子育て日記

【子育て日記】謎の言葉「トコトコトコ」と言うのがブーム。【1歳2ヶ月】

意味はわからないけれど子どもが何度も繰り返す言葉ってありますよね。

我が子は「トコトコトコ」という謎の言葉がちょっとしたブームになっているようです。

1歳児にとって「トコトコトコ」は何の意味がある言葉なのか。

特に親が教えたわけではないのですが、いつからか急に「トコトコトコ」と繰り返すようになりました。

この「トコトコトコ」というのが何の意味があるのかがイマイチわかっておりません。

「にわとり=コケコッコー=コッコ」みたいに何かしらの単語を簡単にして覚えているという可能性はありますよね。

対象になる何かを見て話したり指差したりしていれば確定するのですけれど、我が子が「トコトコトコ」と繰り返しているシーンは一見ランダムに見えるのです。

これまでには「ぷいー」という発音が流行ったことがありまして、もしかしたらこれに近いものかもしれません。

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この時も「ぷいー」が何かしらの単語を表しているというわけではなさそうでした。

おそらく口や舌の動きの発達に伴って新しい発音ができるようになり、それに自分で気付いたことで「その音を出すのが楽しい」という感覚なのかなと想像しています。

今回の「トコトコトコ」も同様だとすれば、「ト」「コ」の発音ができるようになったことで「楽しい」という感覚が根っこにあるのかもしれませんね。

カ行やタ行は舌を上手く使わないと発音できませんから、「コッコ」などが言えるようになったことと合わせて考えると特に舌の使い方についてレベルアップしている証拠と考えられます。

こういう急に始まった謎のブームは暫く続いたら自然と消えて、また別の新しいブームに移っていくのが定番です。

「トコトコトコ」を聞けるのも今だけかもしれませんので動画に残しておきたいと思います。

人に伝えるための言葉と、自分の中だけで満足している言葉。

以前の「ぷいー」や今回の「トコトコトコ」という言葉を聞いていて思うのが、子どもにとっては「人に伝えるための言葉」とは別に「自分の中だけで満足している言葉」があるのだなということです。

例えば「ねんね」とか「いや」とかの言葉は「相手に自分の気持ちを伝える」というコミュニケーションを前提としていますよね。

独り言で「ねんね」とか「いや」と言うことは基本的には無いわけです。

「コッコ」や「ワンワン」などの名詞については状況によるかもしれませんが、1歳程度の今の感じだと「指差しして名前・存在を確かめる」という印象があります。

これについても現状では「近くにいる親などに伝える」という意図があるように感じていて、独り言として発するようなことはそれほど多くないのかなと。

TVとか動画で見ている時に一人で指差して「こっこ」と言うことはありますけれど、その際にも「こっこ」と言った後で親の顔を見てきたりするので確かめているっぽいんですよね。

これらに比較して「ぷいー」や「トコトコトコ」は完全に「独り言として使う」という言葉になっています。

親の顔を見て「ぷいー」「トコトコトコ」ということはまずありません。

大抵が一人で歩きまわったり遊んでいる時に独り言のように発しています。

となるとこれらの言葉は「何かを相手に伝えるための言葉」ではなくて、「自分自身が発することで満足する言葉」ということになりますよね。

発音することが心地良いとか、新しく発音できるようになったことで楽しいとか。

そのような純粋な動機付けで我が子の中でブームになっているとすれば、このような種類の言葉を覚えて自発的に発していくというのは子どもの成長という視点で一つのポイントになりそうだなと感じます。

親が教える意味のある言葉とは異なりますし、子どもにとっては発することが心地良い・楽しいということに加えて何らかの自分だけの意味を持っている可能性もあります。

自分だけのルールだとしてもそれを生み出すことができるのは大切なことで、子どもが主体的に学ぶ力の芽生えと捉えれば、その力を上手く伸ばすサポートをしていくのも親の役割でしょう。

子どもの行動をよく見てできる限り理解し成長のサポートをしていきたいものです。

まとめ

新たにブームが到来している謎の「トコトコトコ」という言葉についてでした。

ちなみにこういう言葉ってブームの終わりに別な言葉に置き換わることもあるのかどうかも興味がありますよね。

「コッコ」や「ワンワン」は「コケコッコーorニワトリ」「イヌ」などの正式な単語になっていくのでしょうけれど、「トコトコトコ」などの意味があるのかどうかがわからない言葉についてはどうなるのか。

発音するのが楽しいだけの言葉だったのであれば自然と消えていく可能性が高いですが、もしかしたら何かしらのちゃんとした意味を持っていて、置き換わった時に始めて大人にとっても意味がわかるということが無いとも限りません。

「トコトコトコ」は「歩くよー」という意味で使っていたのか!とかね。

いつか我が子がちゃんと会話できるくらいになった頃に改めて確かめてみたい気もします。ではまた。

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