子育て日記

【子育て日記】本棚から本をありったけ出していくブーム。【1歳1ヶ月】

最近の我が子のブームのひとつが「本棚の文庫本を片っ端から出していく」というものです。短いブームかと思ったらほぼ毎日繰り返しているので記録しておきます。

「本棚から文庫本を抜いては渡してくる」の繰り返し。

我が家のリビングにはFF式ストーブがありまして、その脇に文庫本専用の本棚を置いています。そして本棚の前にはソファー。

子どもがストーブに触ってしまうのは危ないですからストーブガードを立てていて、そのガードとソファーの間のちょっとした隙間に入るのが楽しいようなんですよね。

我が子は隙間から本棚の方に入っていって、そこに置いてある文庫本を1冊ずつ抜いては親に「はいっ」と手渡してきます。

それぞれの本には元からカバーが掛けてあるので、手に取った時に中身だけ滑って落ちてしまうこともあります。そんな時にはカバーだけ渡してくることがほとんどで、床に落ちた本体はほぼ拾ってくれません。

それで1冊渡してからまた次の1冊を引き抜いてというのを繰り返しまして、うまく掴める範囲の棚が空っぽになるまで続けることもあります。

一通り満足いくまで本を取り出したら本棚から離れて別な遊びを始めるのですが、親が本を棚に片付け直しているのを見るとまた近寄ってきて1から取り出し始める始末。

何かにハマると百回でも繰り返すのが子どもですから、最近では本棚から本を取り出すのが毎日のルーティーンのようになっているわけで。

私の性格として「本棚の本は作家や発行日などの順番までちゃんと揃えて並べたい」というのがあるのですけれど、毎回並べ直しているときりがない状態なのでもう気にしなくなってきてしまっています。

それにしてもこの「本を抜き取って渡す」ということの面白さって何なんでしょうね。

たまに表紙を見たりページをめくったりするような様子も見られるので、表紙の絵や挿絵だったり文字にも興味を持っているのかもしれません。

しかしほとんどの場合は「本棚から抜いて渡す」だけで満足している感じに見えます。

似たような行動だと「綿棒をぶちまける」とか「ビニール袋をジップ袋から出す」みたいなことはこれまでもありました。

【子育て日記】綿棒の束をケースから掴んでぶちまけるブーム。【生後11ヶ月】子どもって「大人はやらないけれど確かに面白そう」というのを本当に楽しそうにやりますよね。大人からすればただのイタズラだったりするのですけ...
【子育て日記】とにかく「箱や袋に入っている物を全部出す」ことをしないと気が済まないようで。【1歳0ヶ月】一人遊びが上手になってきている我が子ですが、「物を取り出してぶちまける」というブームが相変わらず続いています。 https://j...

「物を取り出す」ということ自体が楽しいということのようにも思われますよね。

反対に「物を入れる」「片付ける」ということには今の所はそれほど興味がないようですので、本能的に「物を取り出す」ことは優先順位が高い何かがあるのかもしれません。

まぁ「取る」という事がそこにあるものを単純に手にすることに対して、「入れる」「片付ける」についてはその対象(箱や棚など)の機能やルールを理解できなければなりませんからね。

手や指の使い方が器用になってきているということ。

飽きずに繰り返している我が子の様子を見ながら、手渡してくる文庫本を「ありがとう」と受け取り続けてふと気付いたことがあります。

「棚から本を取り出す・引き抜く」ことが普通にできているのですが、これ結構な進歩だなぁということです。

棚の段ごとにかなりきっちり文庫本を詰め込んでいるので、本と本の僅かな隙間に指を入れるか、本の上の部分に指をかけて手前に倒しながら引き出す必要があるんですよね。

以前は本棚の本を取るというのはある程度隙間が空いている状態だったり、高さが異なる本が並んでいる場合にしかできませんでした。掴みやすいという意味で。

それが今では同じ高さの文庫本がきっちり隙間なく並んでいる棚から取り出せるようになっているということですから、指先の動きや力加減の細かい調整ができるようになってきているわけです。

持った時にカバーが滑って外れてしまうというのは「握力がまだ弱い」ということでしょうけれど、手や指の使い方については器用になってきていると言っても良さそうかなと。

他のことでも同じですが、子どもが何度も繰り返すのは「それができること自体が楽しい」という感覚があるからなのかなとも感じます。

大人にとっては当たり前でも子どもにとっては産まれて初めての感覚でテンションが上がっているということもありそうですよね。

ラジコンカーでもゲームでも「操作すること自体が楽しい」ということは大人でもわかりますので、それが自分自身の手や指についても同じような感覚があるとすれば納得がいきます。

身体を動かすだけではなくて、座学の勉強などでも同様の感覚で力を伸ばしていくことができれば理想的な学びに繋がりそうです。

ひらがなを覚え始めれば「読めるのが楽しい」となるでしょうし、もう少し先の学習についてもいかに「学ぶのが楽しい」という感覚を養っていけるのかが大切ということで。

親としての子どもの教育についてもそろそろ考えていかなければなりませんので、我が子の様子をしっかりと観察しながら力の伸ばし方のポイントを見つけていきたいですね。

まとめ

ということで「本棚から本をありったけ出していく」ブームが始まっている我が子の記録でした。

できることが増えていくのは良いのですけれど今の段階では総じて「部屋がとっ散らかる」方向の成長が中心です。

朝寝や昼寝のタイミングや夜の就寝後に散らかった部屋を片付けてリセットするのも親の役割になっていますが、段々と片付けることも教えていきたいですね。ではまた。

 

こちらの記事もおすすめ
Translate »