よくあることなのですが、実家で昔の話をしていたわけですよ。
今自分の実家に夫婦で来ていて、まだ我々高校生だったときにうちの家族と嫁さん(当時は彼女)と一緒に青森の種差海岸に行った時に寄った八戸の温泉銭湯がどこだったのかの捜索会議がひらかれている。17年程前の話で記憶が薄いのだがどこだったかなぁ。
— Neji@ふるさとで生きていく。 (@neji1983) December 15, 2018
で、2001年頃に行った青森旅行で寄った温泉銭湯が果たしてどこだったのかという流れになりまして。
今やネットで検索すれば欲しい情報は大方手に入る時代だろうとみんなでスマホやらパソコンやら総動員で画像検索やらGoogleマップやらストリートビューやら暫く調べていたのですが。。
だめだ総当たり戦でも見つからん。。もしかすると既に潰れてしまっているのか。。ネット上の情報って意外と時代辿れないもんだな。Googleの日本法人ができたのが2001年だから、それ以前のアーカイブって誰かにまとめられていなければそもそも存在しないとか。
— Neji@ふるさとで生きていく。 (@neji1983) December 15, 2018
結局見つからず。。閉鎖された温泉銭湯とかも含めて見ていったのですが、記憶と合うものには辿り着きませんでした。
17年程前の話ですから潰れてしまっていたり、またはリニューアルでパット見はわからない可能性もあります。しかしよく考えてみると2001年ってどれだけアーカイブが残っているのかなと。
Google自体は1998年設立、Yahoo!の検索エンジンに入ったのが2000年、日本法人設立が2001年。ということは、その当時の情報って今のインターネット上にある情報量と大きく隔たりがあるはずですよね。Google以前の情報のアーカイブって乏しいわけで。
今であればSNSやらブログやらメディアや個人が発信する情報が複雑に絡み合っているわけですから、個別の情報であっても引用されたりまとめられることで更に引き出しやすくなりますよね。Twitterのようなつぶやきも含めて現実世界のあらゆることがネット上にアーカイブされていく確率も高くなるということです。
だからこそ、この情報量に慣れている今の時代は「取り敢えず検索すれば答えが見つかる」に近いものになっています。もちろん専門的な事項であれば限界はあるでしょうけれど。
それが今回、検索黎明期(及びそれ以前)の情報も同じようにネット上に求めることが意外と難しいのだと再認識しました。インターネットが一般に普及したのは1990年代。自分が生まれた1980年代には研究向けのみで一般にとっては存在していなかったと言っても過言ではないわけで。
教科書に載るような歴史的な事項であれば現代になってからも情報が積み重なり続けるのだと思いますが、そのあたりと現代の間の微妙な期間についてはアーカイブ情報が乏しい「狭間」のようなものになってしまうのかもしれません。
青森の温泉銭湯については当時のフィルムカメラの写真も含めてもう少し探してみることにします。直接八戸市を車でまわった方が記憶が呼び起こされる可能性もありますね。それにしても気になる。。