レンズ1本でカメラの楽しさって変わるものだなと。
オールドレンズ遊び用にNEX-6も追加。
古いNEX-C3でオールドレンズ&Utulensで遊んでいたものの、段々と物足りなくなりファインダー付きの機種にしたいなと感じまして、これまた旧型のNEX-6を手に入れました。最終的にα7シリーズまでいきそうな予感がするものの、何とか踏みとどまって少しずつSonyミラーレスの歴史を辿っていこうかなと。
まぁ敢えて踏みとどまる必要もさしてないのですが、トイデジ然りフィルムカメラ然り、少し前の時代のプロダクトをいじるのが結構好きなんですよね。デジカメはフィルムカメラと違って技術の進歩が続いているので、たった1年でも新しいものの方が明らかに高スペックになるのが普通ですけれど、それでも1,600万画素のAPS-Cセンサー程度であれば旧式でも十分楽しめます。あとはボディよりもレンズの方が大切だったりするわけで。
手頃で手軽な「SIGMA 19mm F2.8 DN」購入。
旧機種とはいえNEX-6の感触はなかなか悪くなくて、これならAF効くレンズが欲しいなぁと感じてしまいコスパ良さそうな「SIGMA 19mm F2.8 DN」を購入。Artラインのレンズにしては安価なんですね。サイズも比較的コンパクトですし、オールドレンズ用のマウントアダプタに慣れていた身としてはそのまま装着できる&AF効くのがそれだけで嬉しい(笑)。いや普通のことですよ。AFなんて。
でも普通のデジカメでAFに慣れていると、オールドレンズのMFが使いたくなって、今度はMFに慣れてくると、AF効くレンズが楽しいという。これも沼の一つなんでしょうか。
ちなみに「SIGMA 19mm F2.8 DN」にはフォーカスリングがついているのでMFも楽しめますが、リングの操作感が軽いというかヌルっとしているので個人的にはあまり使わないかも。必要なときに選択肢としてあるのは良いです。
このフォーカスリングの操作感ってとても大切で、オールドレンズ選ぶときも写り半分、操作感半分で好き嫌い決めている気がします。コンデジだとFZ50のズームリングの操作感は結構好きでした。おそらく自分の感覚としての回す角度と実際のズームやフォーカスの変わり方のリンクがしっくりくるかどうかなんでしょうね。
久しぶりに「取り敢えず色々撮ってみたい」欲を感じさせてくれた組み合わせ。
いざ「SIGMA 19mm F2.8 DN」で試し撮りしてみると、シンプルに楽しい。個人的な感覚ですが、カメラ趣味にしていると「機材を揃えたいターン」と「写真撮りまくりたいターン」がそれぞれ波のように押し寄せてくるんですよ。それが一緒になることもあれば、どちらも手を出さなくなることもある。感覚的には「機材を揃えたいターン」のときは「写真あんまり撮らないターン」になりがちです。ずっとネットや雑誌で情報漁ったりして中々外に出なくなってしまったり。
どちらかというと機材よりも実際に「撮る」方を少しでも増やした方が経験値が溜まると考えているので、「機材を揃えたいターン」のときは要注意なんですが最近これに近い状況になっていたわけで。
それが「SIGMA 19mm F2.8 DN」で久しぶりに「写真撮りまくりたいターン」にスイッチが入った感があります。他に便利ズームも欲しいなぁとか考えていたものの、しばらくこの単焦点で色々と撮ってみようという感覚。レンズ1本で気持ちも変わるものです。これでまた欲が出てくるともっと良いレンズだとかフルサイズだとかに目移りしていきそうですが。
昔はSonyのデジカメって青被りしているようなイメージを持っていてあまり惹かれなかった記憶があります。でも改めて旧機種でも手にとって見ると悪くないものですね。機能だとか表現のトーンの好き嫌いって年齢によっても変化していくのかもしれません。「SIGMA 19mm F2.8 DN」は購入したばかりでまだ作例も少ないので、これからお散歩カメラとして撮り集めていこうと思います。ではでは。