ちょっとしたブームが短い間に起こっては消えていくことが多い我が子ですけれど、最近ずっと続いているのが「歩く時に何かを持って運ぶ」ことです。
「歩くこと自体が楽しい」の延長にある「物を運ぶ」ということ。
自分でかなり安定して歩けるようになってきているので、歩けること自体がとにかく楽しい様子なんですよね。
たまにずっこけるので親としては我が子の肩か脇あたりに手を軽く添えていつでも支えられるようにして付いていくのですけれど、中腰が結構大変。
我が子は「あからさまに手伝われるのは嫌」という性格なので、サポートする距離感は気を付けながら見守っている感じです。がっつり手伝うと機嫌が悪くなるんですよね。。自分でやりたいという気持ちが育っているのは良いことですけれど。
そして歩けるようになってきた当初は単純に「歩く」ということを楽しんでいた様子でしたが、その後に「何かを持って歩く」ということにハマり始めたようで。
「運ぶ」ということが面白いのか、「バランスを取りながら歩く」ということが面白いのかはわかりません。ただ日に日に「歩く時には何かを持つ」ということが増えてきました。
しかも段々と「大きいもの」「重いもの」を持とうとするようになってきています。
おもちゃが入っていた箱だったり、少し大きめの絵本だったり。
大きければ大きいほど持ち運んでいる時の満足度が高いようで、とても楽しそうにしているんですよね。
「いやそれ絶対に持てないよ?」という重さの物にも果敢にチャレンジしていく姿勢は素晴らしいのですけれど、あまりに重すぎるものは転んだ時や落とした時に怪我をする可能性が高くなってしまうのでご遠慮いただくこともあります。取り上げると怒られますけれどね。
ちなみに冒頭の写真で持ち歩いているのは以前に車中泊用に購入していた「キャプテンスタッグ キャンプマット」なのですが、折りたたんだサイズで約13×12.5×56cm、重さが約270gあります。
重さはそれほどではないものの大きくて長いんですよね。立てて運べばまだましなのでしょうけれど、我が子はなぜかわざわざ前に突き出すように持ってあるのが好きなようで。。
写真だと先が床に着いてしまっていますが実際に歩いている時にはほぼ引きずらずに先も浮いた状態です。
一番重さを感じる持ち方ですから、やっと歩けるようになったばかりなのによくこのマットをこの持ち方で運べるなぁと感心するばかりです。
このマットは特にそうなのですけれど、物を持って歩く時には自分と物との重心・バランスが重要になりますよね。
重くて重心が前にかかるものを持つ場合には自分の姿勢と重心を後ろよりにしてバランスを取る必要があるわけで。
何も持っていない状態よりもちょっとしたものを持っている状態の方が安定するということもあるでしょうから、もしかしたら我が子にとっては運び歩く方がいくらか楽というのもあるのかもしれません。
ただ表情や仕草を見ている限りは「運ぶこと自体を楽しんでいる」という感じに見えます。
やっぱり廊下の「姿見」まで行って運んでいる姿を確認している。
最近の記事でも書いていますが、自由に歩けるようになってから廊下の「姿見」まで歩いていって自分の姿を確認するのにもハマっている我が子。
物を運んでいる時にも同様で、リビングで何かを両手で抱えたらそのまま結構なスピードで廊下まで歩いていって姿見の前に立つことが多いです。
まずは物を持っている自分の姿を見て「にやっ」として笑ったり何やら鏡に映っている自分に話しかけたり。
その後には持っている物を振り回したり頭上に掲げたりして、鏡にどう映っているのかを確かめている様子です。
興奮してキャッキャと叫ぶこともあるので、仮に鏡に映っているのが自分であると理解しているとすれば「物を持っている自分を見るのが楽しい」ということですよね。
これは改めて不思議だなと感じます。
子どもにとっては「自分が何かをできているということを客観的に確認するのが楽しい」ということなんでしょうか。
または鏡に映っているのが自分であるとは理解していないとすれば、「同じようなことをしている誰かがそこにいるのが面白い」という感覚なのでしょうか。
我が子の様子を見ている限りだと鏡に映っているのは自分自身であると理解しているっぽいのですが、そこに映っている姿を見て喜んでいるというのは興味深いものです。
まとめ
ということで歩けるようになった流れで「物を持って運ぶ・歩き回る」ということにハマっている我が子でした。
歩く練習にもなっているので基本的には良いことですけれど怪我をしないか心配な瞬間が結構あるので目が離せません。
子どもは怪我をしながら覚えるという考え方もありますが、女の子ということもあって顔とかに残る傷ができるようなことはできるだけ避けたいですよね。親が注意しておけば避けられたはずということも結構あるでしょうから。
これから外を歩きながら散歩する機会も増えると思いますので、今のうちに室内で歩く練習を続けていきたいなと思います。ではまた。