デジタルカメラ

撮り逃さないためのカメラセッティングについて考える。

普段からどんなカメラを持ち歩くのが良いのかなぁと考えるゆるい雑記です。

撮りたい瞬間って一瞬で過ぎていく

マジックアワーにその場所にいるということ

“マジックアワー”と呼ばれる時間帯があります。日の出の直前と、日没の直後。空のグラデーションが刻一刻と変化していくこの非常に短い時間帯は、どんな写真も魔法のようにうまく取れてしまうということからマジックアワー(魔法の時間)と呼ばれているわけです。

「うまく撮れてしまう」というと受動的な感じもするけれど、マジックアワーの数分とかそれより短い時間に風景の見え方が一気に変化していくのは確かで「これ何撮っても最高じゃないか!」という高揚した気分になります。

特に陰影のコントラストとか空のグラデーションとか、他の時間帯では出会えない瞬間であることを考えると、「この世界に何かが起こっているその瞬間に、その場所にいるということ」自体がカメラの技術的な側面でもあるのだろうなと感じますよね。

その瞬間にそこにいてカメラを持っているということ

この定義としてのマジックアワーに限らないことですが、「この瞬間撮りたい!」という景色に突然出会うことってありますよね。私の場合は特に光の加減だったり雲のコントラストだったり木々の色合いだったりが「今しかない!」と感じる瞬間が昼夜問わずあって、でも本職カメラマンではないので仕事中とかだと必ずしも手元にベストのカメラがあるとは限らない。

そういう時は取り敢えずiPhoneで記録的に収めるものの、スナップレベルならまだしも風景写真とかだとまだまだ物足りないなぁと自覚しながらシャッターボタンを押す(触る)わけで。今は旧機種のiPhone7Plus使っているので最新機種に買い換えればまた違うかもしれませんが。

こうなると「常にカメラ持ち歩いていないと!」と思うものの、中々どうしてうまくいかないものです。だから持ち歩きやすいシステムとかセッティングについていつも考えています。旅行とかなら車に積んでおけばいいんですけれどね。普段の話です。

ベストバランスのカメラシステムって何だろう

システムはセッティングの最大値で考える

「セッティング」って言い方がいいのか「システム」って言い方がいいのかわかりませんが、ここでは例えば「フルサイズ一眼」「APS-Cミラーレス」「望遠ネオ一眼」「コンパクトデジカメ」「トイデジ」「コンパクトフィルムカメラ」みたいな括りを「システム」として、それぞれの場合に「一緒に持ち歩く機材一式」を「セッティング」としましょうか。

カメラ内のソフトウェア設定もセッティングと言いますがここでは機材的な意味で使いますのでご了承を。雑記ですので。

そうすると私の場合、セッティングはMAXの状態で考えたくなります。繰り返しますが旅行とかドライブで持ち歩くなら何でもいいけれど、普段の生活の中で持ち歩くにはどのシステムが現実的なのかなという話です。

フルサイズ一眼、APS-Cミラーレス

レンズ交換できるなら単焦点、ズーム、広角の3本は持ち歩きたいですよね。あとは遊び用のUtsulensみたいなのやピンホールレンズなど。そして交換用バッテリー数本と、メンテ用品。そしてコンパクトなものでも良いので三脚。などなど。

単焦点一本で歩くのも良いですが、それならRicoh GRで良いんです。となるとやっぱりちゃんとしたセッティングで持ち出したい。カメラバッグにちゃんと詰めてとなるので普段から持ち歩くにはちょっと大げさになる。仕事用カバン(リュック)もあるのでもう少しコンパクトなシステムにしたくなります。

望遠ネオ一眼

「ネオ一眼」という言い方もひと昔のことかもしれませんが、PanasonicのFZ50とかFZ1000とか、最近だとNikonのP1000が話題になっていますが、それ系です。レンズ交換はできないけれど、1台で望遠から接写まで、静止画から動画まで含めてある程度万能に使い回せるタイプのもの。

センサーサイズはFZ1000で1インチ。画質的にはさすがに一眼やミラーレスなどにはかないませんが趣味レベルでは十分。しかもあれこれレンズを持ち歩かなくて済む(割り切れる)ので、本体サイズは大きめでもセッティングとしては大げさにはなりにくいシステム。あと本体が結構軽いんですよね。これはメリット。でも仕事カバンには入らないので普段持ち歩くのはこれでも結構億劫。

コンパクトデジカメ

ある程度のものはiPhoneで事足りるので、ここでは高級コンデジとします。その中でも比較的小さくて軽いものを対象としては、例えばSonyのRX100シリーズ(ぎっしり感あって重めですけれど)だとズームや動画などまで高機能。

