何やら冬らしからぬ雰囲気の雲が出ていました。積乱雲のように見えますよね。
積乱雲は夏を代表する雲ですけれど、冬でも背が低い積乱雲はたまに見られるようで。特に日本海側では季節風の関係で現れやすいようですが、奥羽山脈の東側の内陸でこの時期に見られるのは幾分珍しいのかもしれません。
この後それほど経たずに青空が全く見えないほどの一面の曇り空になりましたので大気の状態が不安定だったのでしょう。
最近は自宅で過ごすことが多いので季節を感じるにはもっと外に出たいところではありますが、折からの新型コロナウイルスの騒動でそうもいかない状況です。
1歳0ヶ月の育児と日常。
夫婦にとって我が子が第1子なので「育児」そのものについて親として学びながら過ごす毎日。
少なくとも1歳になるまでは可能な限りワンオペにならないような暮らし方をしてきましたので、それだけでも育児ストレスのようなものは感じにくいというか最小化できていると思います。
また夫婦とも大学時代に児童・教育関連の福祉学や心理学を共に学んだ仲だったということもあってか、育児に対する考え方だとか試行錯誤の姿勢について共有できているのがありがたいところです。
それでも育児って何が正解かなんてわからないものですよね。
最低限の健康を守るための基準はあるにせよ(離乳食の段階的な基準だとか成長曲線だとか)、一人の人間としてどのように育っていくのかということについては関わる要因が多すぎて「やってみなければわからない」に近いものがあります。
我が子は今1歳0ヶ月ですが「できる限り親子で一緒に過ごす時間を最大化する」ということは1つの基準として心掛けてきました。
これが結果的にどのように成長に影響していくのかはわからないわけですけれど、まずは子どもの自己肯定感を高めていくということにつながっていけば良いなとは考えているところです。
また出来る限り小さい頃からあちこちに出掛けて様々な刺激を受けるようにしてあげたいなとも考えていますが、新型コロナウイルスの騒動でしばらく我慢という状況。
そもそも地方の田舎暮らしですから、都会と違って身近にあふれる程の観光地があるわけでもありません。ちゃんとした観光地的な場所まで出掛けるには「車で片道○時間」というレベルのお出掛けというかドライブになるので、近場だと「家の周辺をお散歩」レベルまで簡易的なものになりがちです。
もう少し暖かくなってくればドライブしながらゆっくりと自然を楽しむこともできるかと思いますけれど、1歳になったばかりですので「ドライブが楽しい」という感じでもないのが難しいところ。
子どもが楽しめる場所で、人混みが少なくて、なんて考えているとやっぱり田舎では選択肢は絞られてしまうなぁと。
そうなると自然と自宅や自宅周辺で過ごす時間も長くなってくるので、室内での遊び方についても工夫していきたいところです。
個人事業主としての働き方とキャリアと育児と。
さて、働き方についても我が子が1歳を過ぎた今時点で感じていることを簡単に記録しています。
育児と働き方とのバランスについてはこれまでも現在も「育児を最優先」する形にしていて、特に私は個人事業主なのである程度仕事を減らしてでも子育てに関わる時間を大切にしようという方針です。
社会人として仮に40年程度働くとして、その中で子どもが産まれて就園・就学するまでのたった数年間は本当に貴重な時間だと思いますので、親として最優先することは理想的なことだと感じています。
これが子どもが2人以上になったとしても同じことで、幼稚園に入るとしてそれまでの3年間×3人でそれぞれ重ならないとしても最大10年程度。80年程度生きる中で、40年間働く中で、長くてもたった10年です。
就園・就学してしまえば仕事と育児の両立は格段にしやすくなりますから、少なくともそれまでの期間については仕事を休んででも育児に専念したいものだなというのが個人的な感覚ですね。実際は中々難しいとしても。
企業勤めなどの場合には(働き方改革が進んでいる時代だとは言え)キャリアへの影響なども考慮して思うように休めないことも多いでしょうから、育児優先の判断がしやすいという点は個人事業主という働き方のメリットでしょうね。
その一方で個人事業主には制度的な「育休」というものは存在しないので、以前の記事でも何度も書いてはいますが「休んでも所得保障は無し」「ただ自主的に働かないだけなので無収入」という大きなデメリットもあります。
また「社内的なキャリア」という考え方はないものの、「社会的なキャリア」とも言える問題は出てくるかもしれません。「育児のために○年休んでいました」ということが、それまで関わってきた業界などの社会的なポジション・イメージにどのように影響するかということです。
例えば私は今年で37歳になります。仮に待機児童状態が続いて「いっそのこと保育園ではなく満3歳・満4歳からの幼稚園にしよう」と判断し、それまでは自宅保育をしようと決断したとします。
家計的にはこれまでの蓄えの中で3年程度は何とかなるとしても、完全に仕事復帰できるのが40歳になった頃だとすると、そこには今現在の仕事のポジションはまだあるでしょうか。というのが個人事業主としての「社会的なキャリア」の問題です。
3年間育児に専念していたということが「新たな経験を積んだ期間」と捉えられればよいのですが、「キャリアの空白」と捉えられる可能性も少なくないということです。3年も業界を離れていれば状況も変わっているでしょうし。
そうなると育児中心であってもある程度の仕事を実績として積み続ける必要はありますよね。または個人事業主のフットワークの軽さを活かして、新しいポジションを作ってしまうということも考えられます。
これが3年ではなく1〜2年の育休生活でも同じことで、いかに自分自身の経験をキャリアに反映させながらポジションを維持または移していくのかを模索していかなければなりませんね。
まとめ
新型コロナウイルスの影響がどこまで広がっていくのかわかりませんが、地元でも3月に開催予定だったイベントがどんどん中止になっています。少なくとも3月中は自宅中心の過ごし方になりそうな気がしますね。
我が子にとっては物足りないかもしれませんが、遊び方についても工夫していきたいところです。ではまた。