1歳を過ぎて急激に成長しているように見受けられる我が子。その成長スピードに親も慣れてきてしまうと、日常のちょっとした変化を見逃しがちにもなってきます。これまでは「凄い!できてる!」と叫んでいたレベルのことでも、「あーいつの間にかできるようになったんだねー」くらいな感じで。
もちろん「歩く」などの大きな成長については喜び叫んでいるわけですけれど、記録としてはできるだけ細かいことも残していきたいなと思うんですよね。
「一人遊び」の変化と成長と。
ちょっとしたことの代表的なものが「一人遊び」です。
基本的には我が子のすぐ近くに夫婦のどちらかがいるようにしているわけですけれど、一人で静かにしているタイミングもないわけではありません。オムツを交換した直後にオムツバケツに捨てに行く時とかね。
そんな時に、これまでは数秒でも離れて視界からいなくなると泣いて追いかけてきたわけです。親から離れるということが不安であるということは防衛本能でもあるでしょうから当然の反応。
それが少しずつ、本当に短い時間であれば一人で遊んでいるようなこともできるようになってきた気がします。リビングから台所など、親がすぐ近くにいてすぐ戻ってくるということを理解でき始めているということもあるのかもしれません。
親としては一瞬でも目を離すと歩こうとして怪我をしたり危ない時期でもあるので最小限にはしていますけれど、10秒とか20秒レベルでも手元のおもちゃで遊び続けてくれるのは助かるものですよね。
また一人遊びについてはいくつか種類があって、絵本を自分でめくりながら見ていることもあれば、おもちゃを手にして投げたり齧ったりしていることもあります。そんな中で遊び方が変わってきたかなと感じるのは「自問自答的な遊び方」が見られるようになってきたことです。
これは何かしら言葉を発しながら手元のおもちゃで遊んでいたりするということで、「一人でごっこ遊びをしているような感じ」に見えることもあります。
言葉を単語として覚える前って人間の頭の中ではどのような考えが巡っているのかってわからないものですけれど(考えるにも言葉って必要ですから)、おそらく何かを考えながら一人遊びをしているのだろうなぁと感じるところです。
一人遊びのレベルがあがってくると遊べるおもちゃの種類も増えてきますし、その上で親など第三者と遊ぶ際にもバリエーションが増えていくことになるわけで。親子で過ごす時間もより楽しくなってきているように実感しています。
「ぬいぐるみ」に対する反応も変わってきました。
遊び方の成長に合わせて「ぬいぐるみ」に対しても触り方だとか持ち方などに変化が見られています。
これまでは他のおもちゃと同じように「掴む」「口に入れてみる」「投げる」といった遊び方が中心でした。一応「顔がある」ということは新生児期からある程度認知できているようですけれど、基本的には「それが犬のぬいぐるみである」みたいなことは理解できていなかったはずです。
それが最近ではぬいぐるみに対して「よしよし」できるようになったりしているわけです。犬のおもちゃに対してもそうなのですが、親が促せばちゃんと頭を撫でてあげることもできるんですよね。
これがちゃんと分かるようになってくると、他の子どもなどに対しても不用意に掴んでしまったりすることも少なくなるでしょうから親としても安心できるということで。
動物のぬいぐるみに対しては相変わらず「耳を持とうとする」という癖があるものの、ちゃんと優しく扱うこともでき始めているというのは喜ばしいことです。
ちなみに月齢で1ヶ月半違いの甥っ子と比べてみると、おもちゃの遊び方にも違いがあるものだなというのが良くわかります。
甥っ子はどちらかというと黙々と遊んでいるようなイメージがありまして、それに対して我が子はお喋りしながら遊んでいるイメージがあります。
男女の違いというものがあるのかどうかはわかりませんが、少なくとも性格の違いのようなものが言葉を覚える前段階の幼少期から見られるというのは興味深いものですよね。
もう少しすると甥っ子も我が子も一緒に歩き回れるようになるでしょうし、段々と言葉を覚えてくることでしょう。そうなってきた時に、今度は2人がどんな遊び方をするのかも楽しみです。
昔の話ですが私の世代のいとこ同士では、親戚宅で男女一緒になってままごと等で遊んだような記憶があります。今度は我が子世代の子どもたち同士がどんなコミュニケーションを取って遊ぶのかも気になるところ。
現在は我が子と甥っ子が一番若い世代ですから、お兄ちゃんお姉ちゃん達と一緒に仲良く遊べるようになって欲しいなと思います。
まとめ
じっくりと子どもの様子を観察してみると、細かい動きだとか反応についても日々変化があることがよくわかるものです。
何を考えて、その結果どんな行動をしているのだろうと想像してみるのは面白いものです。そしてその想像・仮説を元に親として子どもに接することで、お互いに理解できることも深くなっていくのかなとも感じます。
まだ言葉で思いを伝えることができない時期だからこそ、親として理解してあげられることは少しでも増やしていきたいなと思います。ではまた。