デジタルカメラ

新幹線と朝靄とGRの眼。

一昨日から昨日にかけて大阪出張でした。岩手から大阪に行く場合には東京経由で新幹線か、県内にある花巻空港、または宮城県まで行って仙台空港からLCCという手段のいずれかになります。

岩手〜大阪間って距離的にも金額的にもけっこうかかる

仙台空港からだとPeachに乗れるので安上がりなのですが、盛岡から仙台までが200kmくらいあるので結局そこまでの交通費と時間がかかっちゃうんですよね。花巻空港からだと大阪まで1時間半で行けますがLCCは大阪まで出てないので料金高め。さらに盛岡〜花巻間の交通費と時間がかかります。こんなこともあって大阪出張の場合は結局新幹線で行くことがほとんどです。新幹線だと片道5〜6時間かかりますが社内でゆっくり作業もできますし、時間も調整しやすいし、東京で別な予定を入れることもできるので便利です。

ただし往復交通費は6万くらい。盛岡〜東京が約1万5千円で、東京〜大阪も同じくらいなんですね。宿泊費まで考えると1回の出張で7〜8万の経費がかかりますから、ビジネスでも個人旅行でも結構な金額感・距離感になるもので。

参考)岩手県への観光客はどの都道府県から来ているのか?

ちなみに岩手県に訪れる観光客って2017年度は次のような割合です。

やはり東京が一番多いんですね。新幹線で2時間半で着きますから本当に近くなったものです。東北新幹線は車両も比較的新しくて乗り心地も良いのでお得感ありますよね。

2位の岩手県というのは県内で周遊しているということ。これは感覚的にもわかります。四国くらいの広さに33市町村がある岩手県なので、県民も休日のお出かけは県内を自家用車でドライブするものです。

3位以下を見てみると、基本的には関東、東北、北海道というところ。東北だと隣接している青森、秋田、宮城。残りの山形・福島は少し距離感あるのと、この2県からは宮城県仙台市だとか首都圏の方が距離感的に近いとも聞きますね。

9位の愛知については、花巻空港からFDA(フジドリームエアラインズ)が飛んでいることが大きいです。FDAはLCC(ローコストキャリア)ではなくてFSC(フルサービスキャリア)です。一般的にFDAのように地方拠点の航空会社はリージョナルエアラインと呼ばれますね。金額的にはLCCほど安くはないですが大手よりは安めかなといったところ。花巻〜名古屋の普通料金で3万ちょっとくらい。新幹線だと2万ちょいなので新幹線よりは高めですが、早めのWeb予約で割引とか活用すれば1万円台でも行けたりしますのでリーズナブルということなのでしょう。

朝の東北新幹線は東側の窓側席がおすすめ

ということで今回も新幹線で東京経由で往復してきたのですが、特に朝早めに盛岡を出発するときには東側の窓側席を取るようにしています。景色が好きなので。

朝方の日が昇るくらいの時間帯って、田舎の景色がとても綺麗に見えるんですね。県内だと個人的には紫波町のあたりが好きで、田園風景の中に防風林・防雪林(屋敷林・屋敷森)に守られた住宅が点在しているんです。この防風林は地元では家久根・居久根(エグネ・イグネ)と呼ばれてたりします。

太陽を背に朝靄が晴れていくくらいの風景は格別で、いつも写真撮りたいなぁと思いながらなかなか車窓越しだとうまくいかなかったり。それが今回GRで良い感じに撮れたのが冒頭の1枚。ブリーチバイパスかけてJPG撮って出し。16:9にトリミングだけしています。薄く遠くの景色がグラデーションで透けていく感じが幻想的でたまらないですね。

まとめ

ということで視覚イメージに近い写真がGRで撮れたのでお披露目と、東北新幹線の東側の窓側に朝方乗ると気象条件が良ければこのような風景楽しめますよというご紹介でした。ちなみに東海道新幹線は南側だと海、北側だと富士山が見れるので迷うところですが、写真撮りたいなら富士山狙いの方が良いかもしれません。まぁ窓席取れなかったらデッキから撮れば良いですが。昨日の帰りも結構きれいに富士山見ることができて(窓席ではなかったので見るだけで写真撮ってないですけれど)車内もデッキも撮影会になっていました。出張多いとあまり気にしなくなるのですが、あぁいうタイミングは恥ずかしがらずにパシャパシャやってて良いもんですね。微笑ましいというか。

しばらく遠出はない予定ですけれど、朝方の風景撮って歩くことは時間見てしたいなと思います。北国の冬の景色はなかなか良いものですからおすすめです。ではでは。

こちらの記事もおすすめ
Translate »