子育て日記

【子育て日記】嫌なことがあると寝たふりをすればやり過ごせることを覚えた我が子。【生後8ヶ月】

生後8ヶ月の我が子はここ最近「寝たふりをしてごまかす」ということを覚えたようで。

抱っこされている時に鼻を拭かれるとおしゃぶりをして寝たふりをしはじめる。

この「寝たふり行動」が見られるようになったのは、鼻水を拭かれるのが嫌でたまらないというタイミングでした。

最近、風邪というわけではなさそうなのですが季節の変わり目の関係か鼻水が出やすくなっていて、ちゃんと拭いてあげないと垂れてくる状態になっていたりします。

親としては気がついたら細かく拭いてあげたりするわけですけれど、こちらでうまくごまかしながら拭かないとどうしても嫌がるんですね。

1人で床に座っている状態とかだとハイハイで逃げていくので、夫婦どちらかが抱っこしてもう片方が拭いてあげるというのが鉄板になるわけで。

すると抱っこされている状態で顔を逆方向に向けたり、「いーやー(実際は言葉にはなっていないですけれど)」というような声を発してバタバタしたりすることでなんとか抵抗しようとします。

それでもごまかしごまかし拭いてあげたりしていたのですが、ある時急に「おしゃぶりをして寝る」という行動に出たことがありました。

抱っこして寝かしつける時には我が子は必ず親指でおしゃぶりをして体にもたれかかってくるので、それが「そろそろ寝そう」というサインになっているんですね。

鼻を拭いてあげようとしている時にこの状態になると親としては「あれ、寝るのかな?」と思って拭こうとするのを一旦止めるわけです。おしゃぶりをしていることで鼻のあたりがガードされるということもあって。

しかしよく考えると「特に寝るタイミングでもない」わけです。我が子は昼間は大体「1時間起きて30分寝る」というのが決まったリズムになっていて寝起きのタイミングを測りやすいので、これに沿っていないと「寝るはずがない」とわかるんですよ。実際寝ませんし。

つまり「鼻を拭こうとした時のおしゃぶり寝」は「寝たふり」なんです。

例えば私が抱っこしていて、嫁さんが鼻を拭こうとしたタイミングでおしゃぶり寝をし始めますよね。それを見て「あれ、寝るかな?」と手を止めて少し離れると身体を起こして普通に遊び始めます。

そしてまた鼻を拭こうとすると「いやいや寝てますよ〜」と言わんばかりにおしゃぶり寝の姿勢になると。

これは完全に「嫌なことをされそうな時には寝たふりをする」という行動を覚えているに違いありません。

親としてはそのような行動も微笑ましいわけですけれど、そういうことを覚え始めたのだなというのは色々と手強くなってくる成長段階とも言えますよね。

嫌がる行動もやり方次第で問題なく済ますことはできる。

ちなみに「鼻を拭く」とか「風呂上がりに服を着せる」とか我が子が嫌がることはいくつかあるのですけれど、それもやり方を工夫することで嫌がりにくくなるもので。

例えば「鼻を拭く」であれば、不意をつくように急に鼻にティッシュを押し付けるのは嫌がって当然。こういうのは大人でも嫌ですよね。

しかし最初に親が「ぽんぽん」とか何かしら言いながら自分の鼻の下をティッシュで拭く仕草をして見せると、その流れで同じことを我が子にしてもそれほど嫌がらないです。

大人と同じことをしているとか、直前に親もしているというのは安心感につながるということかもしれません。

または「いないいないばぁ!」と言いながら鼻を拭くのも結構効果的。別にいないいないばぁしているわけではないのですが、ティッシュで顔の一部を隠すような動きでごまかすことができます。

楽しい行動・言葉と組み合わせると嫌だという感情になりにくいのかなと思います。逆にいうと、その行動自体は嫌ではなくて、気持ち的に不安だったりして嫌がる反応につながっていることが多いということでもあるのかなと。

「服を着せる」という時にも同様。我が子は風呂上がりに服を着せられるのを嫌がることが多くて、特に最近は半袖から長袖になって着る際の拘束感が増しているのか結構ぐずりがちです。

そんな時にはやはり擬音だったり何かしらのリズムで乗せながらうまく着せることが大切です。例えば頭を通す時に嫌がりがちなのですが、そこは「トンネルくぐるよー、しゅぽん!」みたいにしてあげるということですね。

袖を通す時も長袖だと嫌がることが多いのですが、これは言葉だけではなくて子どもの動きをよく観察しながら嫌がらないとか窮屈ではない動きの流れにしてあげることも大切ですね。一瞬であれば嫌がらないことも多いですから、いかにスムーズに着せるかというのは親の技術にかかっています。

あとは基本的に「すごいねー」「じょうずだねー」と褒め続けるということ。とにかく無理やりやらされているという感覚に我が子がならないように、言葉や動きを工夫しながらうまいこと済ませていく感じです。

うまいことできると親自身も嬉しいですし、我が子も寝たふりをすることもなく普通に遊びながらとかニコニコしながら済ませることができますから、これは日々試行錯誤しているところ。

まとめ

嫌な時には「寝たふり」すれば良いということを覚え始めたというのも(それが良いかどうかは別として)かなりの成長だなと思います。他者が自分に対してどのような行動を起こすのかを考えて実行しているということですからね。

このような予測だったり仮説立てみたいなものができるようになってくると、遊び方ひとつとってもこれまでとは違う動きが見られたりするものです。

なかなか手強い場面も増えてきていることも事実ですが、それもどうやってクリアしていくのかを考えて向き合っていけば、特にストレスにもならずに寧ろ楽しいと思えますよね。

親としてもうまく対処する方法を身につけていきたいなと思います。ではまた。

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