子育て日記

【子育て日記】子どもの言語習得について一考と、「パチパチ」と拍手をするのが定番になった話。【生後11ヶ月】

生後11ヶ月15日。1歳を前にしてここ最近の成長スピードが非常に速いように感じている毎日です。いつものことですが少し成長すると「あれ、少し前までどんなんだったっけ?」って感じますよね。既にできるようになったことがまだできなかった時期を思い返すことって意外と難しいなと感じたりもします。

さて、今回は我が子の言語習得についてと「パチパチ」という拍手のレベルアップについて記録しておきます。

日々コミュニケーション能力が高まっていることを実感。

相変わらずはっきりとした単語はまだではあるものの「あった!」「きたー!」などは同じシチュエーションで発するようになっていまして、何よりもとにかくお喋りで起きている時には何やらずーっと話し続けている印象。

もし1日の発語数を毎日記録していたとしたら、この1ヶ月で一気に数倍以上になっているだろうなと思います。親に対する話しかけも多くなっていますし、一人遊びをしている時の独り言もかなり増えています。

親としては指差しや仕草で大体のことはわかるので、子どもなりの言葉で伝えてくるとしてもそれほど不便はなかったりします。お互いに何かを伝え合うというコミュニケーションがこの1ヶ月でかなりできるようになっているのは確かですね。

そして子どもが伝えようとすることを親側が理解できると、子どもは更に伝えようとしてきます。これは「伝わって嬉しい」ということでモチベーションが上がっているのかなとも感じるところです。

おそらく今現在は大人が話すことについてはある程度は分かるようになっていて、その一方でただ我が子自身が何かを伝えようとする場合には言葉になっていないという発達段階ではないのかなと。理解と発信の力がアンバランスという可能性があります。

そう考えると例えば「大人にはわからない言葉で子どもが伝えようとしてくる」といった場合には「それは○○だよ」と指摘して訂正するのではなく、取り敢えず受け入れて褒めてあげるところからスタートする方が結果として言葉の習得が早くなるかもしれません。

この先どこかのタイミングで正式な言葉を覚えることにはなりますから、言語習得の初期段階としてはまずは否定せずに小さな成功体験を積み重ねていくイメージにしたいですね。コミュニケーションができているということを実感すること自体が大切です。

「パチパチ」と拍手するジェスチャーはマスターした模様。

言葉とは別に様々なジェスチャーのルールも覚え始めているわけですけれど、最近完全にマスターしたなというのは「パチパチ」という拍手。

これまでも親が褒めるときなどに拍手をすると喜んで拍手をする仕草は見られました。また少し前の記事でも書いたように音楽に合わせて「パチパチ」と手を叩くことも上手になっています。

【子育て日記】音楽に合わせて両手を叩いたり、つかまり立ちで屈伸したりするようになりました。【生後11ヶ月】生後11ヶ月に入って日々成長が見られる我が子。最近は音楽に合わせてリズムを取るように拍手をしたり、つかまり立ちしたまま楽しそうに膝を曲げ...

そんな中で新しくやるようになったのが「自分から拍手をして、親に拍手を促す」というような仕草です。親が我が子に促すのではなく、また自主的に音楽に合わせて叩くのでもなく、我が子が親に促してくるというのが新しいわけです。

この仕草をする場面としては例えば「おもちゃで遊んでいて何かが上手くいった時」などです。カップを上手く重ねられたとか、ボタンを上手く押せたとか。

親が見ている前であればこちらから拍手して褒めることもありますが、我が子なりに上手くいって「できたよ!」とか「(褒めてほしい)」という場合に自分で拍手している様子を親に見せてくるんですね。

こちらとしては我が子が拍手をしてきたことで「何かが上手くいってそれを伝えたいようだぞ」と気付くこともあるので、それが何なのかをその場で理解して正しく褒めてあげる必要があります。そしてちゃんと「○○ができたんだね」と正解を褒めてあげれば我が子も嬉しそうにしています。

もし頓珍漢なことを言ってしまったり、伝えたいこととは別のことを褒めてしまったりすると我が子は不満顔になるので、明らかに「伝えたいポイントがある」ということがわかります。

これは「褒められて嬉しい」「褒められたい」という承認欲求でもあるかと思いますから、親としてはしっかりと都度都度満たしてあげることで自身を付けさせてあげるのが大切でしょう。

ちなみに一度褒めると百回でも繰り返そうとするのが子どもですから「いつまでやるの?」「またやるの?」みたいなこともありがちですけれど、今の所は基本的に飽きるまでやらせるようにしています。その中で少しずつでもルールを覚えていけばよいのかなと。

ノンバーバルなコミュニケーションが十分にできるようになると伝え方がそればかりで言葉の習得が遅くなるのではと心配になることもあるかもしれませんが、まずは「伝える」「伝わる」ということからスタートして焦らず進めていきたいですね。

まとめ

コミュニケーションのルールを覚えて、それが通じるとわかると嬉しい様子が見られるのが親としても嬉しいんですよね。1年前には産まれてもいなかったわけで、それが既に自分の意思を伝えられるようになってきているというのは感慨深いですし、また純粋にヒトの発達ってとんでもないことだなと感じるばかり。

1歳になるのももうすぐですけれど、それまで新たに習得することもまだありそうかなとおもうと楽しみですね。ではまた。

こちらの記事もおすすめ