最近クーイングや表情によるコミュニケーションが芽生えた様子の我が子。それでも常時話し続けているということはなくて、機嫌が良いときには数分間クーイングでやり取りを続けられるというような感じです。
生後2ヶ月の我が子の場合、オムツ交換のタイミングが機嫌が良いのでお話の練習に最適
機嫌が良いタイミングというのもわかりやすくて、一番話すのは「オムツ交換後」。少しでもオムツが濡れると泣くのですけれど、ベビーベッドに寝かせてロンパースと肌着のボタンを下側だけ外して、履いているオムツの下に新しいオムツを敷いたあたりで泣き止んで顔つきが変わります。
濡れたおむつを外したあたりからクーイングを始めることが多いんですよね。姿勢としては我が子からは私がよく見えない位置関係ですから、天井を見て手足をバタバタさせながら独り言を言うような感じで「あー」とか「うー」とか言い始めます。
この時、顔を見ていると目や口元が笑っていることがわかります。「キャハハ」のような声を出して笑うということはまだですが、笑い顔で「うくー」とか「っあーーー(大きめの声)」みたいに発声するんですよね。
おしりふきできれいにしている時もスッキリするっぽくて、その後に新しいおむつのテープをとめるあたりでクーイングのスイッチが更に入る感じ。このあたりで目線に入る位置でこちらもクーイングを返していくと数分間は絶え間なく発声し続けるようになってきました。
話す練習ができる時間は貴重ですから、服のボタンをとめ終わったらそのままベビーベッドに寝かせたまま真上から覗き込むように(我が子と顔が正面になるように)目線を合わせてクーイングでのやり取りを楽しむようにしています。
我が子がクーイングしたときには同じトーンで反復するようにしつつ、それ以外にこちらから「普通に話しかける」ということも心がけています。「すっきりしましたか?」「それはよかったねぇ」「寝返りの練習したの?」「すごいですね〜」みたいな。
あとこちらの口元をじーっと見て真似するような仕草が見られるので、口元の形を大げさにしたり、真似するようであればその流れで笑い顔にすることで我が子も笑うように誘導してみたりと色々試しています。
実際にこちらが笑い顔になると我が子も笑うことが多いように感じます。こうやって真似しながら表情を覚えていくのかもしれませんね。だとすると普段の親の表情って子どもへの影響がかなり大きいことになりますから、夫婦仲だとか家庭環境が円満であるということは子どもの成長に大切なことなのでしょう。
話しかけについては、もちろん我が子は内容を理解しているはずもないので「声のトーン」だとか「顔から声が出ている事自体」に対して「楽しい」というような感覚があるのかなぁと想像していて。あとは自分で自分の声を聞いて面白いということもあるのかもしれません。
ちなみにクーイングで話しかけるよりも普通の会話的な話しかけ方をした方が反応が良くなってきています。クーイングを始めたばかりの頃はどちらかというと「あー↑」「うー↓」みたいな母音の上下だけで話しかける方が我が子もクーイングで返してくれたんですけれど。「言葉」というものが単なるクーイングとは何か違うということを少しずつ認識できるようになってきているとすれば、「聞く」ことに関しては少しだけ複雑な言葉(音)の方が楽しくなり始めているのでしょうかね。
我が子が発するクーイングにも少し変化があって、最初は「あー」「うー」という感じの発声がほとんどだったのが最近は「ぅくー」「うっぐー」「あいー」という感じの発声が混ざってきています。子音が入っているということではなくて、母音が2つ続くというか、鼻の奥で声を出すものと母音を組み合わせているというか。特に「ぅくー」という発声は最近出始めたところでまだレアなのでとにかく可愛いです。ちなみにこのタイプの発声の時には目と口元が笑っていることが多いですね。
いずれ毎日できるだけ機嫌が良いタイミングを見計らって話すことを続けてみていて、我が子がクーイングで返してくれる時間(やり取りの集中力が持続する時間)も長くなってきているのが親としても楽しいです。ある程度やり取りを続けていると集中が切れたり飽きたりして軽く泣き始めるので、その時にはすぐに抱っこしてあやすようにしています。
よだれの量が半端なく多くなってきている。
ということでクーイングには進歩が見られるものの、機嫌が良いとき以外は抱っこしていないとすぐに泣くのは相変わらず。一応、寝かせていても独り言のようにクーイングしていることもありますし、こぶししゃぶりができるようになったので右手を吸いながら大人しくしていることもあります。
それでクーイングの進歩だとかこぶししゃぶりの関係だとかもあるのかもしれませんが、よだれの量が急に増えてきているんですよ。寝ていてもよだれがバブルになって口元についていたりして。観察しているとおそらく口の中にたまるのが嫌で舌で押し出しているっぽいんですよね。ガーゼで拭いてもまた口の中から下でよだれ泡を押し出してくるという。
さらにこぶししゃぶりをしているとどうしても手や口元によだれがついたり出てきてしまいますから、油断していると縦抱きしている間に襟元だとかが濡れちゃうのがちょっとしたネック。あとは手がどうしてもよだれだらけになりがちなので、気づいたら拭くようにはしているもののちょっとした湿疹が出ることがあったりして。
「あれ、ミルク吐き戻した?」と勘違いするくらいダラダラになっていることもあるんですよね。これも身体機能の成長の一つで特に問題はないとのことですから心配などはしていないのですが、濡れっぱなしにして肌がまけてしまったりしないようには気をつけていこうと思います。
我が子はどうやら右利きらしい。
余談ですが我が子のこぶししゃぶりは右手。私が左利きなのでもしかしたら左利きになるか気になっていたのですが、我が子は右利きっぽいです。私が小さい頃は左利きってあまり良く思われていない風潮があって、小学校入学後に当時の担任に一部矯正されたんですよ。だから私は両利きでして。
どちらも使えるのはメリットありそうに思われることもあるのですけれど、一応どちらでもOKとは言え実際は「箸は右」「ハサミは左」「ペンは右」「ボールを投げるのは左」「バットは右打ち」「バドミントンやテニスは右」とそれぞれやりやすい方に偏るので無駄も多いです。
あと世の中は基本的に「右利き仕様」にできていまして、左利きだと何かと不便なこともあるのは確か。
たとえば小学校の頃だと野球やキャッチボールするにも左利き用グローブって共用のものが無い場合が多いですよね。友達の家とかで急に「やろう!」となっても借りることもできなかったり。全員右利きならその場にある用具でやってしまえるのですが、左利きが一人でもいると左利き用を自分で予め用意しておかなければならないのはちょっとしたストレスだったかなと記憶しています。結局「右利き用グローブを左手に無理やり逆にはめる」とか「下手くそでも右投げする」とかね。
大人になっても同じで、特に「駅の改札」は完全右利き仕様でプチストレス。どうやっても「左手でSuicaやiPhoneを持って、手をクロスして右側の改札にピッと通す」ことになるんです。右手で持てば良いだろうというだけの話なのですが利き手って無意識で。
ということで我が子がどうやら右利きっぽいということについては、左利きで大変なことも経験してきた身としてはちょっと安心。まぁ今の時代は左利きも偏見は無くなっていて学校で無理やり矯正させようとすることもないのだろうなとは思いますけれどね。
まとめ
毎日の細かい変化を気をつけて見ていると、ひとつひとつの成長が何かしら関連して他の変化にも影響を与えているように感じられることが多いですね。特にクーイングと表情の関係については「感情」というものの芽生えと関係しているはずですから、よく観察しながらしっかりとコミュニケーションを取りつつ伸ばしていければよいなぁと考えています。ではまた。