「白身魚」を離乳食メニューに入れてから3日目になります。最初の2日間は「白身魚」の中でも「鯛」を食べて満足な様子の我が子でしたが、今日明日は「たら」を食べてみることにします。
「たら」は「鯛」とはまた違うリアクションでちょっと苦手っぽい?
同じ「白身魚」と言っても「鯛」と「たら」では身の感じも味や風味も違いますよね。調理としては茹でてほぐしてすり潰すだけなので、味付けをしていませんから純粋に素材の味の違いになります。
今日の離乳食メニューは「10倍粥」を小さじ5杯、「ほうれん草(ポタージュ状)」を小さじ2杯、そして「白身魚(たら)」が小さじ1杯です。
新しいメニューの「たら」から食べさせてみました。するとこれまでに無いリアクションをする我が子。
一応「おえっ」とまではせずにちゃんと飲み込むのですけれど、もぐもぐしながら眉をひそめてちょっと悲しい顔で見てくるんです。その顔も親としては可愛いのですが、あぁこれちょっと苦手っぽいなぁという感じですね。
「鯛」は美味しそうに食べていたので「白身魚」系は他も大丈夫かと思っていましたが、「たら」の風味は何かが違ったんでしょうか。その後も三角食べでごまかしながら食べさせていたものの、「たら」が口に入る度に少し悲しい顔をして見てくる我が子。
何とか完食はしたものの、明日も今日とすっかり同じメニューとなるので「たら」の苦手リアクションが続くのかどうか見ていく必要があるかなと。
ということで離乳食始めてから3週間弱になりましたが、初めての苦手リアクションが見られたのは「白身魚(たら)」でした。
「改訂版 食物アレルギーをこわがらない! はじめての離乳食」(主婦の友社)を追加購入。
今の所は離乳食も順調に進められていて体調などへの影響も特には見られないのですが、離乳食本として「改訂版 食物アレルギーをこわがらない! はじめての離乳食」を購入しました。
これまで我が家で参考してきた離乳食関連本は以下の記事で紹介している3冊です。基本的にはこの3冊で十分対応できています。
我が子は元々湿疹が出やすい体質のようで、新生児期から病院で処方された保湿剤などを使って毎日ケアをしています。
今の所はアレルギー反応での湿疹は出ていないのですが、今後のことを考えると離乳食の食物アレルギーに関する参考書籍に目を通しておこうかなということで本書を追加した流れ。
「改訂版」となっている通り、2015年刊行の同書を改定した書籍で、手元の本書が2019年8月に第1刷発行と記載されていますから最新の1冊となります。
本書は「思い込みや勘違いで栄養価の高い食品を除去してしまうことがないように、小児アレルギー専門医が正しい知識を解説します」という内容です。
目次は大きく以下の3パートに分かれています。
Part1 「正しい知識」を持っていよう 赤ちゃんの食物アレルギー
Part2 「たんぱく質」をちゃんと食べる 離乳食のはじめ方・進め方
Part3 「あわてない」ために知っておきたい 赤ちゃんの診断と治療
各パートの分量は「Part1:22頁」「Part2:80頁」「Part3:19頁」。
最も分量が多い「Part2」では特に「食品別の離乳食の始め方・進め方/食べていいもの悪いもの」というコンテンツが豊富で、食材別のOK・NGやメニュー例についてかなり細かく解説されていています。
例えば「牛乳アレルギー」がある場合、「牛乳・乳製品を除去した離乳食ってどうすればよいんだろう?」という悩みがでてきますよね。
本書では『離乳食の「困った!」を解決』という項目があって「牛乳は豆乳、バターはオリーブ油で代用OKです。」というようなアドバイスとともにメニュー例が掲載されています。単純に「○○はNG」というだけで終わっていないのがかなり役立ちます。
また各種食材について、離乳食のどの時期から食べさせてOKなのかという点についてもわかりやすくまとめられています。
例えば「スパゲッティ・マカロニ」であれば、小麦アレルギーがあればもちろん完全NGですし、離乳食の時期としては「ゴックン期 5〜6ヶ月」はNG、「モグモグ期 7〜8ヶ月」は「様子を見ながら少しだけ」など条件付きでOK、「カミカミ期 9〜11月」「パクパク期 1才〜1才6ヶ月」以降はOKという具合。
同じ小麦原料でも「パン」「クラッカー」「麩」など種類によって提供可能時期に違いがあったりするので、食物アレルギーの有無にかかわらずかなり勉強になります。
離乳食自体の基礎知識として一通り目を通しておくと不安が解消されることも多いのかなと。おすすめの1冊です。
まとめ
離乳食スタート以降、初めて「白身魚(たら)」で苦手っぽいリアクションをした我が子。今日は何とか完食してくれましたけれど、もしかしたら「食べたくない」的な拒否反応を示す食材も今後は出てくる可能性ありますよね。というか明日ちゃんと「たら」を食べてくれるのだろうか。。
現状では味付けしない段階ですから工夫はしにくいのが難しいところですが(とろみ加減を変えたり他のメニューと一緒に食べさせるくらい)、もう少し進んだら栄養価を考えて苦手食材も美味しく食べられるような工夫をしていくことが大切なんだろうなと。更に親子で一緒に料理できるようになれば楽しそうです。ではまた。