子育て日記

【子育て日記】3ヶ所目の幼稚園・保育園見学。今回は幼保連携型認定こども園の説明会に行ってきました。【生後7ヶ月】

この2週間程、自宅から近いエリアの保育園見学を親子3人でしていまして、今日は3ヶ所目の保育園に行ってきました。

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「幼稚園」「保育園」「幼保連携型認定こども園」の違い

我が子はまだ生後7ヶ月ですから、入園希望としては早ければ嫁さんの育休が切れる1歳になるタイミングとなります。私は個人事業主なので仕事の調整をすることである程度は融通が効きますが、その反面忙しくなると出張なども出てくるので一般的な共働き家庭と同じような状況だったりするもので。

1歳からの保育となると幼稚園ではなく保育園になりますから、これまで基本的には保育園を見学してきました。ただ今回は「幼保連携型認定こども園」の説明会。「幼保連携型認定こども園」というのは幼稚園と保育園が一緒になっている所ですね。

「幼稚園」と「保育園」の違い。

そもそも幼稚園は文部科学省管轄の教育機関で、満3〜5歳児が対象。保育園は厚生労働省管轄の児童福祉施設で0〜5歳児が対象なんですよね。幼稚園は教育、保育園は保育・養護が主な機能なので、実は質的に異なるものでした。

つまり幼稚園は「先生がいる学校」とほぼ一緒なわけで、1日5時間程度の「学校教育」をする機関。先生方も教育実習などが必要となる「幼稚園教諭=教員」ですから、お話していても「The 学校の先生」的なイメージ。教育プログラムなども教育分野の研究結果などを元に理論的に組み立てられていることが多いです。

一方の保育園は「健康で安全な生活を確保する福祉施設」と言えば良いでしょうか。保育や養護が中心となるので、教育機関という色合いはそれほど無いところもあります(施設方針によりますが)。先生方は教員ではなく「保育士資格」を取得した保育士さんです。お話していても(個人的には)「The 福祉」に近いやわらかい印象を受ける場合が多いです。

この印象の違いは結構はっきりしているように感じていて、管轄省が違うということはそれぞれの先生・保育士さん方が受けてきた教育も視点やスタンスが異なるということですから、施設によって子どもたちがどのような時間を過ごして経験を得るかということにもつながってきます。

もちろん0歳児から預けたいとなると自動的に保育園となるわけですけれど、年齢が上がってから教育機関である幼稚園に転園させたいという親御さんもいるのかなと思います。

私たち夫婦はどちらも幼稚園でしたので保育園の生活イメージがほとんどなかったものの、大学が福祉学部の臨床心理系でしたので保育関係の教育思想には身近に接する機会がありました。このため福祉施設としての保育園も特に抵抗はなく、見学にあたってもそれほど構えすぎずに訪問できているのかなと感じます。

「幼保連携型認定こども園」

さて、そもそも幼稚園と保育園は別ものだったわけですけれど、平成27年の「子ども子育て支援新制度」によって「幼保連携型認定こども園」が内閣府に一本化されました。ここで初めて幼保一体型の「学校及び児童福祉施設」として法的に位置付けられた流れがあります。

今日見学してきた園は、もともとは市立幼稚園だったものが保育施設を併設するようになり、認定こども園の許可を受け、その後に保育園も開業し、平成27年に「幼保連携型認定こども園」として認可を受けた経緯を持つ幼稚園・保育園でした。

系列で専門学校なども運営している関係で、イベントなどで専門学校のお兄さんお姉さん方と触れ合う機会があったりとプログラムにも特色があるところです。

実は私の妹が通っていた園でもありまして、当時は「給食が美味しいのが素晴らしい」と母親が言っていましたね。園選びの基準の一つとして、「毎日食べる給食がちゃんとしたものであれば子どものことをしっかりと考えているから信頼できる」という考え方も確かにありそうです。

