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自動運転技術がカメラ旅行に最適化される未来

自動運転技術、いつの間にか手に届く世界になっていますね。

自動運転の段階はレベル0(自分で運転する)〜レベル5(完全自動運転)まで定義されていますが、実感としての車の進化は以下のようなものではないでしょうか。

10年くらい前の車でもクルーズコントロールは付いています。これは主に高速道路で使用し一定スピードにロックするもので、ハンドルとブレーキは自分で操作するタイプ。ハンドルに付いた手元のボタンでスピードの増減を1キロ単位で操作できたりと、高速&長距離走行時に運転手の負担を減らすものです。

さらにレーダーセンサーとの組み合わせで前の車との車間距離を一定に保持するものが出てきて、これは最小限のハンドル・ブレーキでもある程度安定して走行できるタイプ。車体のブレや道路上の白線を認識してある程度のハンドル操作をするものもあります。ここまでくるとやっと「自動運転」っぽくなってきます。レベルとしては1〜2。

そしてさらに道路上の白線に加えて他の車両まで車が認識し、ある程度天候や視界の問題がなければほぼ自動で運転してくれるシステムまで進化します。ここまではドライバーが必要ですが、自動運転レベルとしてはレベル3、ある程度は車に任せられる段階です。2018年現在で現実的な技術の最先端はこのあたりでしょうか。

更に次の段階になると、天候などの条件が整っていれば「ドライバーがいらない」というレベル4になります。ここからは未来ですね。一般的なイメージとして「自動運転」と言って間違いないレベルです。

レベル5になると完全自動運転。どんな条件でも車が判断して自立運転してくれます。ここまでくれば、例えば「車に店やラボの機能を搭載して、必要に応じて利用者の位置まで来てくれる」世界になります。最初は都市部での採用が始まるでしょうが、人口密度の低い地方都市での活躍も見込まれます。

ちなみに山間部や豪雪地帯では道路状況が人間の運転でも厳しいほどになりますから、自動運転よりも自立型ドローンが活躍する可能性もあります。岩手なんか広くて広くてどうなるのかなとも思いますが、これは例えばコンビニや携帯電話の電波塔の分布を参考にするとみえてくるかもしれません。基本的に電気をエネルギーとして中継基地が必要となると考えられるからです。積載トラック+ドローンの組み合わせで、都市部から地方の中継地区まではトラックで向かい、そこからドローンが各エリアに飛び立つような形もありうるかもしれません。

さて、こんな未来が来たらなぁ。というところでタイトルに戻ります。ドライブしながら写真を撮って歩くのを趣味としていると、「誰か安全に運転してくれれば、写真撮影に集中できるのになぁ」と思うことがあります。もちろん家族に運転してもらうこともできるのですが、基本的には自分で運転することが多いので。

移動中に「この瞬間を撮りたい!」となったら「近くに駐車して!」と車に指示を出して自分はカメラを構え続ける。腰を据えてじっくりと撮るのも楽しいですが、偶然であった瞬間を残したいということも結構あります。しかも自分の場合は「車停めても大丈夫かな」とか「後続車に迷惑にならないようにしないと」とか真っ先に考えてしまうタチなので、ある程度車が判断してくれると助かるだろうと思うのです。そんな車が欲しいです。

まぁそこまで技術が進んだら、自分は自動運転の社内でソファーに座って挽きたてコーヒーでも飲みながら、カメラ付きドローンを車から離陸させて遠隔で鳥の眼で夕陽を撮るようなスタイルになるのかもしれませんが。ってかそれなら自分は家にいて、自動運転車&ドローンを遠隔で旅に出させても良いかもしれませんね。一応自分のアバター乗せてARグラスでコミュニケーションはできるようにしつつ。

これだと旅の情緒はないけれど、技術が解決するQOL課題もありそう。写真の未来はまだまだ安泰ですね。

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