我が子が1歳を過ぎて離乳食も完了期に入り、食べられる食材の種類も量もかなり増えてきた感があります。
最初はスプーン1杯のレベルから始まったことを思い返すとよくここまで成長してくれたなと感慨深いものです。
最近では手づかみ食べやスプーン・フォークも少しずつ練習を重ねているところですが、「ちゃんと食べようとしない」という日もたまにあるもので。
目次
「食べたくない」「いやいや」となってしまう場合の原因と対処法(我が子の場合)。
我が子の場合は普通に食べていても急に「いやいや」と拒否し始めることがあったり、時には半分以上残してしまうこともあったりします。
原因はそのたびに異なるのですけれど、おおよそ以下のどれかであるようです。上手くいっている対処法についても簡単に加えておきます。
単純に口に合わなかった場合。
ひとくち食べて「おえーっ」と吐き出して拒否することがあります。
苦手な食材は今のところほとんど無いのですが、ほぼ唯一苦手な「納豆」を食べたときなどですね。
納豆以外でも食感や匂いなどが好みに合わない時には口から出しますが、タイミングによっては嫌がらずに食べてくれることもあるので気分次第なところも。
この場合は無理やり食べさせようとしても機嫌を損ねて全く何も食べなくなるだけなので、他のメニューを食べさせるなどして気分を変えつつ、親としてはどうしても食べなければしょうがないという姿勢です。
苦手な食べ物は後々調理の工夫などで克服していければよいですから。
「熱い」または「冷たい」という場合。
離乳食のメニューは冷凍しておいたものを温めたりすることもありますし、レトルトのベビーフードを使うこともあります。
この時に調理温度が熱すぎたり冷たすぎたりすると当然ですが嫌がります。
基本的に食べさせる前に親が温度を確かめているわけですけれど、子どもの許容範囲と大人のそれが一緒ではありませんから注意が必要ということですね。
この場合は少し冷ますか温め直せば良いので対応はわかりやすいです。
スプーンやフォークを自分で使いたい場合。
最近は自分でスプーンやフォークを少しずつ使えるようになってきているので、「食べさせられるのが嫌」という意味で拒否してくることがあります。
この場合は「食べたくない」というわけではなく「自分で食べたい」ということなので、スプーンやフォークを持たせてあげれば解決です。
上手にすくうことはまだできないので、手に持たせたらすくうところだけサポートしてあげることが多いですね。
手で触りたい、掴みたい場合。
スプーンやフォークで食べたいのと近いのですが、「手で触りたい」「掴みたい」ことから食べさせられるのを拒否するということもあります。
子どもにとっては触感(食感ではなく触り心地)を知り覚えることも大切ですので、「触ってみたい」という興味については当然のこと。
冒頭の写真のように両手でぐっちゃぐちゃにしながら掴んで口に運んだりもするのですけれど、しばらくは好きなようにさせておくようにしています。
あまりに酷い感じになってきたら流石に止めますが(まわりに塗りたくったり髪の毛につけようとしたりした場合)、触ったり掴んだりして満足するまでは食べようとしないこともありますので見守るのがベターですね。
他のものを先に食べたい場合。
こちらが食べさせようとしたものではない別のメニューから食べたいという理由もあります。
特にヨーグルトや果物(いちごやみかん)などは大好物なので、「まずそれを食べたい」ということで他のものを食べさせようとしても拒否する感じ。
食べる順序についてもいずれは躾の一貫として教えていく必要がありますが、今の段階では食事そのものを楽しいと感じてもらうことが最優先。
少しだけ食べたいものを食べさせながら、合間にメインメニューを食べさせるなどしてごまかすとなんとかなりますね。
原因がわからないときのために「コーンフレーク」等を最初からお皿に入れて置いておく。
我が子がご飯を拒否するのは以上のいずれかであることがほとんどなのですけれど、たまにどうしても原因がわからないこともあります。
例えば眠いとか遊びたいとか何かしらの理由があることは確かなのでしょうけれど、言葉をまだ話せないので中々原因が掴めないのもしょうがないところ。
そんな時のために、最近は「予めコーンフレークをお皿に入れて置いておく」ということをしています。
手でつかめて汚れにくいものであるということと、我が子も何かしら掴んで食べていれば機嫌が良いことが多いと感じるからです。
まだ子どもですから色々なことを並行して考えるということは難しいので、何か一つ集中できるものがあれば気が紛れて何とかなるということなのかなと思います。
我が子の場合はこれ結構万能なのでかなりおすすめなのですが、他の子にも効くのかどうかはわかりません。子どもによって「これさえあれば」というものが何かしらあるのだろうなとは感じます。
まとめ
ということで最近の我が子の離乳食事情でした。自分で食べたいという自主性が出てきたことでぐっちゃぐちゃの汚し放題にはなりがちなのですけれど、親としても解決方法を探しながら奮闘している毎日です。
もう少しスプーンやフォークが上手に使えるようになってくると楽になるのかなとは思いますから、根気強く見守ることも大切ですね。ではまた。