タイトルの通りなのですけれど生後2ヶ月に入った我が子のまつ毛が伸びてきているんですよ。それが可愛いというだけの親バカな話です。
私達夫婦は特に私が小さい頃からまつ毛が長くて、よく「マッチ棒何本乗るか」というのを親・親戚にやらされていた記憶があります。どうやら母方の遺伝らしく、親戚の息子さんにも同じようにまつ毛が長くて量が多い子がいたりして。
我が子は産まれたばかりのときにはそれほどまつ毛も長くなくて、でもよく見ると上まぶたの内側というか縁の部分に収納されている感じで生えていました。一応生えてはいるものの縁に沿って横になっていて表には出ていないイメージといえば良いでしょうか。
それが段々とまぶたの外側を向いて伸びてくるようになって、ここ数週間で一気に長くなってきている気がします。冒頭の写真は1週間以上前の写真なので今現在は更に毛量も増えて長くなっている感じ。
お腹の中にいるときにはまつ毛があっても機能しないわけですから、産まれて外界に触れてから段々と生え揃ってくるように進化してきたということなのかな。不思議なものです。
ちなみに頭髪については、産まれた時には既に頭皮が隠れるくらいには生えていまして。これも赤ちゃんのイメージからするとちょっと意外だったんですよね。体重は約2,600gと小さかったので、単純に体の大小だったり出産予定日と実際の出産日の差だったりとは全く別なことなのだなと。まぁそれが遺伝というものですから当たり前ではあるんですが。
最近産まれた甥っ子はどちらかというと「the 赤ちゃん」的な顔つきだったり毛量だったりします。その半面、泣くときの声は我が子が「おんぎゃー!(爆音)」という「the 赤ちゃん」的に大声を張り上げるのに対して、甥っ子は「おーぎゃー(低音)」と小さめで渋い声。男女の違いもあるのかもしれませんが、それぞれの声がどのように成長していくのかが楽しみでもあります。赤ちゃんの頃の泣き声のイメージはそのまま発声する声にも反映されるものなのでしょうかね。
ある程度の月齢・年齢になってくると細かい差はなくなっていきますから新生児期・乳児期の差というのは大したことではないものの、身近に非常に近い月齢の赤ちゃんがいると比較できて色々と興味深かったりします。これ念を押すとどちらが良い悪いという話ではなくて、シンプルに「不思議」だったり「興味深い」だったり「感慨深い」という感覚。
自分たちの遺伝子が新しい命につながって眼の前で生きているという感覚って想像以上に感動するものなんですよ。それが更に自分と血の繋がった弟とでほぼ同時に父親になって、お互いの子どもの成長も一緒に見ていくということはかなり貴重な体験です。しかも男女それぞれですから。
私自身も同い年のイトコがいるのですけれど、どちらも男。小さい頃には一緒に遊んだりした記憶だったり写真もあるのですが、思春期を過ぎた頃からあまり一緒に何かするということもなくて盆と正月に顔を合わせるくらいの関係に。更にイトコは地元東北を離れて関東で就職して今もあちらで生活しているので、ここ数年は盆と正月にも会わないくらいだったり。
だだ昨年は弟の結婚式で数年ぶりに会って、お互いしっかりと大人になっているわけで何となく疎遠感覚になっていた距離感は縮まった感じ。特に連絡先を交換しているわけでもないものの、会えばやっぱり同い年の親戚として特別な関係性というものはあるものなのだなぁと再認識しました。
我が子と甥っ子ももしかしたらそういう関係性になっていくのかもしれません。弟夫婦と甥っ子は今の所は私の実家に住んでいますし、イトコと言ってもかなり近い距離感でこれから一緒に成長していくことになるかと思います。お互いどのような性格になるかはまだわかりませんけれど、同世代で支え合える関係というのは親戚関係でも大切なことですから仲良くしていって欲しいなと感じます。親としてそういう環境や良好な関係性を整えていくことも必要ではありますよね。
ちょっと話がそれましたが、最近急にしっかりと伸び始めた我が子のまつ毛を見ながらこれからの成長について思いを馳せてみた次第です。ちょっとしたことでも嬉しかったり驚いたりできるのは親にとっては子育ての醍醐味だなぁと。ではまた。