生後8ヶ月も終盤の我が子。最近離乳食の最初と終わりの「いただきます」「ごちそうさま」をそれっぽく言えることが増えてきました。
離乳食と「いただきます」「ごちそうさま」の教え方。
離乳食が始まったタイミングで「いただきます」「ごちそうさま」も教えるようにしてきたんですね。ご飯の時間の区切りをつけるという意味でもこの挨拶は教えたいということで。
具体的には幼稚園とかで教えるようなイメージで最初と最後に「手を合わせてください」からの「いただきます」「ごちそうさま」を我が子の前で私たち夫婦でやってみせるということを繰り返してきました。
たまに手を合わせることを促したりしつつ(嫌がらない程度に)、何かしら真似して声を出したりしたら褒めるという感じで、行動パターンを楽しみながら覚えるように心がけています。
我が子自身は「いただきます」「ごちそうさま」自体を理解してはいなかったと思うのですけれど、離乳食を始めた比較的初期から何やら手を口の前で合わせたり何故か親指しゃぶりをしながら声を出すということをするようにはなりまして。
「親指しゃぶりをしながら」というのは、おそらく我が子から見て親が顔の前で手を合わせているのが「おしゃぶりをしている」という風に見えるのかなと思います。その仕草がわからないと一番近い知っている動作っておしゃぶりですものね。
ちなみに離乳食全体としては「ベビーチェアに座る」「いただきます」「食べる」「口を拭く」「ごちそうさま」「ソファーに移動して抱っこしてミルク」という流れ。
「口を拭く」は赤ちゃん用のウェットティッシュタイプの手口拭きを1枚我が子に渡します。すると我が子は半分口に入れて噛むくらいの感じで自分で口を拭くんですね。親に拭かれるのは嫌がることが多いのですけれど、自分で拭くのは好きなようで。
あと「食後のミルク」については「ごちそうさま」の後にしています。ベビーチェアに座っている状態での離乳食を一つの区切りとして、ミルクは別枠ということですね。
歯が生えてきてからは食後のミルクの後に親が磨いてあげています。さらに赤ちゃん用の歯ブラシを我が子に渡してガジガジと自分で噛んでいるのを見守っているような感じでしょうか。今の所は歯ブラシを嫌がるもなく寧ろ楽しいようで、食事時間以外でも歯ブラシを見ると手を伸ばしてかじろうとするくらい。
最近ちゃんと「いただきます」「ごちそうさま」をそれっぽく話すように。
ということで何となく食前食後の「いただきます」「ごちそうさま」については、顔の前で手を握ったりしながら何か声を発するっぽいことはするようになっていました。
ただここ最近というかこの数日なのですけれど、明らかに言葉っぽい発声をするようになったように感じられます。特に今日は食前も食後も同じ発音で「だっだ!」と言ったんですよね。
これまでは発声のパターンがしっかりしていなくて、「だだだ」とか「だー」とかただ声を出している時もあれば「きゃー」と叫ぶような時もあった感じ。大人が何か言っているから声出しときゃいいかレベルのリアクションですよねこれ。
それが今日は明らかに「同じ言葉を発する」というパターンになっていたわけで、(実際は食前食後の挨拶は同じ言葉ではないにせよ)「いただきます」「ごちそうさま」というもののイメージが少しははっきりしてきたのかなと感じます。
挨拶に限らず言葉自体の成長も最近かなりみられるので、発達段階として「言葉」「単語」そのものの習得が行動との組み合わせで進んでいる時期なのかなとも思います。
また下の前歯2本が生えてきてからというもの口の中の違和感が結構あったようで、最初はよだれが出て大変だったり下唇を噛み続けるような様子も見られました。ただ最近はある程度伸びてきて慣れたのか、表情を見ていても気になっている感じではなさそうで安定しているというか自然な感じになっています。このことが発声にも影響しているかもしれません。
発音のバリエーションについては他の歯が生えそろってくるのを待つ必要もあるでしょうけれど、「言葉」というものを理解し始めているとすれば発声のバリエーションはこれから段々と増えてくるのでしょうね。
「いただきます」「ごちそうさま」をはじめとした挨拶についても、例えば最初は「だっだ」という同じ1語だけでもいいのでパターン化して覚えてくれれば良いわけで。「こんにちは」とか「ありがとう」とか他の場面でも取り敢えず「だっだ」という同じ言葉を言うことから初めて、少しずつ違うものとして習得していくという流れなのかなと。
まとめ
赤ちゃんって自分では言葉を話せなくても大人が話すことを聞いて理解はできているとも聞きますよね。それは音としての言葉とそれに紐づく行動の組み合わせということで、更に喜怒哀楽の感情も含めた感覚として受け止めていると。
月齢が進めば親の言葉を真似し始めたりもするのでしょうけれど、その前段階でも親としては「子どもが何となくでも聞いて理解している」という前提で普段の言葉を選んでいくことも大切です。
「いただきます」「ごちそうさま」については引き続き毎回の離乳食時に教えることを繰り返しながら、手を合わせるという行動との組み合わせで覚えてくれるのを見守りたいところですね。ではまた。