子育て日記

【子育て日記】音楽に合わせて両手を叩いたり、つかまり立ちで屈伸したりするようになりました。【生後11ヶ月】

生後11ヶ月に入って日々成長が見られる我が子。最近は音楽に合わせてリズムを取るように拍手をしたり、つかまり立ちしたまま楽しそうに膝を曲げ伸ばししている様子が見られるようになりました。

音楽に合わせてリズムを取る行動がはっきりと見られるように。

我が子は新生児期から音楽が好きだったようで、メリーや子守唄に合わせて「あー、あー」と声を出していた時期もありました。首がすわって縦抱きができるようになってからも寝かしつけのために抱っこして子守唄を歌うと、寝るどころか声を出し始めるということも多かったことを覚えています。

その後、寝返りができるようになり始めた頃から「音楽に合わせて声を出す」ということは減ってきました。それまでは横になっている時には視界も動きませんし、どちらかと言うと耳から聞こえる刺激が優位だったということもあるのかもしれません。

寝返りやずり這いができるようになると今度は自由に移動でき始めますし、視界が大きく動くことに加えて触りたいものに近づいて触ることができるようになります。すると視覚や触覚の刺激が急激に多くなってそちらが優位になるのかなと。相変わらず音には敏感でしたが、音楽に合わせて歌わなくなったなぁと感じました。

この状態がしばらく続いていたのですけれど、最近になって音楽に合わせて両手を叩いたり体を動かしてリズムを取る行動が見られるようになったんですね。

例えばNHKの「おかあさんといっしょ」や「いないいないばあっ!」で流れる歌が好きなようで、特に「いないいないばあっ!」のオープニングが流れ始めると「おおお!!」と声を上げながらテレビに近づいていきます。そして両手をパンパンと叩きながら、座ったまま少し体を上下させるような動きをしているわけで。

また、音楽を流れるボタンが付いている手押し車のおもちゃがあるのですが、こちらはボタンを押して流れる音楽に合わせてつかまり立ちしながら屈伸しています。かなりのスピードで屈伸するので一応リズムに合わせているということなのでしょう。

更に音楽が終わりそうになると一旦しゃがんで、終わるとほぼ同時にボタンをまた押してつかまり立ち姿勢に戻るということを繰り返します。ちゃんと音楽のフレーズを覚えているということですし、リズムに合わせて屈伸するのが楽しいから繰り返し自分でボタンを押しているということになりますよね。

音楽に対する楽しそうな反応は継続的に見られていたものの、体を使ってリズムを取るということはここ最近やっとできるようになったので嬉しい成長です。

よく考えたら「手を叩いて拍手する」というのも上手くできるようになっているなと。

この「音楽に合わせてリズムを取る」という成長に関連して、「拍手する」という事自体もよく考えたら以前は上手くできなかったなぁと。

主に嬉しい時に手をバタバタさせるということは以前からもありました(イヤイヤをする時にもたまにやります)。これは「両手を体の脇で前後に振る」というもので、体の前で拍手するという感じではなかったんですね。

その後に両手を自分で握ったり叩いたりするような仕草が段々と見られてきたものの、やはり「拍手」というのは少し難しいようでした。

「手と手を叩き合わせる」ということができるようになっても、「拍手」というには「パンパンと音を鳴らす」ということが必要になりますよね。大人でもやってみるとわかりますが、拍手をする時に両手のひらのどこをどのように叩き合わせるかによって音の質や大きさが変わるものです。

子どもにとってはまず「手を叩き合わせる」ということを覚えることから始まって、次に「手を叩き合わせた時に音がなる」という調整ができるようにならなければなりません。

また「手を叩き合わせた時に音がなるのが楽しい」と感じる必要があって初めて再挑戦しようと思うわけで、更に「嬉しい時などには手を叩く」という行動として覚える必要があります。

こう考えると「拍手」というものも乳幼児にとっては意外と複雑な行動なのだなと感じます。

そしてもう一歩先の段階としてやっと「音楽に合わせて拍手する」ということができるようになります。それまでは「嬉しい」などの何かしらの感情表現としての拍手だったものが、「音楽のリズムに合わせて拍手する」ということになるので少し意味合いが違いますよね。

ちゃんとリズムに合わせられるようにはまだなっていないものの、座っている時には拍手、つかまり立ちの時には屈伸をして音楽を楽しんでいる様子は見ていて非常に興味深いです。

まとめ

拍手にしても屈伸にしても、単純な感情表現から何かもう一歩先に進んだ行動のように感じられますよね。自分自身の楽しみ方としての行動という意味ですから。

これまでも似たような動き自体はしていましたが、その裏側にあるものは成長・発達によって変化し続けているのだなと感じます。

今後は段々とおもちゃの楽器も使えるようになってくるでしょうから、何かしら一緒に演奏しながら遊ぶこともできるようになるのが今から楽しみですね。ではまた。

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