久しぶりに吹雪いていますが今年は相変わらず雪が少ないですね。暮らすには楽ですが雪国の冬に雪が少ないのはちょっと寂しいなとも感じます。
さて、1歳を過ぎて感情表現が更に豊かになってきている我が子ですが、遂に「違う」とか「嫌だ」という意思表示をする時に「ない!」と言葉で言い始めました。
「首を振る」から「ない!」という言葉ではっきりと言うように。
これまでは「違う」「嫌だ」という時には「首を横に振る」ということをしていました。
これはこれでちゃんとした意思表示ですから、首を振って意思を伝えてくるようになった時には成長したなぁと感慨深かったものです。
我が子は何かが欲しい時には指差しして「んー!」とか何かしらの声を発します。
抱っこして欲しいときにも抱きつきながら「んー!」と言います。
また蓋を開けて欲しい時や袋を開けて欲しい時には、親の手を持って開かせてからそこに開けて欲しいものを置いて握らせてきます。
これらの要求に対して、親が「正解」となる行動をすると満足した様子なのですけれど、「不正解」の行動を取ってしまうと首を振って「違う」と教えてくるわけですね。
また我が子自身が嫌なこと(鼻を拭くとか)を親がしようとすると「嫌」と首を振って逃げていきます。
これらの行動は親にはしっかりと伝わりますからこのままでも十分な意思表示にはなっていました。
それが遂に言葉でも「ない!」と言い始めたということで。
「いや!」という言葉も発することはできるはずなのですけれど、今の所はなぜか「ない!」と言いながら首を振って拒否するようです。
我が子に離乳食やおかしを食べさせている時に、最後の一口をあげるタイミングで「もう無いよ」という意味で「ないない」と言って空っぽのお皿を見せるようにしているのですけれど、ここから「ない!」という言葉を覚えたのかなと思われます。
「違う」とか「嫌」という意味と一緒になっているのが興味深いところではありますね。
言葉のバリエーションが増えてくると意味と単語の区分けがしっかりしてくるわけですが、おそらく言葉という概念自体を覚え始めている段階だと1つの言葉でカバーする範囲が広いということなのでしょうね。
現段階の我が子は「ない!」の他に「あった!」とか「きたー!」とかも言葉として結構使っておりまして、これらについても微妙に意味合いが異なる様々なシチュエーションで発せられています。
このような応用が効く単純な言葉の面白いところは、抑揚やトーンの細かい違いで親としても何となく子どもの言わんとすることが理解できることです。
表情と抑揚だけあれば「あー」でも「うー」でもある程度は伝わるものなんですよ。これは新生児期からのコミュニケーションの流れがあるからなのかもしれませんが。
はっきりと意思表示はするもののまだ「イヤイヤ期」ではないのかなと。
「ない!」と言って拒否することを覚え始めた我が子ですが、いわゆる「イヤイヤ期」というものはまだまだこれからなのでしょう。
というか今は「ない!」という意思表示をすること自体が面白いと感じているっぽい雰囲気があるんですよね。
これは性格なのかどんな子どもでも同じような時期があるのかわかりませんが、わざと拒否して親のリアクションを見るという流れがあるようです。
拒否したあとに「ニヤッ」とすることもありますし、したり顔でジーッと親の様子をうかがっていることもあります。
「イヤイヤ期」に入るとこれが面白いというわけではなくて本気で拒否してグズるようにもなるのでしょうから、まだまだ余裕というかかわいいというか。
わざと困らせるようなことだったりイタズラをして面白がるということが身に付いてしまうと将来的に少々やっかいになりそうではありますけれど、試し行動のようなものが見られるのは成長の証でもありますから今の所は寛大に見守っていく段階なのかなと感じています。
まぁ数ヶ月前のことを思い返してみれば、自分の意思を示すということだけでも大きな成長なんですよね。
少しずつ人間らしくなっているというか「幼児」っぽくなってきているという感覚がここ2ヶ月くらいであるのですけれど、意思表示ができるようになってきているという要因が非常に大きいわけで。
ハイハイだったりつかまり立ちや歩いたりと自分の好きなように動き回れるようになっていることと合わせて、自主性と言うべきものが育ち続けていることが目に見えてわかります。
それが育児する親側からすると中々思い通りに行かないことが増えているということにもなるわけですが(実際手がかかるようになってきているなという実感もあります)、それ以上に喜ばしいことであることには違いありません。
まとめ
子どもの意思表示ってそれがプラスのものであれマイナスのものであれ、産まれてからずっと見続けてきた親にしてみると感慨深いというかかわいいものですよね。
親としての役割は果たしつつ、手強い育児の場面があってもストレスをためずに気持ち的にゆとりを持って対応していきたいものです。ではまた。