平日の自宅保育の定番と言えばNHK・Eテレ。
子どもにあまりTVを見せすぎるのは良くないという意見を聞くこともありますが、我が家では民法は見せずNHKだけならOKという基準になっています。
またここ暫くの外出自粛の世の中ですから、朝と夕方の時間帯はEテレを親子で見ながら歌ったり踊ったりするという感じで活用している所です。
我が子にとっては普段は同世代の他の子と会うことも基本的にありませんので(一時預かりも停止になってしまっているので)、TVを通して他の子どもや大人の存在に少し触れさせるという意味合いもありますね。
昔のようにTVのサイズが今よりも小さくてブラウン管だった時代とは違いますので、大きい画面でコンテンツに触れるということはいくらかでも視聴ストレスが少ないのかなとも考えています。
いずれ親になってみてEテレのありがたみを感じている日々ですけれど、少しずつ歌や踊りを真似るようになってきている我が子が「ぐーぐーぱーぱーげんだいじーん」の振り付けを初めてできたのが今回の記録です。
「おかあさんといっしょ」の「からだ☆ダンダン」の「ぐーぐーぱーぱーげんだいじーん」です。
番組は「おかあさんといっしょ」。その中の曲で「からだ☆ダンダン」というのがあります。
作詞は岩手県出身のギャグ漫画家、吉田戦車(よしだ せんしゃ)さん。『伝染るんです。』が有名ですよね。
一応wikiリンク貼っておきます → 吉田戦車(Wikipedia)
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ちなみに我が家の本棚にはなぜか「火星田マチ子」がありますが…。
そして作曲は小杉保夫(こすぎ やすお)さん。
作曲家の名前ってあまり気にしない方も多いのかなと思いますけれど、クレヨンしんちゃんの「オラはにんきもの」や、郷ひろみさんの「お嫁サンバ」等を作曲された方と聞けばその凄さがわかるかと思います。
こちらもwikiリンク → 小杉保夫(Wikipedia)
いずれ超有名な方々による作詞・作曲である「からだ☆ダンダン」は流石といいますか子どもの心をガッチリ掴む曲になっておりまして、我が子も食い入るように毎回見ている感じです。
ただ振り付けについては1歳そこそこの我が子にとってはまだ難しいようで、足を曲げ伸ばししながらリズムを取ったり手を振ったりするようなことから少しずつ上達してきている状況でした。
それがついに「ぐーぐーぱーぱーげんだいじーん」というちょっと難しい振り付けを真似することに成功したんですよ。
歌詞の通り手をグーにして顔の前に持ってくる振り付けなので、普段子どもが自然にやる動作ではないんですよね。
そのような動作・振り付けを、手取り足取り教えるわけではなくて基本的に画面を見るだけで真似できたと。まだ毎回できるわけではないのですが、これは嬉しい成長です。
本能的な身振り手振りから少しずつ意味のあるものに。
これまでは本能的な動きに近いものばかりだったのが、少しずつ意味のある動作も覚えられるようになってきているように思います。
手足の動きとしても「曲げ伸ばし」だとか「振る」「叩く」だとかについては本能的な動きに近いものですよね。
それが何かしらの意味やルールと紐付いている動作もできるようになってきているわけです。
このようなものとして比較的早く覚えやすいのは「バイバイ」の相手に向かって手を振る動作や「あっち」という指差し動作だったり。
我が子もこれらについてはかなり早い段階でやり始めていたのですけれど、今回の振り付け動作のようなものは難易度が違うというかカテゴリが違うというか、別物と言っても良いようなレベルに感じます。
TVに映っている1〜2歳程の子どもたちは既に出来ているわけですが、目の前の子どもを見ている親としては中々難しいぞと思うばかりだったんですよね。
成長スピードは人それぞれなので特に心配していることはなかったものの、果たして我が子がこれだけ複雑な動作をどうやってできるようになるものなのかという興味はあったわけで。
実際には今回のように「どこかのタイミングで急にできるようになる」ということの積み重ねで、振り返ればこれまでの成長も同じような繰り返しだったなと納得するばかり。
子どもの中で少しずつ学習しているものが、ある段階で閾値を超えて自分でも動作として再現可能になるという感じなのでしょうか。
そういう意味では成長がなだらかに連続する「坂」というよりは急にポンとレベルが上がる「階段」のようなイメージで子どもの成長を捉える方が良いかもしれませんね。
それに対して親としてできることは、すぐにできるようにならなくても根気強く見せたり教えたりし続けるということになりそうです。
子ども側としては次の段階に上がるまでは経験を蓄積し続けるわけで、その途中では親からは結果が見えなくても気にしないことですね。
まとめ
子どもにとっては少し複雑な振り付けも段々とできるようになり始めているということで、これからの日々の成長が益々楽しみです。
それにしてもEテレの番組でも無観客収録的な感じで子どもが出ていないことが増えていますが、この騒動が落ち着いてまたあの賑やかさが取り戻せることを願うばかりです。ではまた。