我が家は2階建ての一戸建てなのですが、嫁さんが妊娠してからは階段が危ないのと大変なので基本的に1階だけで生活するようにしていました。
我が子が産まれてからも同様で、一応2階には夫婦の寝室もあるのですが1階の和室に布団を敷いて寝るようにしています。新生児期などは夜中でも3時間に1回はミルクを飲ませる必要があったので、キッチン脇の和室で寝るのが便利だということもありまして。
その後も生後11ヶ月の現在までずっとこの生活スタイルを続けていて、我が家の2階はほぼ物置用になっている状態。ところがついに我が子が2階の存在に気付きまして、2階の寝室に抱っこして連れて行ってみたところ「階段の上り下りがブーム」になってしまいましたのでその記録を。
ハイハイやつかまり立ちをする乳幼児にとっての階段の危険性と対処法。
子どもがまだハイハイしかできない程度の段階であれば、階段の存在を意識しないままであればそれほど危険性はありません。
ただ一度でも階段への興味を持ってしまうと、階段に手をかけてつかまり立ちしたり上ろうとしたりします。そこから足をかけて1段ずつ上ること自体は実は歩けなくてもできる動きだったりするので、少しでも上ってしまってから落下することを予防しなければなりません。
部屋と階段が廊下で隔てられていたりすればいつの間にか階段を上ろうとしているということは殆どありませんが、一般的には階段両脇の壁に突っ張り棒付の柵・ゲートを設置するのがわかりやすい対処法です。
その上で「2階には上がらせない」とか「2階では生活しない」というのが安全ですよね。2階の部屋から出て階段から落ちてしまうということは小学校低学年くらいまでは意外とあるもので、私自身も5歳下の弟も小さい頃に階段から落ちて頭を切ったことがあります。
乳幼児期は特に安全に気を付けた方が良いですし、仮に大人が抱っこして上り下りするとしてもそれ自体が危険な場合もあるので、可能であれば生活スタイルを調整して避けるというのが個人的にはベターだと感じます。
もちろん2世帯で暮らしていたりすると夫婦の親世代が1階、夫婦は2階ということにもなる場合があるでしょうから各家庭で事情は違うでしょうけれど。私の実家では弟夫婦と甥っ子が同居しているので、正に1階が親世代、2階が夫婦と子どもという暮らし方をしています。
寝室のベッドで遊びたいというより「階段の上り下りが楽しい」っぽい。
さて、前述の通り我が家では子どもが産まれて以降は2階を使わない生活にしていましたので廊下で遊ぶことはあっても階段に興味を示すこともなく、また親が子どもを抱っこしたままの上り下りも基本的にありませんでした。
ところがついに我が子が2階に興味を示しまして、抱っこして2階の寝室のベッドで遊んでみたところ「2階楽しい!」ということになってしまったようです。
寝室に特に何があるわけではないのですが、我が子にとってはこれまで入ったことがない部屋を発見したというだけで新鮮なんでしょうね。
我が子はどこかに行きたいという要求がある時には「抱っこ」とせがんできて、抱っこをすると「あっち」と行きたいところを指差すのでそちらに連れて行くのがいつもの流れ。
これまでは私の事務所部屋だったりキッチンだったりと指差しする先がほぼ固定されていたのですけれど、これに「2階に行きたい」が加わった形です。
ここ数日は毎日何度も抱っこして2階に連れて行っています。しかも1度の上り下りでは満足しないようで何度も何度も繰り返し指差しするんですよ。
そして最初は「寝室のベッドで遊びたいのかな」と考えていたのですが、何度か繰り返す内に実は「単純に階段の上り下りが面白いっぽいぞ」というのがわかりました。寝室に入らないですぐに「階段を下りたい」と1階を指差すことが結構あるんですね。
もしかすると階段の上下で変わる視点だったり高低差の感覚に興味があるのかもしれません。笑って喜ぶようなリアクションはせずに周りをジーッと見ている様子です。新しい感覚が発達を促すということもあるでしょうから、何かしら考えている様子が見られるだけでも嬉しいものです。
一方でちょっと大変なのが「抱っこしたまま階段の上り下りを延々と続けなければならない場合がある」ということ。。体力的な問題ですね。良く捉えれば日頃の運動不足を我が子が解消させてくれているということにはなりますけれど。
今後歩けるようになってくると自分で階段を上ろうとしたがる時期がくるでしょうから、その時の対処法についても考えておく必要がありそうです。ゲートでガードしてしまうのは簡単ではありますが、それでも「2階に行きたい」とせがんでくる可能性はありますからね。
まとめ
ということで生後11ヶ月にしてついに自宅の2階に興味を示し始めた我が子でした。実は既に最初の1段目までは手と足をかけて上れるということが確認できているので、間違って怪我をしないように気を付けていきたいところです。ではまた。