生まれて10日経ちまして少し遅めですが市役所に出生届を出してきました。
出生届は産まれてから2週間以内に出すことになっています。あまりにギリギリだと記載内容の修正などが出た場合にバタバタしますから数日は余裕持って提出することをおすすめします。
自治体によって手続きや窓口の課名は違うかもしれませんが記録兼ねて記事に残しておきます。
目次
基本的には夫や家族が提出手続きをするので事前確認をしっかりと
出生届の提出は出産から2週間以内に済ませますし、それに付随した児童手当などの手続きも同時に済ませてしまいます。
この時期は母親は自宅で子どもを見ている時期ですから、基本的に手続き作業は夫や家族が代行することになります。
各窓口も手慣れているのでそれほど心配する必要はありませんけれど、持参するものの確認などは事前にしておきましょう。窓口に直接電話で聞いておくのが確実です。
まずは市役所の市民登録課で「出生届」を
ということで市役所へ。婚姻届を出すときと同じ市民登録課の出生届窓口で出生届を提出。
出生届自体は出産した病院に書いてもらう欄があるので、大抵は出産時に病院からもらうはずです。
私の場合は出産立会したのですが、出産直後に体重などの情報をお医者さんがその場で記入して分娩室の中で渡されました(笑
子どもの名前など必要事項を記入して、窓口では出すだけです。
名前の漢字とよみがなは何度も確認をされました(間違ってはいけないものですから繰り返し確認する手順になっているようです)。
更に備考欄に名前の漢字とよみがなを職員の人が書いて、それが合っているかどうか確認の上で脇に印鑑を押すという手順までありました。これは事前にはどこにも説明がなかったので、書類に使った印鑑は忘れずに持っていきましょう。
手続きが終わると「ご出産おめでとうございます 心からお祝い申し上げます」と書かれた出生届出済証明の書類がもらえました。これが結構嬉しい。
住民票の発行は翌日からできるという説明でした。すぐに使うことはないかもしれませんが記念に発行しておきたいという方もいるかもしれませんね。
「新聞掲載」するかを窓口で聞かれるので決めておくこと
誕生後にできるだけ早く出生届を出した方が良い面もあって、それは「新聞掲載」です。
自治体にもよるかもしれませんが、私が住んでいる市では市役所窓口に出生届を出したタイミングで「地元紙2紙の誕生欄に掲載しますか?」と聞かれました。
掲載する場合は簡単な申請書をその場で書きます。掲載内容は親(父または母)の氏名と、子どもの氏名の簡単なものです。
今は昔ほど新聞をとっている家庭は多くないかもしれませんが、それでもチェックしている方は意外と多いもの。
特に地元の知り合いが多い方であれば新聞掲載することで周知が簡単にできるので、事前に夫婦で掲載するかどうかを決めておきましょう。
医療助成年金課で「児童手当」の認定・請求手続きを
出生届のあとは医療助成年金課で「児童手当」の手続き。
私が居住している自治体では本来、児童手当の担当は市役所ではなく保健所の「子どもみらい部 子ども青少年課」という課になるのですが、市役所と保健所が結構離れた場所にあることから市役所の医療助成年金課でも初回のみは手続き可能とのこと。
手続きには「印鑑」「預金口座の口座番号がわかるもの(請求者名義のもの)」「請求者の健康保険証(写し可)または年金加入証明書」「請求者と配偶者のマイナンバーが確認できる書類」が必要でした。マイナンバーは通知カードでOKです。
児童手当は「中学校修了前までの児童を養育している人に支給」されます。
うちの場合は0〜3歳未満ですから「一律15,000円」。月額です。
支払い時期は「6月(2月〜5月分)」「10月(6月〜9月分)」「2月(10月〜1月分)」の年3回。書類に記入した口座に振り込まれる形です。
尚、「所得制限超過の場合」には「一律5,000円」となります。これも月額。
ある程度の所得がある世帯には手当は少なめでも大丈夫でしょうということですね。
この所得制限がどのくらいかというのは各自治体の基準を確認する必要がありますが、ざっくり所得600万以上(年収800万円以上)になってくると制限にかかる可能性があるようです(扶養者数などの条件でも変わります)。
ちなみに夫婦共働きの場合は「所得が多い方」が基準となります。
うちの場合は嫁さんが会社員で私が個人事業主。会社員だとある程度は安定していますが、個人事業主やフリーランスだと年度によって数百万の差が出てくることも珍しくありません。
このため児童手当は年1回の所得判定があるようで、6-7月頃に前年度の所得から振込対象が夫婦のどちらになるかの通知が来るとのこと。所得が多い方が変更となる場合には改めて振込口座の申請をすることになるということですね。
窓口では夫婦の所得を職員が確認できるようなシステムになっているので、所得に関わる書類を準備していく必要はありません。ただし所得が多い方が請求者となりますから、いざ窓口で調べてみたら準備していた口座名義ではない方だったということのないように注意しておきましょう。
「乳幼児医療費受給者証」「赤ちゃん手帳」の交付
医療助成年金課では「乳幼児医療費受給者証」「赤ちゃん手帳(乳幼児一般健康診査票・予防接種券)」の交付も受けてきました。手続き的には児童手当とセットでまとめての対応という感じ。
「乳幼児医療費受給者証」は就学前までの医療費の現物給付を受けるための証書です。3歳未満は自己負担ゼロなんですよね。
「赤ちゃん手帳」は定期検診や予防接種を受ける際の診査票がまとめて綴られている冊子です。基本的には個人で病院に予約して受けることになるとのことで自治体からの通知などはないとのこと。
予防接種のスケジュールも自分で組まなければならないので、それが大変な場合には病院に相談して組んでもらうのもありとのことでした。
まとめ
今日の手続きは取り敢えずここまで。出産後に急ぎ目に済ませるのはこの程度ですね。
あとは産休・育休関連の書類が必要な方は一緒に手続きしてしまうのが楽でしょうけれど。
それにしても子どもの世話もし続けながら様々な手続きも並行して進めていくというのも大変なものです。
結構みな普通にやっているのかもしれませんが、これ働きながらだとか旦那側が家にあまりいない状態だと負担大きいですよね。
全てうまいことやっているご夫婦はよっぽど器用なのだなと感じます。ではまた。