昨日、母児同室になったばかりなのですが、黄疸が出てきたので光線治療のためにまた別々になってしまいました。
新生児黄疸は両親に似てしまったのだろうな
私も嫁さんも産まれたときに黄疸が酷くてしばらく保育器から出られなかったんですよね。
我が子は私たちほどは酷くなかったんですけれど、昨日あたりから少し横断っぽいかなというのはありまして。検査したところ数値が高めだったので、念の為今日から光線治療を始めるという流れ。
出産も安産で、身体は小さめだったけれど現状ミルクも規定量しっかりと飲む子なので光線治療頑張って黄疸も治ってほしいなと切に願います。
ちなみにwikiの「新生児黄疸」の説明は以下の通り。
胎生期の胎児は成人と比較して赤血球数が1.5〜2倍程度多い。これは胎盤での酸素交換が肺より効率が良くないため、胎児は成人と比較するとわずかながら酸素不足に陥る。これを補うため赤血球を増やし、必要な酸素量を確保している。新生児のことを「赤ちゃん」と呼ぶのは、赤血球数が多いため皮膚が赤く見えるためである。出生後、肺が使えるようになると赤血球過多となり、余分な赤血球は脾臓で破壊される。この破壊された赤血球中の赤い色素ヘモグロビンが、黄色い色素のビリルビンとなり、皮膚が黄色く見えるようになる。これが新生児黄疸である。新生児黄疸自体は生理的な現象ではあるが、時として血中ビリルビン濃度が過多となると大脳基底核などに沈着し悪影響を及ぼすことがある。
(wikipedia:新生児黄疸より引用)
要約すると、胎盤を通した酸素交換には多くの赤血球が必要で、出産後に肺呼吸になることで赤血球過多に。余計な赤血球は脾臓で分解。赤い色素ヘモグロビンが黄色い色素ビリルビンになることで、皮膚が黄色く見える。ということ。
このビリルビン濃度が高すぎると悪影響が出る場合があるので、例えば紫外線を当てることでビリルビンを分解させるということですね。
保育器の中で目隠しされてライトを当てられている姿は親としては少しかわいそうにも見えてしまうのですけれど、両親も通った道ですから大丈夫でしょう。
私たちのときにはマスク型に日焼けして帰ってきたと聞きましたので、うちの子もそうなんだろうな。
ちなみに保育器の中で目隠ししたままミルクをあげることも可能とのことで、今日は病院がバタバタしていない時間帯に限って嫁さんが直接ミルクをあげにいっていました。
ミルクをあげる際にも目隠ししたままなんですけれど、嫁さんの声かけに嬉しそうに反応するようです。わかっているんですね。
黄疸の治療でまた別々の部屋になってしまったのは寂しいですけれど、早めの治療ができることと、嫁さんも部屋で少しゆっくりできるようなので結果的には良かったのかもしれません。昨日の朝から今朝まではずっと一緒にいることできたし。
あとは検査結果によってはもしかしたら入院が数日延びることもあるかもね。
新生児もちゃんと涙が出るものなんだなと
産まれたばかりの赤ちゃんって、泣き声は出すけれど涙はほとんど出さないですよね。
涙腺の発達の関係だとか、感情の芽生えだとかとも関わってくるのかもしれませんが、昨日我が子を抱っこしているときにあくびしたタイミングで玉のような涙を流したんですよ。
あくび自体はたまにしていたんですけれど、涙がしっかり出るのは初めて見ました。もうそれだけで可愛い。
視力自体はまだしっかりとは見えていない段階で、抱っこして部屋を歩くと天井のライトを目で追ったりするくらい。ぼやっと見えているんでしょうね。
聴力についても呼びかければ反応するのでちゃんと聞こえているのだろうなと。嫁さんの声聞いて喜ぶような反応も見せますし。
あとは結構「驚いたような顔」をすることが多くなってきたように感じていて、視覚聴覚から入ってくる情報が少しずつ紐付いていっているのかなと。外の世界に何かしらの発見をし続けているのかなと思うと興味が尽きません。
まとめ
産まれてからまだ数日ですけれど、日々顔つきも変わってきますし、表情も豊かになってきているようにも感じます。
光線治療に入っている間は私が病室でできることが少なくなるので、家に迎える準備も改めてしておきたいですね。ではまた。