ちなみに「幼保連携型認定こども園」の場合、「1号認定(満3〜5歳児、教育のみを希望する場合=従来の幼稚園)」「2号認定(3〜5歳児、『保育の必要な事由』に該当し保育も希望する場合=従来の保育園)」「3号認定(0〜2歳児、『保育の必要な事由』に該当し保育も希望する場合=従来の保育園)」のいずれかの認定を受ける必要があります。

特に「1号認定」と「2号認定」は対象年齢がかぶりますので、「幼保連携型認定こども園」の場合には「同じ園でも幼稚園か保育園か子どもの過ごし方を選べる」ということになるのがメリットです。

認定によって対応時間だとか細かい料金が変わってきたりすることもあるので、親の考え方や働き方などに合わせて認定を選べる&相談できるというのは良さそうです。

まぁ子どもたちの過ごし方としては昼間の共通時間帯は結局一緒になりますし、先生方の教育方針は園で統一されていますので、幼稚園・保育園のどちらの認定で入園するのかというのは制度・料金という大人の事情のみに関係すると言っても過言ではないかもしれませんね。

ただ園の雰囲気としては「幼保連携型認定こども園」の場合はどちらかというと「学校教育」的な色が強くなるのかなと感じました。

初めての「幼保連携型認定こども園」の説明会

ということで「幼保連携型認定こども園」の説明会だったわけですけれど、これまでは保育園見学として個人で予約して訪問したので「The 説明会」というのは今回が初めてでした。

私たち以外にも10組ほどご家族がいらっしゃっていて、ホールでスライドを見ながら説明を受けるという流れ。

私たち以外は殆ど2〜3歳の子ばかりで、説明会の間は先生方が子どもを預かりますよー(しかもおやつ付き)という体制でした。子どもにとってはお試し保育にもなるので良い機会だなと。

ただ我が子は0歳児でまだ難しいので預けずホールで抱っこして聞きました。機嫌が良くて先生の説明中に「おぉー」とか相槌打ったりしていたので少し気を遣いましたが、途中からはスライドの関係でホールが暗くなったからかぐっすり眠り込んでいました。

1時間ほどの説明内容については制度的なものから園の教育方針などまでかなりガッツリと勉強するような感じで、久しぶりに大学の講義を受けたような感覚。幼保連携型だからこそ制度の細かい差などについても解説があったので勉強になりました。

もしかしたら最初にこのようなガッツリ説明会に参加してからあちこち見学した方が、大前提としての制度理解が進んでいるので比較しやすいかもしれませんね。

この園はこれまで見学した3ヶ所の中では最も自宅から遠いのですけれど、唯一通園バスがあるところでもあったので選択肢としては有りかなと(入れるかどうかは別として)。

ただやはり「自宅から近いのは正義」であることには変わりないなと感じるところもあるんですよね。そういう意味では最初に見学に行った最も自宅から近い保育園が第1希望になりそうなところですが、夫婦で相談しながらもう少し検討してみようと思います。

まとめ

何ヶ所か見ることでわかっていることもあるのですが、そもそもこれまで見学した3ヶ所の園については1歳児入園の枠はいずれも埋まっている状態でした。

だからといって遠い所に通わせるのは現状では考えていないので、希望順位を決めた上で申請しつつ空きが出るのを待つということになりそうです。

あとは選択肢の一つとしては、嫁さんの仕事復帰までに空きが出なかった場合には私が自宅保育をできるだけできるようにするということですね。

個人事業主だと育休=無収入(育休給付金制度の対象にはならない)なので蓄えの準備は必要ですけれど、ほぼ育休生活をしている今年度も結局仕事を入れているので売上は一定以上見込める感じ。

当初想定していた「1〜2年くらいほぼ育休生活しても良いな」と考えていて準備していた分の予算がいくらか補填されてスライドできるということでもあるので、あまり考えすぎずにできることをしていこうかなと考えています。

いずれ見学予定にしていた3ヶ所の園は回り終えたので、改めて各園について調べ直したり比較検討していくことにします。ではまた。

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