仕事

面接は絶対的な人物評価ではなくて企業と人材のマッチングに過ぎないということ。

就職・転職にともなう面接結果に悩む人は多い。

売り手市場でも不採用者は出てしまう。

2018年現在、空前の売り手市場なんて言われている就職界隈ですが、それでも入社試験や面接試験がある以上、結果がNoとなる場合も必ず出てきます。でも、そんなに気にし過ぎない方が良いものです。

 

入社試験や面接が「自分の人間としての価値を評価される場」というイメージがあるので、不採用となった場合に「自分の全てを否定された」と感じてしまいがちなのは否めません。

入試と入社試験は根本的に違う。

特に新卒とかだと、それ以前の選考試験的な場が「入試」しかない場合も多いですよね。確かに入試の場合は高校や大学側が一定の学力を求めて選別をかけるものなので、わかりやすく点数で線引きされてしまいます。

これも悩みどころになるシステムではあるのですが、生徒や学生の学力・興味分野をある程度揃えることで学習効率を高めるということだと理解すれば、努力によって高偏差値の大学に行くこともひとつではあるけれど決してそれが全てでもないことがわかります。

ただ確かなのは、この入試のシステムと企業における入社試験のシステムは意図が同じではないということです。「入試に落ちた」と「入社試験に落ちた」は根本的に違うということを理解すると気が楽になるのではないでしょうか。

入社試験は一言で言えば「マッチング」です。

「お互いに」合うかどうかの問題にすぎない。

入試と違って、入社試験・面接試験は「企業と人材のマッチング」のためのシステムです。大企業になればなるほど一次試験で学力的にある程度の線引きをされる場合もありますが、それもマッチングの手段の一つです。

というのも企業にとって「欲しい人材」とは中長期的にその企業を発展させていくために相応しい「何か」を持っているスタッフです。営業としてのコミュニケーション能力かもしれないし、開発としてのアイディア力かもしれない。または将来的に経営陣に入るための先見性と判断力かもしれません。

企業は存在し続けなければならない。

企業というのは「社員のもの」「社員の家族のもの」「地域社会のもの」「経営者のもの」など様々な視点と言い方がありますが、実際のところ多くの場合は「株主」のものです。会社は株主の利益に寄与するために継続的な発展を目指します。それが結果的に社員、社員の家族、地域社会などの利益にも寄与していくことになります。どれだけ志高くても潰れてしまえば何にもなりませんからね。

つまり、企業が将来に渡って存在し続けるということが前提にあって、そのためのチームとして「経営陣」や「社員」が配置されていきます。小規模の企業ではまた雰囲気が違いますが一般論として。このチーム(会社を船に見立てて社員をクルーと言い換える場合もありますよね)に相応しいかどうかを見極めるのが「入社試験」「面接試験」の目的です。

企業と人材のマッチングが入社試験・面接。

これは「選別」ではなく「マッチング」なのです。企業側にも存在意義やミッションがあって、それは全体の旗印としては基本的に変わらないもの。それに賛同して、同じ方向を向いて歩いていけるかどうかを見定めるのが入社試験です。そのための基準は企業がそのタイミングで求める人材イメージによりますが、大切なのは「優秀かどうか」ではなく「合うかどうか」です。

特に昨今の人材不足・売り手市場の現状では、例えば5人定員に100人応募がありましたというようなことはまずありません。特に地方では。上記の場合であれば1次試験で何かしらの基準である程度選別して、あとは最終面接で総合的に判断ということになります。これは企業側優位の考え方に近くなります。しかし売り手市場になると企業も選ばれる面が強まりますから、結果としてマッチングの要素が高まるわけです。

まとめ 〜マッチング結果が合わなくても気にしない〜

結果、入社試験でも面接試験でも「落ちた」とは考えずに「お互いに合わなかった」と考えて気にしすぎないのが一番です。合わないところに無理して入ってもストレス溜まるばかりで続かないですからね。企業側としてもその辺りかなり気をつかって選考しているはずですから、否定されたとは捉えずに適切な判断をしてもらった程度に考えましょう。

高校や大学と違って企業は下手すると40年とか同じ場所にいることになるので、最初のマッチングがとても大切になるのです。ある意味で人生の中で家族と同じくらいの時間をそこで過ごす可能性があるわけですから。

もちろん、どうしても成し遂げたいことがあって入りたい企業だったのに選考に漏れたとすれば落ち込むのも当然です。その時は二の矢をどう打つかを考えましょう。なんとしても食い下がるか、関連企業・グループ企業などに入って実績を上げて5年後の転職を目指すか。まぁ方法は色々とあります。

ちなみに最初に引用したツイートの中で「何糞と思い」という表現をしていますが、私自身は近い業界への転職だったものの専門性は1から積み上げる必要があって、しかも転職時の年齢が20代後半だったものですから即戦力として短期間での結果を求められるのは当然と考えていました。ただこれは性格的なものなので、自分が経営側に立った場合にはスタッフに対してそんな考えはしませんけれどね。

いずれ悩みすぎなくてもどこかに必ずマッチする場所はありますよ。

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