その場でくるくると回ることができるようになったりと最近は身体の動きについて成長著しい我が子です。
それと同時にNHK、Eテレの子ども向け番組を見ながら結構踊れるようになってきました。
「ピカピカブ〜!」の踊りがお気に入りのようで。
基本的に音楽が流れ始めるとTVの前に行って何かしらのリズムを取り始めるのですけれど、特にEテレ「いないいないばあっ!」の体操でお馴染み「ピカピカブ〜!」が好きなようです。
以前は膝の屈伸だけだったのが、くるくると回れるようになってきて、更に座ったり立ったりという振り付けを見ながら真似をするようになってきました。
途中でハイハイをする部分があって、これは親が見せてもなかなか真似をしてくれないのですが、それ以外の部分については手の振り付けなども含めてかなりできるようになってきている感じがします。
それにしても番組に出ている子どもたちを見ると1〜2歳くらいなのかなと思われますから、これまで「このくらいの年齢でこんなに踊れるのかぁ」と感心していたんですよね。
我が子は(意味のある単語かどうかは別として)お喋りはどちらかというと早い方なのかなとか、とにかく動き回るという意味では身体の発達も順調だなと感じていた一方で、「振り付けを真似する」みたいなことはそれほど見られませんでした。
膝の屈伸でリズムを取ったり手を振ったりするくらいはしていましたけれど。
その点、「ピカピカブ〜!」を踊っている子どもたちは「踊れる」けれど「お喋りはまだ」という絶妙な成長段階っぽくて、軽くジャンプしていたりもするので凄いなぁと。
1歳そこそこの子どもにとっては半年とか1年の成長はとても大きなものですから、我が子ももう少しすればここまで踊れるようになるのだろうかと夫婦で話したりもしていまして。
そんな中でここ1週間くらいの間に踊りのレベルが少しずつアップしてきているように感じるのは嬉しい限りです。
4月からスタートする予定だったリトミック教室も新型コロナウイルスの関係で延期になっているので、自宅で音楽を通して身体を動かしたり遊んだりすることをもっとしていきたいですね。
TVの大画面化・高画質化と、踊りの教え方について。
我が子が踊りを少しずつ覚えている状況を見ながら考えているのが「教え方」についてです。
単純にTV画面を見ているだけで真似をするということもあるのですけれど、やはり親が横について身振り手振りをやってみせることで覚えるのが早いのかなという感覚もあります。
私が小さい頃(30年以上前)はTVはまだブラウン管で、画面サイズも一般家庭ではそれほど大きくなく画質も荒い時代でした。
あの時代のサイズ感や画質のブラウン管TVから受ける印象と、今の時代の大画面・高画質の液晶TVから受ける印象って違うだろうなと思います。
ここ10年でもTVの価格は大きく下がりましたよね。40型前後のTVが20万とかしていたのが今では5万程度でも買うことができるという。
20万円台だと55型くらいのものも手に入りますからね。
そうなると一般家庭のTVサイズって32〜40型のフルHD(フルハイビジョン)画質のものが中心になっているはずで、子どもにとってのTV体験みたいなものも昔と今とではかなり変化してきているのかもしれません。
場面によっては実物大かそれ以上で見ることもできるでしょうし、映像を映像として認識する前の段階からよりリアルに感じられるようになってきているはず。
新型コロナウイルスの関係でWEB幼稚園のようなコンテンツも出てきていますけれど、これは昔のTV画面サイズだと難しかったかもなとも感じます。
そのような意味で、例えば音楽に合わせて振り付けを覚えるというようなことについても子どもにとっては受け取りやすくなっているのかなと。
またTV番組だと双方向のやり取りができるわけではありませんが、子どもとTVの間に親がリアクション要因として入ることで擬似的な双方向性を持たせやすいですよね。
画面からの呼びかけに対して親が率先して反応してみせたり、子どもに繰り返しの呼びかけをしてみたり、踊りの振り付けを見せてみたり。
TV画面と子どもと親の位置関係をどのようにしながら教えるのが楽しくてわかりやすいのかなというのを考えながら色々と試してみるのも育児の醍醐味です。
まとめ
育児の現場でTVや動画コンテンツを使いすぎるのは良くないという意見もありますが、そもそも「TV自体が大画面・高画質になっている」という視聴環境の変化も考慮する必要があります。
コンテンツも進化してきているわけですから、時代に合わせた育児の方法としてうまく活用していきたいものですね。
我が子も「ピカピカブ〜!」を完全に踊れるようになれるように一緒に練習していきたいと思います。ではまた。