我が子を庭先で歩かせてみると、石を拾うんですよ。とにかく拾い続けるんです。
天気が良い日には庭先を歩かせることが増えてきまして。
ある程度ちゃんと歩けるようになってきましたので、怪我をしないように支えながらではありますけれど外を歩かせることも増やしてきています。
これまでは基本的には抱っこで散歩したりお出かけしていましたので、ベビーシューズを履いて自分の足で外を歩くのは我が子も楽しいようです。
玄関から出たところや庭先の小石を敷いている所を支えながら歩かせるわけですが、最初に地面におろして立たせた時には「え、いいの?」みたいな表情をしていたのが印象的です。
一度「歩いていい」とわかると興味深そうにゆっくりと足を進めていく感じ。自宅だと木の床や布団の感触だけで平らな部分がほとんどですから、靴を履いているとはいえゴツゴツとした感触は新鮮なのだとも思います。
今日は軽く雪が降ったので濡れてしまいそうな時にはまだ歩かせないようにしていますけれど、近いうちに長靴とか子ども用のカッパとかも買ってあげたいところです。
自分の足で歩いてみることで気付くこともあるらしく、風に揺れるナンテンの木を指差しては手を振ってみたり、鳥の声が聞こえるとどこにいるのか遠くを見渡してみたり。
抱っこしているのと周りの環境自体は変わらないはずなのですが、目線の違いだとか集中する点の変化だとかが影響しているのかもしれませんね。
自宅から少し離れたところにいくつか公園があるので、嫁さんが散歩に連れて行く時にはそこまで抱っこしていってから軽く遊ばせたりもしているようです。
私がワンオペで自宅育児している時には自宅の庭先で遊ばせることが今のところはほとんどですけれど、もう少し暖かくなって歩くのも安定してきたら遠出もしてみたいなと思います。
「石を拾うこと」にとにかく興味があるようです。
そして庭先で歩いている時には必ず「石を拾う」というのが我が子ブームというか半ばルールのようになっているようで。
ごく一般的な家の庭でして土の上に小石を敷いているので、子どもの目線からすれば一面の様々な小石の光景が気になってしょうがないのだろうと思います。
少し歩いてはしゃがんで小石を拾って、拾った小石を親に手渡してくるんですよ。
我が子は普段も「何かを渡したい・持って欲しい」という時にはわざわざ親の手を掴んで開かせてから手のひらに物を置いてきます。小石も同様でいちいち丁寧に手のひらを開かせて渡してくる感じです。
親に小石を渡したら、すぐに次の小石を拾いにかかります。拾ったら親に渡すと。これを暫く続けるんですね。
何個か親の手に石がたまったら、今度は親の手を開かせて集めた小石を我が子自身が両手で掴みます。
そしたら嬉しそうに小石を持ったまま庭の端っこの方まで歩いていって(親は転ばないように手を添えて付いていきます)、その小石をばらまくんですよ。ぶん投げるというか。
ばらまいた後は自分の手のひらをしげしげと眺めるのですが、これは手に付いた土とかが気になるようです。軽くほろってあげると満足した様子でまた次の小石を拾いに行くと。
庭先で遊んでいる時にはこの繰り返しですね。
他にも庭木を触ったりしても面白いのではと思って抱っこして葉っぱを触らせたりもしているのですが、自分で歩いている時にはとにかく「小石を拾う」ということを延々とやっています。
石の種類や大きさや色も様々に見えるでしょうから飽きないのかもしれません。
小石でも掴んだまま転んでしまうと手を怪我する可能性が高いですし、全てが丸石というわけでもないので注意して付き添う必要がありますけれど、親としては興味があるなら飽きるまでは好きなようにやらせておきたいなという思いです。
地元はまだ気温も低めで春先の虫がほとんど出ていないのですが、もう少しすればアリやらクモやら色々な虫が出てきます。そうなってくると虫にも興味を示し始めるでしょうね。
私が小さい頃はお出掛けの途中で蟻の行列を見つけるとしゃがんでジーッと見続けているような子どもだったらしいのですが、我が子も同じような行動をするのか、または触ったり捕まえたりしようとするのか。
教えていなくても自発的にする行動というものはあるもので、それが親子で自然と似てくるものなのかどうかが気になる所です。
ちなみに最近は離乳食でつかみ食べをすることも多いので食後に手を洗う練習をしている関係もあって、我が子は水道の蛇口を見ると水を出して欲しいとせがんできます。
玄関脇にも外用の水道がありましてこちらにも興味を示しているので、外で遊んで家に入る前に手を洗う練習も始めています。
時期的にはまだ水が冷たいということもあるので、気温によっては家に入ってからぬるま湯で洗うようにしていますけれど。
まとめ
ということで「小石を拾うブーム」が到来している我が子でした。
雨上がりとかで土が湿っていると手が汚れやすくなるので、土が爪に入ってしまったりすると洗うのが中々大変だったりもしますが、こういうのって「子どもらしい」という感じがしますよね。
身近なものでも新しい発見ができるようにサポートしていきたいものですね。ではまた。