると不思議でもあります。成功したらめちゃくちゃ褒めますので、それ自体が嬉しいという強化要因になっているということはあるかもしれませんけれど。
まとめ
親としては我が子がコップを重ねられただけで飛び上がるほど嬉しいものです。また直近で「3つのコップを重ねる」ということにも成功したようなのですが、見たのは嫁さんだけで私はまだ確認できていません。
次はコップタワーなど「積み重ねて置く」ということもできるようになるのだろうなと思うと楽しみです。ではまた。