一方でGR(とにかく軽い)は単焦点でズームが無い(クロップはできる)ことと、動画はイマイチ。セッティングとしては本体と予備バッテリーだけでいけるので割り切れれば個人的にはGRがベストかもしれませんが、今の時代だと1台で動画機能まで求めたくなるのも確かではあります。これは楽しみ方の問題ですが。

ちなみにGRを選んだ場合の超個人的な問題としては、バッテリーを共有できるSIGMA DP2 Merrillも持ち歩きたくなってしまうということ。こっちはちょっと大きいんですよね。あと単純に2台で面倒になる(すごい自分勝手なことを言ってますね)。

トイデジ

これはもう、ただひたすらに軽い。そして小さい。

一方で当然ながらトイデジ画質。基本的にズームなんてないし、起動も遅い。撮るだけならiPhoneの方が何万倍もきれいに撮れて使いやすい。そして初代デジハリとかだとタイムスタンプが押せないから取り込んでからの管理が億劫。

デジタル加工でトイデジ風の味付けがいくらでもできる時代、「今更トイデジってことないでしょ」というのが世論だと思います。それでも個人的にはトイデジ好きですけれどね。「PS4の時代にゲームウォッチかよ!」とか「Switchのバーチャルコンソールで昔のソフトできる時代にスーファミ買うの?」みたいな話なんですが、それなりに味があるじゃないですか。「やっぱりスーパードンキーコングはスーファミでやらないと気分乗らない」みたいな。

いずれシステムとしては最小で軽くて最高。ただこれだけだとかなり思い切る必要あり。最高の瞬間に出くわしたときに「トイデジしかない!」となれば多分後悔します。というか取り敢えずiPhoneで撮るでしょうね。

コンパクトフィルムカメラ

意外なところでコンパクトフィルムカメラは悪くない。RicohのR1やオートハーフ、CONTAXのT2など、画質としてはレンズによるけれどフィルムも選べるし、何より軽い。デジカメに慣れてて久しぶりにR1とか持つと「軽っ!」と驚きます。セッティングとしても電池1本とフィルム1本予備で持っていれば十分。

ただしその場での確認ができないことと、細かいセッティングができないことと、やっぱり今の時代だとデジカメの方がきれいに撮れることがデメリット。それでもフィルムとレンズが残す空気感は特別なものなので、これも割り切れば問題ない。

ちょっとしたことなのだけれど、今趣味でフィルムカメラ(基本は一眼とかじゃなくてコンパクトフィルムカメラになるはず)始めるなら「取込み方法」について考える必要ありです。

楽なのはカメラのキタムラとかに持ち込んで現像&プリントをお願いしてから家でスキャンするか、プリント無しで現像&データ化(CDとかに焼いてもらう)してもらうこと。

家でのスキャン環境がなければ、作業の割にちょっと高いけれど店でデータ化してもらう方が良い場合も。個人的には現像&データ化のセットで頼んでしまうことが多いです。ただしハーフカメラは1枚ずつデータにはしてくれないのが普通で、2枚1組のデータにされますね。

いずれフィルムカメラは初期投資がかなり安くも始められるけれど、長い目で見ると現像&プリントで金かかりまくるのがやっぱりデメリット。それで写真撮らなくなってしまうのは勿体無いですし。

まとめ

最小のセッティングで満足できるシステムは

結局の所、軽くて、小さくて、接写から望遠まで撮れて、動画もキレイに取れて、音声も外付けマイクなしでいけて(FZ1000はモーター音がやっぱり気になるレベル)、バッテリーも大容量で、高感度にも強いカメラが最高なんだけれどそんなん無いですよね。

今の所、一番近いのはSonyのRX100シリーズかもしれませんが、これは何故か食指が動かず買ってない。GRの方がどこか合っているんですよね。サイズ感もあるかも。

セッティングとしても予備バッテリーくらいで割り切れる方が普段使いには良いとすれば、センサーサイズがAPS-CでコンパクトなGRというのがやはり現状ではベストかな。あとは噂されるGR IIIがどうなるかでまた変わるかもしれません。

おわりに

持ち歩くにはiPhoneで十分という時代、あまりコンパクトさって重視されないのかもしれませんが、こうやって整理してみるとAPS-Cサイズのセンサーでできるだけコンパクトな路線は開発続けて欲しいですね。いずれスナップシューターたるGRを超える製品の登場を期待してしまいます。

 

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