生後8ヶ月15日目。今日は以前から練習してみていた「ちょうだい」と「あげる」ができるようになりましたのでその記録を。
やっとできるようになった「ちょうだい」「あげる」がとてもかわいい。
「ちょうだい」「あげる」というのは、子どもが何かおもちゃなどを手に取った際に「ちょうだい」と言って親が手を出すと、その手に「あげる」とそのおもちゃを置いてくれることです。
その後に逆に親がもらったおもちゃを「あげる」(or「どうぞ」)と言いながら子どもの目の前に出すと、子どもが「ちょうだい」と手を出してそのおもちゃを受け取るという一連のやり取りがセットになりますね。
お互いにひとつのものをあげたりもらったりするということで、「ちょうだい」「あげる」という言葉と手を出す動きを理解して、それに対して自分の手元にある大事なおもちゃを渡してあげることができるかというのがポイント。
赤ちゃんにとっては自分が手にして遊んだり噛んだりしているおもちゃを相手に「あげる」ということは最初は難しいものです。
言葉やジェスチャーを理解しなければなりませんし、仮に理解したとしても「自分のものをあげる」ことって気持ち的には本来嫌なはずですよね。
それを「一旦相手に渡してもまた戻ってくる可能性が高い」という期待感だったり少し未来の予測だったりできる様になることで初めてできるようになるのが「ちょうだい」「あげる」なわけで。
我が子の場合も少し前からおもちゃを手にして遊んでいるタイミングで夫婦で「ちょうだい」「あげる」ができるか試していたところなのですが、親から子どもに「あげる」と言っておもちゃを渡すことはできても「ちょうだい」と言って手を出したところにおもちゃを置いてくれることはできない状態でした。
それが今日(正確には昨夜からのようですが)やっとできるようになったということで喜んでいるところです。
ちなみに最初にできる様になったのは「カラーボール」。
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和室にちょっとしたボールプールを作っていましてそこにカラーボールを250個ほど入れて遊べるようにしています。
そのボールを1つ手にしてかじっているというか口に入れようとしているタイミングで「ちょうだい」と言って手を出してみたところ、そのボールを手に置いてくれたという流れ。
その後は親が「ありがとう」と褒めてから「あげる」「はいどうぞ」と言ってボールを子どもの目の前に出して、それを我が子が受け取るという動きまでセットでできるようになりました。
何回か繰り返していると我が子も「あげてももどってくる」ということを理解したようで、親にボールを渡してまた返ってくると、少しかじろうとしてから(ボールが口より大きいのでかじるというよりは舐めっている状態)もう一度自分から親に渡そうとする様子もたまに見られるようにもなっています。
やり取りを覚える上では「ちょうだい」「あげる」という言葉とセットにした方が良いので、親側としては子どもから手渡してきた時も「ちょうだい」と言ってから受け取ることにしていますね。
なぜか「ちょうだい」と「あげる」の間にひとネタしなければならないルールに。
ということで「ちょうだい」「あげる」のやり取り自体はできるようになったのですけれど、何度か繰り返していると親側が「これ飽きないかな」と余計な心配をしてしまうもので。
そこで何回か繰り返した後に「ちょうだい」と言ってボールを受け取ったらそのボールを食べるような仕草を入れてみたんですよ。
それも「あぐあぐ」とかいう軽いジェスチャーではなくて「はふっはふっあぐあぐあぐあぐ」みたいな大げさな動きと擬音でちょっとふざけて。そしたらそれが我が子にとってはツボだったらしく笑い出しました。
親としては笑ってくれたことが嬉しいものですが、その後に「あげる」と言ってボールを返してあげるとすぐにまたボールを渡してくるように。。一度気にいると何度でも繰り返しを要求してくるのは赤ちゃんあるあるですよね。
飽きずに何度も何度も繰り返してくるので、親のリアクションも無駄に大げさになり続けていまして、何というか「試されている感」が強くなりつつ今に至ります。
まぁ子どもが楽しみながら言葉の意味やジェスチャーを覚えてくれるのは良いことなので、毎回飽きるまで繰り返してあげることにはしている感じです。
今日一日だけでほぼ完全に「ちょうだい」「あげる」はマスターしたようで、最初はボールだけだったのが他のおもちゃでもできるようになりました。
ひとつのおもちゃだけではなくてそれが何であっても「ちょうだい」「あげる」が通用するという汎用性を学ぶことも大切。
まとめ
我が子と双方向のコミュニケーションができることって親としてはとても嬉しいものです。特に今がちゃんとした言葉を覚える前の段階だからこそ、何かしらのやり取りがルールとしてできるようになるというのは大きな前進なんですよね。
あとはこの「ちょうだい」「あげる」のやり取りを親以外の他人に対してもできるようになるのが次の段階かなと思います。これは近い身内に対して練習してみる予定。
何となくですが我が子の小慣れた様子を見ていると親以外に対してのやり取りについては比較的簡単にできるようになりそうだなと感じています。
言葉と動きの紐付きを色々と覚えていくと、今度は子ども自身がその言葉を発することができるようになってくるはずですよね。それも今から楽しみです。ではまた。