我が子の体の動かし方として新たに「その場でくるくる回る」ということが出来るようになりまして、音楽や歌に合わせてくるくると回り続けることが増えました。
立った状態でくるくると回ることが楽しいようです。
NHKのEテレで「おかあさんといっしょ」や「いないいないばあっ!」などを見せたりしているのですけれど、その中でたまに「くるくる回る」振り付けの歌が出てきます。
これまでは音楽に合わせて我が子ができた動きとしては「膝を曲げ伸ばししてリズムを取る」ということだったり「リズムに合わせて拍手をする」ということ程度でした。
それが最近は画面の中の人の動きに合わせて自分も動こうとしているようで、「立った状態でくるくる回る」こともできるようになってきました。
親が「くるくる回る」という動きを手取り足取り教えた記憶はないので、我が子自身が「目で見て真似をした」動きということになります。
視覚的な情報から動きをトレースして真似できるというのは成長の一つですよね。
また立った状態で回るにはバランス感覚も必要ですし、足の動きも細かく調整できるようになっている必要もあります。
それらの成長・発達がある程度進んだことでできるようになった動きだと思うのですが、我が子自身も「くるくる回れる」ということに気付いたのが楽しい様子。
歌や音楽に合わせて回るブーム的なものになっていて、たまに音楽も何も無しでただただくるくると回っていたりもします。
生後8ヶ月の頃に謎の「首振りブーム」があったのですけれど、その時の感じと似ている気もしますね。
自分の体を自由に動かせるようになったことで、動きに伴う視界や感覚の変化が楽しいということがあるのだと思います。
首振りの時には視力が高まってきたり立体感がわかりつつある時期だったりということもあったのかもしれませんが、今回は更に自由に動き回れるようになっていることで大きな視界の変化を楽しめるわけですね。
また「くるくる回る」ということは「目が回る」という感覚もあるはずで、これは今までにない初めてのものであるはず。
三半規管の発達がどれだけ進んでいるのかも気になりますけれど、フラフラする感じ含めて新鮮で面白いと感じている可能性は高そうです。
回り続けていると当然ふらついてきますので転んで頭をぶつけたりしないように注意しなければなりませんが、結構上手に転ぶというか座り込むようなので「転び方」みたいなものも順調に身に付けているのかなとも感じますね。
幼児向け番組の振り付けはよく考えられているのだなと再認識。
やっと我が子がTV番組の歌の振り付けを真似するようになって、改めて幼児向けの振り付けってちゃんと考えられているなぁとわかりました。
これまでは「まだこんな動きできないな」という段階でしたから、膝の屈伸でリズムを取っているだけでも「すごい!」という感じだったんですよ。ちょっとした成長でも嬉しいのが親というもので。
それが「くるくる回る」ということができるようになってきて、またその他の動きについても少しずつ真似できるようになってくることで、子どもとって身体の動きを楽しみながら練習する振り付けになっていることに気付くわけです。
ハイハイだとか歩いたり回ったりだとかの基本的な大きい動きに加えて、手足の細かい動きも組み合わせて子どもがある程度の成長段階でできる安全な振り付けになっているんですよね。
どの振り付けができてどの振り付けがまだできないのかを客観的に見ることによって、我が子の成長を確認することにも繋がります。
そもそも「我が子自身が真似をしたいと思うかどうか」という要素も多分にありますけれど(嫌なことはできるかできないかに関わらず絶対にしない性格のようなので…)、一つずつでも新しい動きができるようになると親として嬉しいものです。
ちなみに成長スピードには子どもによって差がありますから「何ができるようになったか」だけに注目しながら見守りつつ、親も一緒になって振り付けを踊ったりするのが良いですね。
当然ながら「親の動きを真似しようとする」ことも同時に見られますし、これまで以上に色々な動きが真似できるようになってきていますから、振り付け以外でも体を動かす遊びの幅が広がってきそうですね。
世の中が自粛期間の関係で家族以外の人に会うことも基本的には無い生活が続いておりますので、TVや動画コンテンツも上手く活用しながら家庭保育の時間を過ごしていきたいところです。
まとめ
ということで「立ったままくるくる回る」という動きができるようになった我が子の記録でした。
新しい動きを覚えた時には数日は同じことばかり繰り返すのが常でして、それが落ち着くと何かしら次のブームに移ることが多い我が子。おそらくは今回もこの流れになるのかと思います。
動画コンテンツを見ている時でも基本的に音楽がしっかりと流れている場面が好きなようですので、興味関心に合わせて経験を積んでいくサポートをしていきたいですね。ではまた。