初めて一歩だけ歩いてから数日。
やっぱりあれは偶然的な一歩だったようでその後は殆ど歩こうとしないのですけれど、それでもたまに調子が良いタイミングだと2歩くらいは倒れながら歩こうとする様子が見られるようになりました。
一歩を踏み出したことで「歩こう」とする意気込みは芽生えたようです。
一歩だけ歩いたのは手に持っているものに集中している時に無意識にだったようなので、同じことを再現するには何かを持たせて「立っていることを忘れさせる」ということをしなければまだできないようなんですよね。
しかもそれだと一歩歩くには「無意識でバランスを崩しそうになって足が出る」みたいなことにならないと無理っぽいので、なかなか思うようにはいかないもので。
こちらがわざと立たせて歩かせようとしても「誰かにやらせられるのは嫌」という性格がここでも発揮されてすぐに座り込んだりするんですよ。
それでも我が子自身も最初の一歩の時に褒められたことで思うところがあったのか、「倒れ込みながらだけれど歩こうとする」という動きはいくらか見られるようにはなってきました。
本人が「やろう」と自主的に思ったタイミングでないとなりませんけれど、つかまり立ちした状態から2歩くらいであれば足を出しながら倒れ込んでくる感じです。
倒れ込みながら笑っているので、親が受け止めてくれるというのをわかって予想した上での行動ですよね。同じような行動はつかまり立ちをし始めた頃から見られてはいましたが、1〜2歩足を出しながらというちょっとした進歩が大きな成長なのかなと。
つかまり立ちからの伝い歩きの頻度やスピードが上がりました。
倒れ込みながら歩こうとする様子に加えて、つかまり立ちした時の伝い歩きについても進歩がみられています。
伝い歩き自体はこれまでもしていたわけですが、その頻度だったり移動スピードが格段に高まっています。
更に伝い歩きする範囲も広がっているんですよね。
例えばこれまでだとソファーの座面につかまり立ちして、座面の範囲で左右に伝い歩きする程度でした。それが今では座面はもちろんですが、ソファー脇までぐるりと伝い歩きで回っていったり、更にそこから他のものに手をかけて伝い歩きし続けたりします。
直線的な移動だけだったり1つの家具内だけ移動だったりしたものが、次に手をかけて進めそうなところまで伝い歩きをするようになっているわけです。
また伝い歩きの様子を見ていると「足を高く上げて進んでいる」ということもわかります。スライドさせるように横に一歩進めるのではなくて、一旦膝を曲げて足を上げて、そこから少し先に着地させるような足の動きですね。何かをまたぐような動きにも似ています。
これらの変化は足腰の筋力が付いてきているということでもあるでしょうし、歩くこと自体の動きの練習をしているということでもあるのかなと感じます。
その中で瞬間的に手を離してみたり、バランスを取ってみたりという仕草が見られるようになれば「自分で歩く練習しているんだな」とはっきりわかるのですが、これはもう少し先になるかもしれません。
今更感もありますけれどハイハイがたまに「高這い」になっています。
ということでまだ歩くことはできませんので普段の基本的な移動は「ハイハイ」ですけれど、足腰が強くなっていることが関係してか「高這い」をするようになりました。
「高這い」とは膝を床につけずに手足を伸ばしたような感じでハイハイするものですね。
赤ちゃんによっては最初から高這いでハイハイする子もいるようなので今更感があるかもしれませんが、我が子はこれまであまり高這いをしていなかったので新鮮です。
ハイハイのスピード自体も相変わらず速くなり続けているので、高這いの方が移動スピードを稼げるということなのかもしれません。
今はまだ「歩く」よりも「ハイハイ」の方が速いですし安定しているので、立たせようとしてもすぐにハイハイし始めるのが現状。ただ少しでも「歩く方が楽」または「楽しい」という感覚になれば一気に成長が促されそうな気もします。
ちなみに自宅では我が子には基本的に靴下を履かせていません。滑り止めが付いているものであってもどうしても足を滑らせて怪我をしやすいのかなと心配になってしまうので。
北国に住んでいると冬場は床が冷たいこともあるので手足が冷えやすいというデメリットはありますが、これもハイハイからちゃんと歩けるようになれば少しはマシになるのでしょうね。
まとめ
生後11ヶ月もあと少しで終わって1歳になります。それまでに少しでも歩けるようになるのは難しそうな感じですけれど、何となくあと1ヶ月あれば倒れ込まずに2歩くらいは歩けるようになるのかなと予想しています。
実はまだ外用の靴を買っていないので、そろそろ準備しないとなりませんね。裸足で歩くことと靴下や靴を履いて歩くことはまた違う感覚でしょうから、いくつか段階を踏みながら練習していく必要がありそうです。
一緒に歩いてお出掛けできるようになるのが楽しみですね。ではまた。