今日で離乳食も第4週4日目となりまして新しい食材の「トマト」が追加です。
これまで離乳食メニューに登場した野菜は「人参」「ほうれん草」「かぼちゃ」「ブロッコリー」ですから、果肉に汁気があって味としては酸味がある食材はトマトが初めてとなります。
新食材の「トマト」はミニトマトをレンチン。
「トマト」については「普通のトマト」でも「ミニトマト」でもOKということで。今回は使用量が小さじ1杯だけということもあって、昨日のハーフバースデーで大人用に購入していた「ミニトマト」の残りを使うことにしました。
これがミニトマトの中でも甘みが強い「フルーツトマト」で、そのまま大人が食べてもかなり美味しい品種だったんですよ。
我が子にとっての最初の経験として、もし酸味が強すぎるとトマト自体が苦手になってしまう可能性もあるのかなと思いましたので、今日はこれを食べさせてみようとなったわけです。
ミニトマト1個をヘタを取って半分に切ってからレンジで熱を通します。すると皮が簡単に剥けるので、皮と種を取り除いて実の部分を裏ごしして完成。
今日のメニュー全体としては「10倍粥」を小さじ5杯、「かぼちゃ(ポタージュ状)」を小さじ3杯、「白身魚(たら)」を小さじ1杯、そして新食材の「トマト」を小さじ1杯。
日に日に分量や品数が増えていきますよね。まだ食材ごとに1皿ずつ用意している段階だからということもあるかもしれませんが。
ちなみに我が家の場合は離乳食の食材を事前に嫁さんが仕込んで冷凍してくれていますので、食事の際には必要量を冷凍庫から出してレンジで温めて、どうしても水分が飛んでしまうので少しだけお湯を足してとろみを調整します。
ひと口食べて少ししてから漫画のような可愛いリアクション。
さて、実食。せっかくなので新食材のトマトからひと口。
我が子はスプーンの上に何が乗っているのかをほぼ気にせずにとにかく口に入れるので、パクっとスプーンに食いついてからモグモグ。
このひと口目は目をシパシパさせていて飲み込んだ後に「あっ!」っと短く声を上げていたのですが、親からすると「ん? ちょっと酸っぱいのかな?」程度のリアクションに見えました。そのくらい軽い反応。
そこでこれは大丈夫そうだなとふた口目を食べさせてみたところ、モグモグしてからちょっと間があって、眉毛が八の字になって、急に「酸っぱい!」というように目をつぶりながら弾かれるように後ろに軽くつんのめりました。
「え、今それ? ひと口目よりリアクション大きいんですけど!」という感じでしたが、ワンテンポ置いたリアクションがとにかく可愛い。
ミニトマト自体は大人の舌ではほとんど酸っぱく感じなかったのですけれど、やっぱり初めて食べると酸味を強烈に感じるのかもしれませんね。食べたことのない味なわけで。
ひと口目よりふた口目の方がリアクションが大きかったのは謎ですが、ひと口目は産まれて初めての味覚刺激でまだちゃんと認識されておらず、ふた口目でやっと「酸っぱい」という感覚にちゃんとつながったとかでしょうか。
裏ごししていたのでスプーンですくった場所によって酸っぱさが違うということもなさそうなんですよね。不思議なものです。
その後、他の離乳食メニューを三角食べさせながらまたトマトに戻ってくるわけですが、この時にも食べてからワンテンポ遅れて目をつぶって「酸っぱい!」というようなリアクションをしていました。しかもこの時には二度見的なレベルで「酸っぱ! …酸っぱ!!」みたいな。
更にもう一周してまたトマトに戻って来た時も同様。しばらくモグモグしてから軽く「ビクッ」とするような感じなんですよね。梅干しとかを食べた時の漫画的なリアクション表現そのままです。
例えば口に入れた瞬間は酸っぱさを感じなくて、モグモグしてから口を開けた瞬間に空気が入ってくることで味覚が強くなるということもあったりするのかな。または単純に舌が感じてから脳に届いて体が反応するまでのタイムラグがまだ長いということなのか。
いずれ毎回「モグモグ……酸っぱ!」というリアクションを続けている我が子ですが、それでも食べるのを嫌がることはなくて、次のひと口を食べたがっていたというのは良かったのかなと。
これもし大人でも酸味を感じるようなトマトだったら酸っぱすぎて食べられなかった可能性もあったかもしれません。
明日も同じフルーツトマトを食べさせてみますから、今日と同じようなリアクションをするのか、ちゃんと食べてくれるのかが楽しみです。
まとめ
ということで、これまで食べてきた離乳食メニューの食材の中ではもっともリアクションが大きかったのが今日の「トマト」でした。
もし嫌がるようであれば無理やり食べさせることは無いですし、例えばもっと熱を通すことで酸味を抑えられないかなぁとか試す必要がありますけれど、今回「酸っぱい!」というリアクションをしながらも結局食べきってくれましたね。
今のところは「食べる」ということ自体が毎日楽しいようなので、味覚の驚きはあってもできるだけ好き嫌いなく成長してもらいたいものです(アレルギーは別として)。ではまた。