前回6月下旬に4回目の予防接種をしてから2週間。今日は5回目の予防接種としてBCGのハンコ注射をしてきました。
今回の予防接種はBCGのみ。
一度の通院で何種類も予防接種注射を打つのは前回までで一旦ひと段落しまして、今回はBCGのみです。
そもそもBCGとは。
BCGワクチンは結核を予防するためのワクチン。フランス語で「Bacille de Calmette et Guérin」の頭文字を並べたものです。
「Bacille」は調べてみると「細菌、桿菌(かんきん)」と言う意味。ウイルスとかビールスとかと同じ系統の単語か。
「細菌」はそのままの意味ですが、「桿菌(かんきん)」というのは「細長い棒状や円筒状の細菌」というような意味合いみたいですね。結核菌は桿菌の形状なので、訳し方としては細菌でも桿菌でもよいのかな。
英語だと「Bacillus」で「細菌、桿菌、病原菌」という意味。日本語のカタカナ読みだとバチルスになるっぽいけれど、実際の発音聞いてみると「バシラス」の方が近いかも。
ちなみに桿菌以外の形状としては「球菌」「らせん菌」があるようで、これらは名前そのままの形状。
そして「Calmette et Guérin」は「カルメット&ゲラン」。これはBCGを作った「アルベール・カルメット」と「カミーユ・ゲラン」の名前。
つまりBCGはそのまんま直訳すると「カルメットさんとゲランさんの桿菌」という意味なんですね。
1種類だけれどハンコ注射なので18本打つわけで。
今回はこのBCG1種類だけの予防接種だったわけですが、皆さんご存知の通りあの「ハンコ注射」なんですよね。
私が今36歳なのですけれど(現在とは接種時期が違うものの)小さい頃に打った記憶の中の「ハンコ注射」と形状がほぼ一緒でした。
正方形に並んだ9本の針が円筒状の注射器というかプラスチックのハンコ的なものにセットされていて、その名の通りハンコを押すように左腕に2箇所注射をすると。
一度に18本注射を打つ経験なんて人生でハンコ注射くらいしかないですよね。
事前に「BCGの予防接種の時にはノースリーブの服で」と指定がありましたので腕まくりとかはしなくて良い服装にして、更に「予防接種後は注射した部分を日光に当てないこと」ということでしたので上から羽織る長袖カーディガンを持参。
今日は嫁さんが我が子を抱っこして診察を受けたので、その流れで左腕を出してそのままBCGを打つ流れでした。
その際、お医者さんの横にいて左腕を押さえておく役の看護婦さんが「かなり強く押さえますがお母さんびっくりしないでくださいね」との説明。その説明に「え、どんだけ強く押さえるの?!」と多少びっくりしたりして。
おそらくですが普通の注射と違いますから中には暴れてしまう子どももいるはずで、万が一うまく注射できないと大変ですから間違い無いようにがっちり強く押さえるということなんでしょうね。
さて、実際に腕を掴まれた我が子はそれまでニコニコしていたものの気付いた様子で泣き始め、ハンコ注射を打たれる瞬間からその後しばらくギャン泣きし続けました。そりゃ18本注射打たれたら泣くよねと。
思い返すと看護婦さんは確かに超強く押さえてくれてまして、そのお陰で予防接種は無事終了。我が子もよく頑張りました。
注射直後の注意点として、「注射した部分を親の手や服でも触らないようにしてください」との説明。そして「注射した部分が乾くまでの10分程度は院内で様子を見て、乾いたようでしたら受け付けに声かけてください。こちらで確認した上で大丈夫であればお帰りいただけます」とのこと。
泣き続ける我が子をあやしながら、左腕の注射跡がどこにも触らないように腕をもってあげて10分待機。その後、確認してもらってOKとのことで帰宅。
予防接種当日にお風呂は入っても良いけれども注射跡をこすらないように注意ということでした。これはいつもの予防接種と同じですね。
あとBCGは予防接種から数日後に赤くなったり膿んで「ぐじゅぐじゅになる」ことがあるので、そのような状態になったら病院に来てくださいと。確かに私も注射跡がかさぶたみたいになって痒くて仕方がなかったような記憶が。
人によっては注射跡が目立たないこともあるようなのですが、私も嫁さんもBCGから25年とか経っているにも関わらずちゃんと跡残っているので、これが体質的に遺伝するものなら我が子も注意して見ておかなければなと思います。
それにしてもBCGの跡って結構目立つので、針の進化とか何かで跡が残りにくくなっているとかないんでしょうかね。
まとめ
予防接種の中では最も1度に打つ針の数が多いBCGが無事終了したので、あとはまたスケジュール通りに粛々と予防接種していくと。次は1ヶ月後くらいに「B型肝炎」の3回目(最終)の予防接種があって、その後は1歳になるまでは一休み。
あとタイミングとしてBCGの予防接種が無事に終わってから離乳食を始めようと考えていたので、ここ数日の体調みて問題なさそうであればいよいよ離乳食スタートに向けて動き出そうと思います。ではまた。