仕事

自由な働き方としてのエリア的思考とフリーランス

はじめに

会社員でも個人事業主・フリーランスでもそれぞれのメリット・デメリットはあって、どちらかが良いということではありません。個人個人の合う合わないというのもあるでしょうし、キャリアの考え方などにもよりますし。

私自身の考え方は以下を参照のこと。

就職→転職→フリーランスに至るまでの心境と環境の変化とキャリアについての考え方はじめに キャリアの積み方には様々なルートがありますよね。 これから起業したり、フリーランスとして生きていきたいなと考えているあ...

この前提で、フリーランス的な働き方とエリア的思考の変化についての話です。

固定エリア思考からの解放

会社のシステムとしてのエリア制

仕事や働き方の幅について、フリーランスになってから大きく変わりました。

会社勤めの時は基本的に自分が所属する部署があって、その部署の役割によって働く対象となる場所・エリアは決まってきますよね。

例えば営業だったら担当エリアやクライアントによって対象地域がありますし、事務仕事や制作関連であればデスク作業が中心となるかもしれません。会社全体としての戦略があって、その一部として役割を担って成果を上げていくわけです。

フリーランスは自分自身が決めていい

これが独立・起業して個人事業主・フリーランスという立場になると、自分自身が経営判断をする立場になりますから「どこを対象に」「誰に向けて」「どのように動いて」「どのように価値を提供していくのか」というようなことをすべて自分で決めていくことになります。

自宅を事務所にして車で片道2時間以内を商圏と捉えて地域密着型にしても良いですし、反対に県域を超えて飛びまわっても良いわけで、その経費から利益設計まで含めて自分次第となっていきます。

インターネット上でのやり取りがストレス無い時代にも近づいてきましたので、ある程度はリモートでも様々な働き方ができるようにもなっています。ネット上での会議などをしているとリアルタイムのラグはまだ気になりますが2020年に向けて5G通信も整ってくるはずなので、特にモバイル回線を利用した働き方は景色がまた変わるはずです。

エリア的思考の変化と「出張」的感覚

さて、独立前後に大きく感覚が変わったのがこの「エリア的思考」です。会社勤めの場合、与えられた担当エリア外に出ることってあまり無いものです。全国規模のグループ企業だったり公務員だったりすると出張も多い場合があると思いますが、基本的に頻繁に出張するようなことは少ないのではないでしょうか。

これは勤務時間を最大限ノルマ達成に使うという意味合いと、会社としては出張させるにも経費がかかりますから、その経費以上の利益をもたらしてくれるという判断がない限りは敢えてその機会を設けないという意味合いもあるでしょう。まずは現業優先ということですね。

自由であることを身をもって知る大切さ

一方でフリーランスの場合、一つ一つの動きを通して自分自身が利益を出せるかどうかになりますから自己投資の話になります。すると結構な経費をかけたとしても全国飛び回って視察に行ってあちこちの地方の風を受けてみることも自由にできるようになります。これが回り回って経験として自分の仕事にプラスになっていくということ。

重ねて言えば、もし独立してフリーランスになったのなら、今までのエリア的制限は「気のせいだった」と考えてあちこち飛び回ってみるべきです。すぐに仕事にならなくても良いですから、それよりも「自由に生きる」という働き方について身をもって感じることが大切です。

新しい基準を自分自身でつくる

何か新しいものを生み出そうとするのであれば、意識を一旦自由にする必要があります。スーツを着る仕事だった人は思い切ってカジュアルな服装にシフトしても良いでしょうし、新しい軽量のPCを買ってどこかの公園で適当にキーボードを叩いてみても良いかもしれません。

「意識高い系」と言われても良いと思うんですよね。それもネタと捉えて楽しめれば。いずれそれまではやってこなかった、やれなかったことを敢えてやってみるのです。誰も文句は言いませんし、仮に前職の誰かに町でその姿を見られても動じないことです。

社会人としての礼儀はちゃんとする必要がありますけれど、それは「普段からスーツを着ている」とかいうことではないですよ。それは会社のルール。このあたりの感覚が勤め人歴が長いと結構拭えないものなんですが。

だんだん見えてくる働き方の多様性

こんなことを続けていると、意外と農業・漁業などの第一次産業に携わっている方の方が全国飛び回っていたりするなぁとか気付いたりします。農家も個人事業主だったりしますからね。繁忙期以外は勉強のためにあちこち視察に行ったり、イベントに出たり、ちょっとした会社員よりも出張が多かったりします。それは見る目を養っているということでもあります。

平日昼間に本屋に行ってみる。カフェでゆっくりしてみる。反対に土日にガッツリ徹夜で働いてみる。色々なことを試してみるうちに、世の中がどうやってシステマティックに動いて織り上げられているのかも見えてくるかもしれません。そしてそれは契約労働ではない働き方だからこそ経験できるものです。

まとめ

何度も言いますが、私の立場として会社員とフリーランスの二元論ではないです。どのような働き方を選んだとしても、そこでのベストの尽くし方はあります。

ただ、やっと日本も働き方の多様性を認める社会へと動き出しつつあって、技術的な進歩と合わさって労働や生産の現場が数年スパンでぐるっと変わる可能性もある時代です。

もしも独立・起業して個人事業主・フリーランスとしての働き方を選ぶのであれば、その立場でしか得られない自由を最大限活用することで新たな価値を生み出して、社会全体に還元していくことも使命なのではないかなと感じます。

 

 

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