2019年も残り2週間。今年は2月に子どもが産まれたこともあって仕事を抑えながら育休生活を続けてきたものの、完全に仕事が無かったわけではなくて意外と後半が忙しかったですね。働き方や生き方を振り返りながら6期目の締め作業をしつつ、次の7期目に備えたいところです。
男親・父親も普通に育休を取る世の中になれば良いですね。
個人事業主・フリーランスは雇われている従業員ではないので、育休を取っても所得を保障してくれるような給付金は支給されません。
このため男女問わず「自主的にただ仕事を休む」ということになります。勿論その間の収入はなくなりますし、育休を取ることで期間的なブランクが空きますから、復帰後に元通りの仕事量がまた復活するかどうかも基本的には未知数です。
そういう意味では働き方改革と言われる中でフリーランス的な働き方が推奨されていても、制度的な保障はまだまだ十分ではないということが言えますよね。育休を取った途端に収入が完全にゼロになるわけですから、事前にそれでも生きていけるだけの準備をしておく必要があります。
私の場合もある程度は計画的に準備をしてきまして、少なくとも今年度は全くのゼロ収入でも蓄えを切り崩しながら生活できる状態にはしていました。それによって育休生活をする決断もすんなりできましたし、結果としてほぼ育休生活をしてきたことは良かったなと感じます。
子育てをするという経験は他に代えられないものですし、一生のうちで1度経験できるかどうかというものでもあります。仮に子どもがいなくてもそれはそれで同じ時間を別の経験に充てられるのでトータルでは当価値かもしれませんが、子どもができたとすれば夫婦で一緒に育児経験を積むことは大きな価値になります。
フリーな働き方ではなく企業に勤めていたとしても制度的に育休が取れるならフルで申請したいところですよね。中々そうはいかない事情も現実的にはまだまだあるのかなとも思いますし、特に男性は育休を取ることによって出世や昇進に影響する可能性を考えると難しい場合もあるでしょうけれど。
実際は育休取得を理由として評価を下げることは企業としてNGですが、表面上はそうは言わずとも「何かしら別な理由をつけてそのような待遇を受けるということは十分にありえる」と考えてしまうものです。結局の所、希望する通りに育休を取って家族で一定期間を一緒に過ごすということが選択しにくい面が依然として残っているわけで。
この点、個人事業主・フリーランスは自分さえ腹を括ればこれができるというのは一つの強みです。「復帰後のことは改めて考える」ということでもよいわけですからね。そこに仕事がなければ作るだけですし、今の時代的には売り手市場なのでいかにでもやりようはあります。
もう少し働き方改革が進めば男女問わず育休を1年取ることが普通の世の中になっていくかもしれませんが、過渡期の今だからこそ敢えて思いっきり育休生活をする経験を積むのは意味があることだと感じます。
子どもが1歳になり、事業が7期目に入る2020年をどうするか。
年が明けて2月になれば我が子も1歳になります。我が家は夫婦共働きですので保育園への入園申請もしていますけれど、これが嫁さんの育休明けまでに通れば昼間はまた以前のように普通に働く日々に戻る予定です。私の自主的な育休生活もそこで終わり。
個人事業主としては独立開業してから7期目に入りますので、ワンクッション置いた6期目を踏まえてどのように今後展開していくのかについてはよく考えなければなりません。実際のところは今年も一定の所得はキープできているので、1年分を繰り越したと思えば来年も1年間ゆっくりしても大丈夫と言えば大丈夫だったりもします。
いずれ事業というのは同じことを続けているとつまらなくなるものです。個人事業主というのは自由度が高いので色々と試しながら展開することができるのもメリット。軸となるものは変わらない方がキャリアとしては厚みが出てきますけれど、場合によってはそれも気にしすぎずに好きなこと・意義を感じることに舵を切り続けられるというのも醍醐味です。
個人の価値観も歳を取ったり周りの環境が変化するにつれてアップデートされていくもので、社会に何を還元していきたいのかという思いも必ずしも一定ではないものです。実際に子どもが産まれたことで変化した価値観もありますし、これを事業の方にどうフィードバックするのかについては考えていきたいですね。
まとめ
ブログの記事は自分の考えをまとめるために書いているところもあるので以前の記事と似たようなことを書いていたりすることも少なくないのですが、モチベーションを維持・強化していくという意味では必要なことだろうなとも感じています。
ここから年末にかけては7期目について色々と考えを巡らせながら次の準備を進めたいですね。ではまた。