生後5ヶ月で離乳食がスタートしてから既に半年以上経っているのですが、実は我が子はこれまで「スタイ」を使っていませんでした。
どうしてもスタイを嫌がるので使わずにきれいに食べるように。
当初用意していたのは「ベビービョルン」のスタイです。「熱可塑性エラストマー」というゴムとプラスチックのいいとこ取りのような素材でできています。ちょっと硬めにも感じますが姿勢によってポケットが閉じてしまったりもしないので非常に使い勝手が良いんですよね。
ただ当時は試しに我が子の首にかけようとしてみたら嫌がる嫌がる。何とか装着しても手で引っ張って泣くレベルでしたので、結局の所「使わずに離乳食を進めよう」ということに。
夫婦でスプーンなどでの食べさせ方も試行錯誤しつつ、また我が子自身も食べさせられることに早めに慣れてきたこともあって、結局はスタイを付けなくてもほとんどこぼさずに食べられるようになりました。
このため、その後はつい最近まで離乳食時にスタイを使わずに食べるスタイルのまま続けてきたわけです。
つかみ食べが始まってからはちぎったパンがパン粉のようになって服につくことなどはありますが、これは食後にほろう(「ほろう」って北海道東北の方言なんですね。。全国的には「払う」らしいです。余談ですが。)だけで簡単に落ちるので大したことはなくて。
ほとんど不便もなくここまでスタイを使わずに離乳食を進めてきたので、もうこのままでも良いかなと思っていたところで「今後保育園に入るならお昼に使うのでは」という話になりました。
自宅では「ストッケ」のチェアにベビーセット&テーブルの組み合わせでリビングテーブルの高さで食べさせているのですが、保育園だと床に足がつく高さの小さな椅子に座らせて低いテーブルで食べさせますよね。
そうするといつもの食べ方とも違いますし、もしかしたらスプーンを完全に自分で持って自由に食べさせてみるようなこともあるかもしれません。こうなると服が汚れないようにスタイをさせるのが普通になりますよね。おそらく。
そこで保育園入園に向けて自宅でも半年振りに改めてスタイの練習をすることにしました。
保育園での昼食を想定して改めてスタイの練習をしたら意外とすんなりできた件。
ベビービョルンのスタイもまだ持っているのですが硬めのスタイだともしかしたらまた嫌がる可能性もあるかなと思いましたので、紙製のスタイを改めて準備しました。
Amazonで柄が可愛いものをということでPoksunというメーカーのものに。似たような商品は色々あるのですが基本的には同じような感じだと思いますので、見た目で選んでしまって良いのかなと思います。60枚入りで1,500円くらいなので1枚@25円程度ですね。
首の後ろにかかる部分に両面テープが付いていますので、剥離紙を剥がしてくっつけるだけの簡単装着でした。また胸元あたりにも左右に両面テープが付いていて、こちらもは着ている服にスタイ自体をくっつけることである程度固定できるのが使いやすいですね。
かなり久しぶりのスタイで最初は嫌がるような素振りを見せた我が子でしたが、紙製の動きやすいものだったからか一度付けてしまえば意外と平気な様子。心配していただけにちょっと拍子抜けしてしまいました。
その後はスタイをしたままで普通に離乳食を済ませることができまして、無事完食。
使用後はテープを剥がしてそのまま丸めて捨てるだけなので、紙製のスタイはコスト面を考えなければ衛生的で便利です。
ちなみに紙製スタイを何回か試してみた後にベビージョルンも改めて試してみたのですが、ちょっと窮屈そうというか動きにくそうな感じはありましたが離乳食を食べることは普通にできました。
またこの他に百均で売っていたビニール製のスタイも2枚買ってみまして、併用して試してみているところです。
いずれにしてもここ数日間で我が子はすっかりスタイにも慣れた様子なので安心しました。
ただし1つデメリットを挙げるとすれば、「スタイをしているからこぼしても安心」という油断が親の方にも生まれやすいというか、何となくスタイ無しの時よりもこぼしている量が増えている気もします。気のせいかもしれませんけれど。。
まとめ
ということで離乳食スタート当初の嫌がり方のイメージが強かったので慣れるまで時間がかかりそうだなと覚悟していたものの、意外とすんなり受け入れてくれた我が子でした。
生後11ヶ月にもなると自分の身体の動かし方やコントロールの仕方も上手になりますし、親の意図をいくらかは汲み取っている様子なので、嫌がらなくなった事自体が成長の証なのかなとも感じます。
今後は毎食時にスタイを必ずするようにしていきますので、保育園への入園までには嫌がる心配もなく安心できそうですね。問題は肝心の保育園にいつ入れるのかということと(待機児童なので)、あとは預けられること自体への慣らしが時間かかりそうだなということ。
自分たちの目が届く場所以外に子どもを預けるわけですから、家庭で何をどこまで教えているのかが非常に大事になってくると考えているので、夫婦で相談しながら方針を決めていきたいと思います。ではまた。