本日は3月の最終平日ですから、一般的には2018年度(平成30年度)末の締め日ですね。3月決算の会社であれば決算期末ということで、人事異動の発表なども含めてかなりバタバタしている時期かと思います。
個人事業主・フリーランスにとっての「3月末」という時期
個人事業主の場合は事業年度が1月〜12月で固定ですから、この3月というのは「確定申告月」だったり「事業年度の第1四半期末」だったり。どちらかというと「一息つくことができる月」という方も多いかもしれませんね。
自分は今年は2月に子どもが産まれたこともあって育休生活をしながらの2〜3月でしたが、「育児」というのが新たな経験ということもあって、自宅にいる時間が長かった割には例年よりもバタバタしていたような気もします。
自治体業務などが多いと報告書関係などで結構忙しい時期でもありますけれど、それを除けば年明けの1月〜5月のGWあたりまでは比較的ゆっくりできたりもします。その分、売上が少ないことが続いてしまうというのもありがちではありますが。
結局世の中の多くは4月〜3月の年度で動いているところがあって、官民問わず年度初めはエンジンがかかりにくい傾向にあります。結局GW明けだとか6月くらいから本格始動という感じだったりして。企画関連でも年度初めからコンペが始まって、GW明けくらいに確定して、実質6月にキックオフなんてこともざらなんですよね。
だからこそ個人事業主やフリーランスで1人親方で働いている場合、売上・請求・入金の目安は「ざっくりと年度で」見通しを立てるのが大切。
ある程度の事業規模までは「計画のための計画」だけ細かく立ててもあまり意味がないことも
一般的には月毎、四半期毎などで目標を立てて営業計画にしていきますよね。
でも個人レベルでの商いで(企画・デザイン等)仕入れ販売がない業種で、さらに例えば年商500万〜1,000万程度(課税所得で少なく見ても200万〜300万前後)が目安であればあまり細かく考えすぎない方が良い場合も多いです。
営業計画自体がしっかりと現実味のあるものであれば良いのですが、「計画のための計画」みたいなことになってしまうと机上の空論で終わってしまいがちなので。比較的小さい規模のスキル商売であれば計画書を作るよりも商品やサービスをどう磨いていくのかに注力して、結果は後からついてくるくらいの感覚の方が楽なんですよね。結果にも結びつきやすい。商売のサイズをどこに置くかでこれは変わってくるということではありますが。
ちなみにスキルを売る場合ではなく製造業だったり仕入れ販売するような稼ぎ方の場合には、年度を通してどのタイミングやイベントでどのくらいのボリュームで販売するかの目標値を細かく決めていく必要があります。言い方を変えると、年間を通してある程度安定的な売上を上げ続けることを狙うのであれば「手に取れるモノ」を売るという方向の事業を考える方が良いです。
まとめ
一応は今週末までが3月ということですが、週が開けて4月が始まれば今度は新年号発表から改元、10連休などと歴史的な転換となるイベントが続きます。
今年は自分の商売にも関わってくる地域イベントもいくつかあるので、育休生活中とはいえ優先順位が高い案件については断らずに引き受けていく予定です。既にいくつか声がかかっているものもあるのですけれど、子育てと仕事のバランスをどう取っていくのかについては色々と試していくつもりです。
我が子の成長も見守りつつ、できるだけ自宅で育児をしながら稼いでいくポジションを確立したいところですね。