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蓮の葉は超撥水の構造を表面に持っているため汚れないって聞きますよね。蓮は英語でLotusなのでこれをロータス効果と言うそうで。
さて、自宅の入り口にシダレカツラの木が植えてあるんですが、落ち葉に雨が降ると丸い水玉ができていることがあります。
蓮のロータス効果ほどの撥水性ではないのでしょうが、水玉ができるのは不思議なものです。
これに自分で狙って水をかけるのは風情がないので、雨上がりのタイミングで偶然出会ったときだけ写真を撮るのがいつしか自分の中のルールのようになっています。
ちなみに盛岡市のシンボルの木は「カツラ」と指定されているのですが、これがシダレカツラなんですね。
カツラって学名が<Cercidiphyllum japonicum>と日本の名前が入っている日本固有種らしいんですが、その中でも枝が垂れているシダレカツラは非常に珍しくて、実は岩手県で数百年前に発見された変種なのだということらしいのです。
盛岡市内には3本の天然記念物指定されたシダレカツラがあって、その他にも結構目にするんですよね。近くを通ると甘い香りがすることがあるのですが、これがシダレカツラの葉の匂い。ハチミツのような、甘ったるいまではいかない絶妙の香りです。
遠出したくない時は家の周りで被写体を探すのも楽しいものです。