写真

雨とカメラ。

天候によらないカメラ。今の所はiPhone。

撮りたい瞬間と手持ちのカメラと天候の兼ね合いが結構悩ましいんです。

一眼レフで防塵・防滴のシステムを組むのか、簡易的なカバーを持ち歩くのがわかりやすい解決方法なのだとは思いますがあまり大げさにはしたくない。じゃあコンデジで防塵防滴の機種を使うかというと、今度は画質的な面でどうしても納得いかなかったりする。とかね。

GRシリーズが防塵・防滴になれば最高だなと思いますが、来春発売予定のGR IIIにはセンサークリーニング機能が搭載されるものの防滴までは先々望むのも難しいかなというところ。コンデジだとすっぽり包むタイプのオプションで対応するのが現実的ですよね。今の所。

結局、iPhoneが一番手っ取り早いなってことになりがちだったりします。今使っているiPhone7Plusは一応防水だし、常に持ち歩いているし、写真も動画もある程度は撮れますし。このあたりの統合的な性能はやはりスマートフォンの進化が抜群で、コミュニケーションデバイスとしての視点からの技術開発って凄いなと感心します。

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GoPro(HERO 7)の凱旋と全天候カメラ

直近のトピックスで「GoPro HERO 7」が発売されまして、その手ブレ補正機能の進化が話題になっていますよね。思えばGoProはアクションカメラの一時代を築いたものの、類似商品に埋もれて最近はあまり元気がないイメージでした。

それがHERO7で返り咲いた感があります。しかも超強力な手ぶれ補正機能の一点突破と言っても過言ではない戦略です。もちろん他の部分でも進化はありますけれど、マーケットへの訴求としてはこの一点です。

というのも「ジンバル流行り」で持ち歩く機材がどうしても大げさになっていくという悩みが潜在的(潜在していないかもしれませんが)にあったわけです。それがもしかするとGoPro HERO7を一つ持ち歩くだけで済んでしまう。とんでもなくシステムがコンパクトになるわけですね。GoProでもKarma(カルマ)という専用ジンバルを出していますから、これがいらなくなるほどの手ブレ補正機能の搭載は経営判断として本当に素晴らしい。市場はちゃんと応えると思います。

天候を問わないカメラとしてのアクションカメラは基本的には動画用の位置付けで考えていました。個人的には。しかしHERO7での進化がとても興味深いものだったので、ポケットに放り込んでおく雨の日カメラとして使えそうであれば導入検討したいなと考えています。ネット上でも少しずつ写真の作例も出てきていたので近々判断する予定です。

雨の日カメラでしか撮れないもの

近年のドローン普及と進化で、Photographyの分野はそのシーンやステージが激変しています。カメラマンが作品として撮影し発表するものは、基本的には「自分の手元にある機材で自分がシャッターを押す」ものだったのです。逆に言うと「カメラマンの視点の範囲に作品が固定される」ということです。人間の背丈に縛られていたとうことですね。

それがドローンによって変わりました。カメラはカメラマンの手元から離れ、自由自在に飛び回ります。空撮ほど大掛かりではなくても、遠隔操縦で作品作りができるようになったのです。もしかしたらドローン撮影自体の作品性はこれまでの一般的なスチル撮影とは分けて考えられるのかもしれませんが、いずれ「これまで見たことのない作品」が数多く生まれはじめています。

私が欲しいなと感じている雨の日のカメラについても、どこか似たような部分があります。防水カメラやハウジング自体は昔からありますが、それが一定の画質以上でコンパクトに運用できることで作品家できる世界が広がるだろうなという期待感です。日常に違和感なく溶け込めるサイズ感で。

技術の進化で拓ける世界もあるということですよね。2018年10月3日、地球から10億キロ以上離れた宇宙空間ではやぶさ2号からほぼリアルタイムで送られてくる写真を感慨深く見ながらつらつらと書いています。小惑星リュウグウには雨は降らないのだろうな。

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