今日はひな祭りで我が子にとっての初節句。とは言えまだ生後1ヶ月健診前で出来ることも限られますので、自宅に身内を呼んでひな祭り弁当を囲んでの昼会食を楽しむことにしました。
地元「東家」のひな祭り弁当でお祝い。
自宅に身内が集まって会食をする時には準備や片づけも面倒なので弁当・仕出しを頼むことが多いです。今回は地元「東家」さんのひな祭り弁当。
東家さんは老舗のお蕎麦屋さん。観光客向けには「わんこそば」がわかりやすく有名ですが、地元民としては普通にお昼を食べに行くような地域に愛されているお蕎麦屋さんでもあります。
うちでは年末の年越し蕎麦だとかイベントの際にお弁当をお願いしたりお店の個室で会食したりとお世話になっています。出産前の戌の日の会食も東家さんでした。
お弁当を頼むとお椀でお蕎麦がついてきたりするのですが、ひな祭り弁当はお蕎麦ではなくお吸い物。だし汁がポットで付いてくるので温かいままいただけます。
一般的な出前と同じように指定時間に届けてくれて、食べ終わったら弁当箱とポットをかごに戻して玄関前に出しておけば引き取ってくれます。ちなみに今日は11:30に届けてもらって、12:00〜13:30まで会食。引取は14:00でした。
私の実家はかつて食堂をやっていたことがあって、母親は基本的に料理が好きでイベント事でも実家でやるときには外に頼まず自分で料理を作る人なのですが、今回のようにゲストとしてこちらで呼ぶときにはこういう弁当・仕出しを頼むのも新鮮と感じて喜んでもらえます。
もちろん一緒に作ったり持ち寄ったりするのも楽しいので、子どもがある程度大きくなったら一緒に料理しながら準備するのもありですね。
出前の特別感は「食器返却システム」にあるんだろうなと。
地域にもよるかもしれませんが今の時代は昔ほど出前を頼むこともなくなってきているように感じます。出前がメインで続いているのはピザくらいでしょうか。都会ではUber Eatsが使えるのでまた違う感覚だと思いますが。
自分が子どもの頃はまだ土曜日が午前授業で(いわゆる半ドン)、昼食はたまに近所の飲食店からラーメンだとかの出前を頼んでいた記憶があります。コンビニなども24時間ではありませんでしたしコンビニ弁当も今ほど充実していなかったので、少し楽したい時とかちょっとした外食気分に近い形での出前がメジャーだったんだろうなと。
子ども心に出前って特別感があって嬉しいものでした。出前システム自体がワクワクしますよね。おかもちで届けられるラーメンだとか丼ものだとか。食べた後に食器を玄関に置いておくことまで含めて。
コンビニ食だとかお惣菜や弁当屋で買ってくると食器を返すというシステムが無いですし、Uber Eatsも基本的には使い捨て容器のはずですよね。そう考えると「店の食器で届いてそのまま食べる」ということは今でもかなり独特の体験です。
買ってきて自宅の食器に盛り付けることもできますが感覚としてはちょっと違う。特に今回のお弁当のようなものだと盛り付けや全体の分量のバランスまで含めてお店の技術とこだわりがあるわけで、見た目も味も食器もすべてセットで表現されているということ。
だからこそ食器返却・回収の手間があっても使い捨てに容器にしないというお店のスタンスも垣間見ることができます。まぁ使い捨て容器のコストよりも回収・再利用のコストが安いということも一部ではあるのかもしれませんが、使い捨て容器も一般的になった今の時代に出前で食器回収まで続けているお店は何かしらの思いがあるのは確かだろうなと想像します。
だからこそ今でも食器返却システムとセットになった出前というのは特別だと感じるわけで。
まとめ
我が子の初節句は皆で楽しい時間を過ごすことができました。お弁当も満足。出前を頼むこと自体は減ってきていますが、たまにはこういう時間を家族と過ごすことも大切にしたいですね。
次のイベントごとは生後1ヶ月の「お宮参り」。男の子は生後31日目、女の子は生後32日目。うちは女の子なので後者です。1ヶ月健診後で外に出られるようになる予定なので楽しみです。